macOS でサポートされる属性

以下の表は、macOS 環境のデスクトップ アプリケーションの [属性を取得] アクティビティでサポートされる属性を示しています。

ウィンドウ属性

属性	説明
app	Google Chrome、Safari、Calculator などのプロセス名です (String)。
title	要素に関する追加情報を示します (String)。マウスが要素上を移動したときのツールチップ テキストとして表示される場合が多いです。
tid	要素を含むウィンドウを作成したスレッドの識別子です (Int32)。
pid	プロセス識別子です (Int32)。
ロール	要素のロールです (String)。例: ボタン、リンク。
enabled	要素が有効化されているかどうかを示します (Boolean)。
focused	要素にフォーカスがあるかどうかを示します (Boolean)。
選択済み	要素が選択されているかどうかを示します (Boolean)。
展開済み	要素が展開されているかどうかを示します (Boolean)。
subsystem	セレクターの生成に使用されるサブシステム (String)。例: <wnd />
text	要素のテキスト コンテンツです (String)。
アプリ パス	プロセスのフォルダーの完全修飾パスです (String)。例: /System/Applications/Calendar.app/Contents/MacOS/Calendar
AppCmdLine	ターゲットが属するプロセスの開始に使用される引数を表す文字列です。たとえば、コマンド ラインで起動したアプリケーションに対しては、/usr/bin/java -jar /Applications/TestApps/SwingSet2_withJava8.jar という -jar /Applications/TestApps/SwingSet2_withJava8.jarが返されます。
isminimized	アプリケーションが最小化されている場合は true を返し、最小化されていない場合は false を返します (String)。
ismaximized	アプリケーションが最大化されている場合は true を返し、最大化されていない場合は false を返します (String)。
Hwnd	ネイティブ ウィンドウ ハンドルを取得します (Int32)。
位置	要素の位置です (Rectangle)。
scaleFactor	この要素に現在適用されているスケール ファクターを取得します (Double)。macOS では、スケール ファクターと DPI スケール ファクターは通常 1 に等しくなります。
displayDpiScaleFactor	この要素が配置されているディスプレイの DPI スケール ファクターを取得します (Double)。macOS では、スケール ファクターと DPI スケール ファクターは通常 1 に等しくなります。
IsJavaWindow	指定したウィンドウが Java Accessibility API を実装しているかどうかを確認します (Boolean)。
relativeVisibility	すべての親要素内における、要素の (部分的な) 可視性です (Boolean)。
表示	次の可視レベルに対応する値を指定します: 0 - 可視、1 - 非表示、2 - オフスクリーン、3 - 部分的 (NVisibilityLevel)
フォアグラウンド	プロセスまたはブラウザー タブがフォアグラウンドにあるかどうかを示します (Boolean)。
を無効化しました	要素が無効化されているかどうかを示します (Boolean)。
読み取り専用	要素が読み取り専用かどうかを示します (Boolean)。
選択済み	要素が事前に選択されているかどうかを示します (Boolean)。
items	ドロップダウン要素またはリストのすべての項目です。
selecteditem	ドロップダウン要素の選択された項目です (String)。
selecteditems	選択された項目です (要素が複数選択をサポートしている場合)。
isSapWinGuiSession	アプリケーションが SAP アプリケーションかどうかを示します (Boolean)。
SAP Client	SAP ウィンドウで利用できます。
sapLanguage	SAP ウィンドウで利用できます。
sapProgram	SAP ウィンドウで利用できます。
sapReadyState	SAP ウィンドウで利用できます。
sapScreen	SAP ウィンドウで利用できます。
sapSession	SAP ウィンドウで利用できます。
sapSysName	SAP ウィンドウで利用できます。
sapSysNumber	SAP ウィンドウで利用できます。
sapSysSessionId	SAP ウィンドウで利用できます。
sapTransaction	SAP ウィンドウで利用できます。
sapUser	SAP ウィンドウで利用できます。
sapScriptingStatus	SAP スクリプトの利用可能性のステートを表す列挙型です (UiSapScriptingStatus)。関連する値は UI_SAP_SCRIPTING_INTERNAL_ERROR = 0、UI_SAP_SCRIPTING_DISABLED_BY_ADMINISTRATOR = 2 です。 SAP ウィンドウで利用できます。

Java 属性

属性	説明
aaname	UI 要素の名前です。ボタンの「送信」や編集ボックスの「名前」など、表示されているテキストを表します (String)。
accessibleClass	要素のアクセス可能な Java クラスです (String)。
accessibleFullClass	要素のアクセス可能な完全修飾 Java クラスです (String)。
backgroundColor	要素の背景色です。「(Red, Green, Blue, Alpha)」形式で指定します (String)。
baseClassName	要素の基になる Java の基本クラスです (String)。
選択済み	要素があらかじめ選択されていることを指定する属性です (Boolean)。
cls	要素の 1 つ以上の CSS クラス名を指定します。または、ネイティブ ウィンドウ ハンドルのクラス名を指定します (String)。
編集可能	要素が編集可能かどうかを示します (Boolean)。
enabled	要素が有効化されているかどうかを示します (Boolean)。
foregroundColor	要素の前景色です。「(Red, Green, Blue, Alpha)」形式で指定します (String)。
fullClassName	要素の Java クラスの完全修飾名です (String)。
hasFocus	要素にフォーカスがあるかどうかを示します (Boolean)。
hasTableAncestor	要素に「table」ロールを持つ親要素があるかどうかを指定します (Int32)。
Hwnd	ネイティブ ウィンドウ ハンドルを取得します (Int32)。
javastate	Java のコントロールの、利用可能なすべてのステートを含むリストです (String)。例: enabled、visible、editable
位置	要素の位置です (Rectangle)。
ロール	要素のロールです (String)。例: ボタン、リンク
selecteditem	ドロップダウン要素の選択された項目です (String)。
text	要素のテキスト コンテンツです (String)。
title	要素に関する追加情報を示します (String)。マウスが要素上を移動したときのツールチップ テキストとして表示される場合が多いです。
virtualname	要素のアクセス可能な仮想名です (String)。例: コンボ ボックスの静的なテキスト ラベル
表示	要素が表示されているかどうかを示します (Boolean)。
rowCount	表の要素で利用できます。
columnCount	表の要素で利用できます。
tableRow	表の要素で利用できます。
tableCol	表の要素で利用できます。
rowName	表の要素で利用できます。
colName	表の要素で利用できます。
componentName
treeDepth
isExpanded
selecteditems	選択された項目です (要素が複数選択をサポートしている場合)。
items

SAP 属性

属性	説明
aastate	要素のステートの配列です (例: 「visible, enabled, selected」) (String)。
選択済み	利用可能な要素の種類は、GuiCheckBox、GuiRadioButton、GuiGridViewRow、GuiGridViewColumn、GuiGridViewCell、GuiGridViewAllItems、GuiTreeItem、TableCol、TableRow、TableAllItems です。
ColorIndex	利用可能な要素の種類は、GuiCheckBox、GuiLabel です。
ColorIntensified	利用可能な要素の種類は、GuiCheckBox、GuiLabel です。
ColorInverse	利用可能な要素の種類は、GuiCheckBox、GuiLabel です。
colName	利用可能な要素の種類は、GuiGridViewColumn、GuiGridViewCell です。
colTooltip	利用可能な要素の種類は、GuiGridViewCell、GuiGridView です。
columnCount	利用可能な要素の種類は、GuiTableControl、TableCell です。
focused	要素にフォーカスがあるかどうかを示します (Boolean)。
focuseditem	GuiTree で利用可能です。
hasFocus	要素にフォーカスがあるかどうかを示します (Boolean)。
id	すべての SAP コントロールで利用できます。
itemId	GuiTreeItem で利用可能です。
items
labeledby	すべての SAP コントロールで利用できます。
leafid	すべての SAP コントロールで利用できます。
最大長	利用可能な要素の種類は、GuiTextField、GuiCTextField、GuiPasswordField です。
name	すべての SAP コントロールで利用できます。
位置	要素の位置です (Rectangle)。
relpath	GuiTreeNode で利用可能です。
ロール	要素のロールです (String)。例: ボタン、リンク
rowCount	利用可能な要素の種類は、GuiTableControl、GuiGridView です。
SAP Client	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapLanguage	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapProgram	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapReadyState	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapScreen	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapSession	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapSysName	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapSysNumber	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapSysSessionId	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapTransaction	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapUser	SAP ウィンドウと SAP コントロールの両方で利用できます。
sapScriptingStatus	SAP スクリプトの利用可能性のステートを表す列挙型です (UiSapScriptingStatus)。関連する値は UI_SAP_SCRIPTING_INTERNAL_ERROR = 0、UI_SAP_SCRIPTING_DISABLED_BY_ADMINISTRATOR = 2 です。
scrollmax	GuiTableControl で利用可能です。
scrollmin	GuiTableControl で利用可能です。
scrollpagesize	GuiTableControl で利用可能です。
scrollpos	GuiTableControl で利用可能です。
selecteditem	ドロップダウン要素の選択された項目です (String)。 利用可能な要素の種類は、GuiTree、GuiComboBox、GuiTabStrip です。
selectedItems	選択された項目です (要素が複数選択をサポートしている場合)。
statusMessage	利用可能な要素の種類は、GuiStatusbar、GuiStatusPane です。
statusMessageId	利用可能な要素の種類は、GuiStatusbar、GuiStatusPane です。
statusMessageNumber	利用可能な要素の種類は、GuiStatusbar、GuiStatusPane です。
statusParameters	利用可能な要素の種類は、GuiStatusbar、GuiStatusPane です。
statusType	利用可能な要素の種類は、GuiStatusbar、GuiStatusPane です。
subsystem	セレクターの生成に使用されるサブシステムです (String)。セレクターの第 2 階層のタグ: webctrl、ctrl、uia、java、silverlight、sap
tableCol	利用可能な要素の種類は、GuiGridViewColumn、GuiGridViewCell、TableCell です。
tableRow	利用可能な要素の種類は、GuiGridViewRow、GuiGridViewCell、TableCell です。
text	指定した文字または文字列に関連付けられたすべてのフォント、スタイル、配置、およびその他の書式設定を指します (String)。 すべての SAP コントロールで利用できます。
title	要素に関する追加情報を示します (String)。マウスが要素上を移動したときのツールチップ テキストとして表示される場合が多いです。
ツールチップ	すべての SAP コントロールで利用できます。
type	すべての SAP コントロールで利用できます。
virtualname	要素のアクセス可能な仮想名です (String)。例: コンボ ボックスの静的なテキスト ラベル
表示	次の可視レベルに対応する値を指定します: 0 - 可視、1 - 非表示、2 - オフスクリーン、3 - 部分的 (NVisibilityLevel)
表示	要素が表示されているかどうかを示します (Boolean)。

AX 属性

属性	説明
ロール	要素のロールです (String)。例: ボタン、リンク
subrole	要素のサブロールで、要素に関する追加情報を提供します。例: AXCloseButton
name	要素のアクセス可能な名前です (String)。
title	要素に関する追加情報を示します (String)。マウスが要素上を移動したときのツールチップ テキストとして表示される場合が多いです。
識別子	要素の一意の識別子で、多くの場合アプリケーションによって提供されます。アプリケーションのバージョンや OS のバージョン間で必ずしも一貫性があるとは限りません。
ファイル名	Finder アプリケーションのファイル項目など、ファイルを表す要素に固有の情報を提供します。
url	ブラウザー タブの URL を指定します。Finder アプリケーションのファイル項目を表す項目にも表示されており、file:///Users/{username}/Documents/EditableNonEditable/ のようにファイルのフル パスを表します (String)。
value	要素の値を指定します。テキスト要素の場合はテキスト、チェックボックスの場合は 0 または 1 のようになります (String)。
help	要素の追加の説明テキストを提供します (String)。
enabled	要素が有効化されているかどうかを示します (Boolean)。
focused	要素にフォーカスがあるかどうかを示します (Boolean)。
選択済み	要素が選択されているかどうかを示します (Boolean)。
展開済み	要素が展開されているかどうかを示します (Boolean)。
選択済み	要素が事前に選択されているかどうかを示します (Boolean)。
items
selecteditem	ドロップダウン要素の選択された項目です (String)。
selecteditems	選択された項目です (要素が複数選択をサポートしている場合)。