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UI Automation のアクティビティ

最終更新日時 2024年12月4日

ウィンドウ要素を探して操作する

次の例では、メモ帳ファイルでフォント サイズを変更するアクションを自動化する方法を説明します。ここでは、[要素を探す][相対要素を探す][クリック][アクティベート]、または [フォーカスを設定] などのアクティビティを使用します。これらのアクティビティは、UiPath.UIAutomation.Activities パッケージに含まれています。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。
  2. デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      EditElement

      UiPath.Core.UiElement

       

      FormatElement

      UiPath.Core.UiElement

       
  3. [シーケンス] コンテナー内部に [アプリケーションを開く] アクティビティをドラッグします。

    • アクティビティ内部の [画面上でウィンドウを指定] オプションをクリックします。これで、[メモ帳] ウィンドウを選択できるようになりました。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。



  4. [アプリケーションを開く] アクティビティの下に [要素を探す] アクティビティをドラッグします。

    • アクティビティ内部で [画面上で指定] オプションをクリックします。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。


    • [プロパティ] パネルの [準備完了まで待機] ドロップダウン リストから [COMPLETE] を選択します。
    • [検出した要素] フィールドに変数 EditElement を追加します。
  5. [要素を探す] アクティビティの下に [相対要素を探す] アクティビティを配置します。

    • [プロパティ] パネルの [X のオフセット] フィールドに値 20 を追加します。
    • [位置] ドロップダウン リストから [TopRight] を選択します。
    • [要素] フィールドに変数 EditElement を追加します。
    • [相対要素] フィールドに変数 FormatElement を追加します。
  6. [相対要素を探す] アクティビティの下に [クリック] アクティビティを配置します。

    • [プロパティ] パネルの [要素] フィールドに変数 FormatElement を追加します。
    • [キー修飾子] ドロップダウン リストから[None (なし)] を選択します。
  7. 最初の [クリック] アクティビティの下に [クリック] アクティビティをもう 1 つ配置します。

    • アクティビティ内部で [画面上で指定] オプションをクリックします。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。


  8. [クリック] アクティビティの下に [アクティベート] アクティビティをドラッグします。

    • アクティビティ内部で [画面上で指定] オプションをクリックします。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。


  9. [アクティベート] アクティビティの下に [フォーカスを設定] アクティビティを配置します。

    • このアクティビティ内部で [画面上で指定] オプションをクリックし、[サイズ] メニュー オプションをクリックします。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。


  10. [フォーカスを設定] アクティビティの下に [ホットキーを押下] アクティビティをドラッグします。

    • [Key] フィールドに値 down を入力します。
    • [プロパティ] パネルで [アクティベート] オプションのチェック ボックスを選択します。このオプションにより、目的の UI 要素が最前面に表示され、テキストが書き込まれる前にアクティブになります。
    • [キー修飾子] ドロップダウン リストから[None (なし)] を選択します。
    • [特殊キー] オプションのチェック ボックスを選択します。これにより、キーボード ショートカットの特殊キーを使用することを指定します。
  11. [ホットキーを押下] アクティビティの下に [クリック] アクティビティを配置します。

    • アクティビティ内部で [画面上で指定] オプションをクリックします。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。


  12. プロセスを実行します。オートメーションが、メモ帳ファイルを開き、メニューが操作されてフォント サイズが変更されます。

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