ランタイムブラウザーを設定

UiPath.UIAutomationNext.Activities.NSetRuntimeBrowser

説明

現在アクティブなランタイムブラウザーを設定します。

この設定は、モダンアクティビティとクラシックアクティビティのどちらの場合も、実行が終了するか、同じプロジェクト内で別の [ランタイムブラウザーを設定] アクティビティが出現するまで有効です。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows | クロスプラットフォーム

Windows - レガシ、Windows での設定

デザイナーパネル

ブラウザーの種類 - 実行時に使用するブラウザーの種類を選択します。このプロパティは NBrowserType 型の変数または引数のみを受け入れます。
- None - 列挙値: NBrowserType.None。ランタイムブラウザーのプロジェクト設定 ([プロジェクト設定] > [UI Automation モダン] > [アプリケーション/ブラウザー]) は上書きされなくなりました。
- DefaultOSBrowser - 列挙値: DefaultSystemBrowser.BrowserType。ターゲットマシンで設定されている既定のブラウザーを使用します。
- Chrome - 列挙値: NBrowserType.Chrome。Google Chrome ブラウザーを使用します。
- Edge - 列挙値: NBrowserType.Edge。Microsoft Edge ブラウザーを使用します。
- Firefox - 列挙値: NBrowserType.Firefox。Mozilla Firefox ブラウザーを使用します。

プロパティパネル

共通

エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは、Boolean 値 (True、False) のみがサポートされています。既定値は False です。そのため、フィールドが空白でエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。
実行後の待機時間 - 現在のアクティビティが完了してから、次のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.3 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。
実行前の待機時間 - 前のアクティビティが完了してから、現在のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.2 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。
表示名 - デザイナーパネルに表示される、アクティビティの名前です。表示名は、ターゲットを指定すると自動的に生成されます。
タイムアウト - エラーを発生させる前にアクティビティの実行を待機する時間を秒単位で指定します。既定値は 30 秒です。

入力

ブラウザーの種類 - 実行時に使用するブラウザーの種類を選択します。このプロパティは NBrowserType 型の変数または引数のみを受け入れます。
- None - 列挙値: NBrowserType.None。ランタイムブラウザーのプロジェクト設定 ([プロジェクト設定] > [UI Automation モダン] > [アプリケーション/ブラウザー]) は上書きされなくなりました。
- 既定のシステムブラウザー - 列挙値: DefaultSystemBrowser.BrowserType。ターゲットマシンで設定されている既定のブラウザーを使用します。
- Chrome - 列挙値: NBrowserType.Chrome。Google Chrome ブラウザーを使用します。
- Edge - 列挙値: NBrowserType.Edge。Microsoft Edge ブラウザーを使用します。
- Firefox - 列挙値: NBrowserType.Firefox。Mozilla Firefox ブラウザーを使用します。

その他

プライベート - オンにすると、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。このフィールドでは、Boolean 値 (True、False) のみがサポートされています。既定値は False です。

ブラウザーの種類 - 実行時に使用するブラウザーの種類を選択します。利用できるオプションは Chrome、Edge、Safari です。既定のオプションは Chrome です。

その他のオプション

タイミング

実行前の待機時間 - 前のアクティビティが完了してから、現在のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.2 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。
実行後の待機時間 - 現在のアクティビティが完了してから、次のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.3 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。
タイムアウト - エラーを発生させる前にアクティビティの実行を待機する時間を秒単位で指定します。既定値は 30 秒です。
エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは、Boolean 値 (True、False) のみがサポートされています。既定値は False です。そのため、フィールドが空白でエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

処理の順序

実行時に使用するブラウザーの種類を設定する場合、次の順序が使用されます。

[ランタイムブラウザーを設定] アクティビティ
ランタイムブラウザーのプロジェクト設定 ([プロジェクト設定] > [UI Automation モダン] > [アプリケーション/ブラウザー])
[アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティ、または他の UI Automation アクティビティ

Orchestrator からブラウザーの種類を設定する

Orchestrator では、string、integer、boolean など、限られた数の基本データ型が組み込みでサポートされています。詳しくは、「入力および出力引数について」をご覧ください。

Orchestrator で既定でサポートされていないデータ型の場合は、その値の JSON 表現を使用する必要があります。たとえば、enums の場合、JSON 表現は enum 値の integer 値、または string 値のいずれかになります。

Orchestrator で NBrowserType 引数を設定するには、以下の手順を実行する必要があります。

Studio プロジェクトで入力引数を作成します (例: in_RuntimeBrowser)。
[ランタイムブラウザーを設定] アクティビティの [ブラウザーの種類] プロパティに、この引数の値を設定します。
プロジェクトを Orchestrator にパブリッシュします。
Orchestrator で、[オートメーション] > [プロセス] > [プロセスを追加] に移動します。
[ランタイム引数] で、in_RuntimeBrowser 引数の値を指定します。ブラウザーの種類を「"ブラウザー名"」の形式で指定する必要があります。たとえば、「"Edge"」です。引用符を含める必要があります。以下のブラウザーオプションがサポートされています。
- "None"
- "Chrome"
- "Edge"
- "Firefox"
引数の値を保存します。プロセスを作成すると、この値によって、オートメーションで使用されるブラウザーの種類が決まります。