- 概要
- UI Automation
- UI Automation を使用して自動化されるアプリケーションと技術
- プロジェクトの対応 OS
- UI-ANA-016 - [ブラウザーを開く] に使用されている URL を検出
- UI-ANA-017 - [エラー発生時に実行を継続] の値が True
- UI-ANA-018 - OCR/画像関連のアクティビティのリスト
- UI-DBP-006 - コンテナーの使用
- UI-DBP-013 - Excel の自動化方法の誤用
- UI-DBP-030 - セレクター内での変数の使用禁止
- UI-PRR-001 - クリックをシミュレート
- UI-PRR-002 - 入力をシミュレート
- UI-PRR-003 - [アプリケーションを開く] の誤用
- UI-PRR-004 - ハードコードされた待機時間
- UI-REL-001 - セレクター内の大きいインデックス値
- UI-SEC-004 - メール アドレスのデータを含むセレクター
- UI-SEC-010 - アプリ/URL の制限
- UI-USG-011 - 許可されていない属性
- UX-SEC-010 - アプリ/URL の制限
- UX-DBP-029 - セキュリティで保護されていないパスワードの使用
- UI-PST-001 - [プロジェクト設定] の監査ログ レベル
- UiPath ブラウザー移行ツール
- クリッピング領域
- Computer Vision レコーダー
- アクティベート
- アンカー ベース
- ブラウザーにアタッチ
- ウィンドウにアタッチ
- ユーザー入力をブロック
- 吹き出し
- チェック
- クリック
- 画像をクリック
- 画像クリック トリガー
- OCR で検出したテキストをクリック
- テキストをクリック
- クリック トリガー
- アプリケーションを閉じる
- タブを閉じる
- ウィンドウを閉じる
- コンテキスト対応のアンカー
- 選択されたテキストをコピー
- 要素属性変更トリガー
- 要素の存在を確認
- 要素スコープ
- 要素ステート変更トリガー
- UI ツリーをエクスポート
- 構造化データを抽出
- 子要素を探す
- 要素を探す
- 画像を探す
- 一致する画像を探す
- OCR でテキスト位置を探す
- 相対要素を探す
- テキスト位置を探す
- アクティブ ウィンドウを取得
- 親要素を取得
- 属性を取得
- イベント情報を取得
- クリップボードから取得
- フル テキストを取得
- OCR でテキストを取得
- パスワードを取得
- 位置を取得
- ソース要素を取得
- テキストを取得
- 表示中のテキストを取得
- 前に戻る
- 次に進む
- ホームに移動
- Google Cloud Vision OCR
- ウィンドウを隠す
- 強調表示
- ホットキー トリガー
- ホバー
- 画像上でホバー
- OCR で検出したテキスト上でホバー
- テキスト上でホバー
- 画像の存在を確認
- 画面上で指定
- .NET コードを挿入
- JS スクリプトを挿入
- ActiveX メソッドを呼び出し
- キー操作トリガー
- 画像を読み込み
- ウィンドウを最大化
- Microsoft Azure ComputerVision OCR
- Microsoft OCR
- Microsoft Project Oxford Online OCR
- ウィンドウを最小化
- イベントを監視
- マウス トリガー
- ウィンドウを移動
- URL に移動
- OCR でテキストの存在を確認
- 要素が出現したとき
- 要素が消滅したとき
- 画像が出現したとき
- 画像が消滅したとき
- アプリケーションを開く
- ブラウザーを開く
- ブラウザーを更新
- ユーザー イベントを再生
- ウィンドウを復元
- 画像を保存
- 項目を選択
- 複数の項目を選択
- ホットキーを押下
- クリッピング領域を設定
- フォーカスを設定
- テキストを設定
- クリップボードに設定
- Web 属性を設定
- ウィンドウを表示
- プロセスを開始
- システム トリガー
- スクリーンショットを作成
- Tesseract OCR
- テキストの存在を確認
- ツールチップ
- 文字を入力
- SecureString で文字を入力
- フォアグラウンドを使用
- 属性を待つ
- 要素の消滅を待つ
- 画像の消滅を待つ
- Computer Vision ローカル サーバー
- モバイル オートメーション
- ターミナル
ローカル アプリケーションの自動実行
以下の例では、ローカル アプリケーションを開いて実行し、その後閉じるという実行フローを自動化する方法について説明します。これは、[テキストを設定]、[SecureString で文字を入力]、[文字を入力]、[クリック]、[ウィンドウにアタッチ]、[ウィンドウを隠す]、[ウィンドウを表示]、[ウィンドウを最小化]、[ウィンドウを復元]、[ウィンドウを閉じる] などのアクティビティを示します。これらのアクティビティは、UiPath.UIAutomation.Activities パッケージに含まれています。
サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。
- Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。
- この例で説明するプロジェクトを含むアーカイブをダウンロードし、Apps フォルダーをプロジェクト フォルダーにコピーします。Apps フォルダーの UIDemo.exe ファイルをダブルクリックします。
-
デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。
-
次の変数を作成します。
変数名
変数の型
既定値
Password
文字列
Username
文字列
CashIn
文字列
"100"
UiDemoWindow
UiPath.Core.Window
-
-
[シーケンス] コンテナー内に [代入] アクティビティをドラッグします。
- [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数
Username
を追加します。 - [右辺値 (Value)] フィールドに値
"admin"
を追加します。
- [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数
-
[代入] アクティビティの下に [代入] アクティビティをドラッグします。
- [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数
Password
を追加します。 - [右辺値 (Value)] フィールドに値
"password"
を追加します。
- [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数
-
[割り当て] アクティビティの下に [アプリケーションを開く] アクティビティをドラッグします。
-
アクティビティ内部の [画面上でウィンドウを指定] オプションをクリックし、UIDemo ログイン ダイアログを選択します。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。
-
-
[アプリケーションを開く] アクティビティ内に [テキストを設定] アクティビティをドラッグします。
- [プロパティ] パネルの [テキスト] フィールドに変数 [ユーザー名] を追加します。
-
アクティビティ内部の [ウィンドウで要素を指定] オプションをクリックし、ログイン ダイアログ内の [ユーザー名] フィールドを選択します。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。
-
[値を設定] アクティビティの下に別の [条件分岐] アクティビティをドラッグします。
- [プロパティ] パネルの [テキスト] フィールドに変数 [パスワード] を追加します。
-
アクティビティ内部の [ウィンドウで要素を指定] オプションをクリックし、ログイン ダイアログ内の [ユーザー名] フィールドを選択します。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。
-
[テキストを設定] アクティビティの下に [クリック] アクティビティをドラッグします。
- [プロパティ] パネルで [クリックをシミュレート] オプションのチェック ボックスを選択します。
-
アクティビティ内部の [ウィンドウで要素を指定] オプションをクリックし、ログイン ダイアログ内の [ログイン] ボタンを選択します。。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。
- プロセスを実行して UIDemo にログインします。
-
[アプリケーションを開く] アクティビティの下に [テキストを設定] アクティビティをドラッグします。
- [プロパティ] パネルの [テキスト] フィールドに変数
CashIn
を追加します。 - アクティビティ内で、 [画面上で指定] をクリックし、UIDemo アプリ内の [Cash In] フィールドを選択します。
- [プロパティ] パネルの [テキスト] フィールドに変数
-
[ウィンドウにアタッチ] アクティビティを、[テキストを設定] アクティビティの下にドラッグします。
- [プロパティ] パネルの [アプリケーション ウィンドウ] フィールドに変数
UiDemoWindow
を追加します。 -
アクティビティ内で、 [画面上でウィンドウを指定] オプションをクリックし、UIDemo アプリを選択します。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。
- [プロパティ] パネルの [アプリケーション ウィンドウ] フィールドに変数
-
[ウィンドウにアタッチ] アクティビティ内の [Do] コンテナーを選択して次の変数を作成します。
変数名
変数の型
既定値
OnUsCheck
文字列
"50"
-
[メッセージ ボックス] アクティビティを [ウィンドウにアタッチ] アクティビティの [Do] コンテナー内にドラッグします。
式"Cash In is set to: "+CashIn
を [テキスト] フィールドに追加します。 - [ウィンドウを隠す] アクティビティを、[メッセージ ボックス] アクティビティの下にドラッグします。
-
[ウィンドウを隠す] アクティビティの下に [文字を入力] アクティビティをドラッグします。
- [プロパティ] パネルの [テキスト] フィールドに変数
OnUsCheck
を追加します。 - [入力をシミュレート] オプションのチェック ボックスを選択します。このオプションを指定することで、対象のアプリケーションの技術を使用して、バックグラウンドで入力操作がシミュレートされます。
-
アクティビティ内部の [ウィンドウで要素を指定] をクリックし、UIDemo 内の [On Us Check] フィールドを選択します。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。
- [プロパティ] パネルの [テキスト] フィールドに変数
-
[文字を入力] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。
- 式
"Window is now hidden."
を [テキスト] フィールドに追加します。
- 式
- [ウィンドウにアタッチ] アクティビティを、[メッセージ ボックス] アクティビティの下にドラッグします。
-
[ウィンドウを閉じる] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。
- 式
"The same window is shown, Cash In is still set to "+ CashIn + vbCr+"On Us Check value was typed while the window was hidden."
を [テキスト] フィールドに追加します。
- 式
- [ウィンドウを最小化] アクティビティを、[メッセージ ボックス] アクティビティの下にドラッグします。
-
[ウィンドウを最小化] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。
- 式
"Window is now minimized."
を [テキスト] フィールドに追加します。
- 式
- [ウィンドウを復元] アクティビティを、[メッセージ ボックス] アクティビティの下にドラッグします。
-
[ウィンドウを復元] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。
- 式
"Window is now restored. Robot clicks Accept and then closes the window."
を [テキスト] フィールドに追加します。
- 式
-
[メッセージ ボックス] アクティビティの下に [クリック] アクティビティをドラッグします。
- [プロパティ] パネルの [クリックをシミュレート] オプションのチェック ボックスを選択します。このオプションを指定することで、対象のアプリケーションの技術を使用して、バックグラウンドで入力操作がシミュレートされます。
-
アクティビティ内部の [ウィンドウで要素を指定] をクリックし、その後 UiDemo 内の [Accept] ボタンを選択します。以下の GIF では、実行する必要があるすべての手順を示しています。
-
[ウィンドウにアタッチ] アクティビティの下に [ウィンドウを閉じる] アクティビティをドラッグします。
- [プロパティ] パネル内のの [ウィンドウを使用] フィールドに変数
UiDemoWindow
を追加します。
- [プロパティ] パネル内のの [ウィンドウを使用] フィールドに変数
-
[ウィンドウを閉じる] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。
- 式
"Window is now closed."
を [テキスト] フィールドに追加します。
- 式
- プロセスを実行します。アプリケーションが開かれ、自動的に実行された後、閉じられます。