ベスト プラクティス

不要になったターミナル セッションを閉じる

[出力接続]/[既存の接続] プロパティを使用する場合は、必ず、ワークフロー/プロセスで不要になったターミナル セッションを閉じてください。

ターミナル セッションを開いたままにしておくと、パフォーマンスや他のターミナル セッションの実行に悪影響を及ぼす可能性があります。

以前に保存したターミナル セッションを正しく閉じるには、新しいターミナル セッションを (空の本文で) 次のプロパティでワークフローに追加します。

• 接続を閉じる: True
• 既存の接続: 保存されたセッションを格納した TerminalConnection 変数

IBM EHLLAPI プロバイダーでの [出力接続/既存の接続] プロパティの使用を避ける

IBM EHLLAPI プロバイダーと組み合わせて、[ 出力接続/既存の接続 ] プロパティの使用を避けてください。

これらのオプションは、ワークフロー間の接続を確実に永続性で実現するために使用されます。

接続は既にターミナル エミュレーターで保持されるため、永続性の 2 番目のレイヤーは不要です。 また、前述のように接続を閉じるには余分な手順を実行する必要がなくなります。

他のターミナル セッションに入れ子になったターミナル セッションの使用を避ける

別の [ターミナル セッション] アクティビティに入れ子になった [ターミナル セッション] の使用は避けてください。

これは、間接的な入れ子にも適用されます。たとえば、同じ接続を持つターミナル セッションを含むワークフローをターミナル セッションの本体から呼び出したり、同じ接続を持つターミナル セッションを含むライブラリ関数を呼び出したりする場合を含みます。

フィールドベースのアクティビティの使用を避ける

[フィールドを 取得/設定] などのフィールドベースのアクティビティの使用を避けます。 画面がフィールドにどのように分割されるかが明確であるとは限らないため、混乱を招く可能性があります。

また、プロバイダーが違えば使用する API も異なるため、同じ画面であってもプロバイダーによって分割方法が異なる可能性があります。

人間の操作を模倣したメソッドを使用したほうが安全です。たとえば、データを画面に送信する場合は、[カーソルを移動] または [コントロール キーを送信] = Tab アクティビティの後に [キーを送信] アクティビティを組み合わせて使用します。

画面からデータを取得するには、[画面領域を取得] または [指定位置でテキストを取得] アクティビティを使用します。

[画面のテキストを待機] アクティビティを使用する

[画面のテキストを待機] アクティビティを使用して、正しい画面を読み込んでから、画面に対する操作を行うようにします。

[画面領域を取得] アクティビティを使用する

DataTable 形式の画面から表形式のデータを抽出する場合は、表を含む画面の部分に対して [画面領域を取得] アクティビティを使用します。

このアクティビティの出力を UiPath.System.Activities パッケージの [データ テーブルを生成] アクティビティの入力として使用します。