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ライセンス
Orchestrator は通常、ホスト ライセンスまたは組織レベルのライセンスを介してシステム管理者によってライセンスされます。
ただし、Orchestrator の特定の機能では、Orchestrator の管理者またはユーザーが他の種類のライセンスを理解および操作して、さまざまな機能を使用できるようにする必要があります。これらはサービス ライセンスと呼ばれ、特に注目すべきはランタイムです。
このページでは、Orchestrator 管理者および Orchestrator を使用するユーザーを対象としたライセンスに関する情報についてのみ説明します。
ライセンスのさまざまな種類の詳細については、以下をご覧ください。
このページで説明するライセンス関連のさまざまな操作の実行をユーザーに許可するには、複数の権限を利用できます。
- ライセンス - 編集またはライセンス - 作成 - ライセンスをアクティベーションまたは更新できます。
- ライセンス - 表示 - [ライセンス] ページの [詳細を確認] ボタンが有効化され、対応するページで、ライセンス済みのロボットの詳細情報を参照できます。ロボット - 表示権限も持っている場合は、これらのページで [ロボットを表示] ボタンも使用できます。
- ライセンス - 削除 - ライセンスを削除できます。
通常、ライセンス プロセスは、Orchestrator ライセンスをアクティベーションすることから始まります。ホスト レベルでライセンスを管理する場合、Orchestrator ライセンスをアクティベーションしてテナントに割り当てます。
Studio にライセンスを付与する方法は次の 2 つです。
- Orchestrator からライセンスを直接アクティベーションできます。これは推奨される方法です。
- まずライセンスをローカルでアクティベーションしてから、ロボットを介して Studio を Orchestrator に接続できます。Orchestrator がライセンスのプールから Studio にライセンスを割り当てないよう、ロボットを作成するときに [スタンドアロン ライセンス] チェック ボックスを選択するようにしてください。
Orchestrator からライセンスの使用状況を監視する方法はいくつかあります。
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ライセンスの使用効率を最大限に高める余地があるかどうかを評価したい場合は、[テナント] > [監視] ページで [セクション] リストから [ライセンス] を選択して、ライセンス履歴データを監視できます。
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[ライセンス] ページには、すべてのオンライン マシンで利用できるランタイムの総数が表示されます。Robot サービスが開始するとすぐに、マシンはライセンスを消費します。
ライセンスを即座に解放するには、該当する [ライセンス] ページでマシンを無効化します。無効化されたマシンでは Studio や Robot を使用できないため、注意が必要です。
無効化されたマシンは、[ロボット] ページで、取り消し線付きで表示されます。
通常、ライセンス管理は管理インターフェイスから行いますが、Orchestrator では特定の種類のライセンス、つまりロボット用のサービス ライセンスであるランタイムを使用します。
ランタイムとは、無人オートメーションを実行するために必要なライセンスです。ランタイムは、Orchestrator でマシン オブジェクトを作成するときに割り当てます。ランタイムを割り当てる場合、留意すべき点が 2 つあります。
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ランタイムの数: マシン オブジェクト (標準マシンまたはマシン テンプレート) にカスタムの数のランタイムを割り当てることができます。これにより、マシンで同時に実行できるプロセスの数が決まります。
必要なランタイムの数は、このマシンで同時に実行を許可するジョブの数から求められます。マシン上のロボットの数の影響は受けません。
10 個の Production (Unattended) ランタイムが割り当てられたマシン テンプレートがあるとします。このテンプレートのマシン キーを使用して接続された各ワークステーションに、10 個の Production (Unattended) ランタイムが、テナント レベルで利用可能なライセンスから確保され、10 個のジョブを同時に実行できるようになります。これらの確保されたランタイムから、1 つのランタイムがジョブの実行中にのみ使用されます。このテンプレートを使用して 4 台のマシンを Orchestrator に接続した場合、テナント レベルでは 40 のランタイムを確保する必要があります。たとえば、25 個のジョブが実行中の場合、確保された 40 個のランタイムのうち 25 個が使用され、15 個のランタイムは確保されていますが未使用のまま残っています。
- ランタイムの種類: マシン オブジェクトに割り当てられたランタイムの種類によって、そのマシンで実行できるプロセスの種類が決まります。
クラシック フォルダーの場合、同じマシン上に複数のロボット エンティティを持つことができるため、ロボットを増やしても実行能力が増えるわけではないことを理解することが重要です。実行能力を増やすには、ランタイムを増やす必要があります。
たとえば、5 台のロボットが定義されているマシンにランタイムを 3 割り当てた場合、消費されるライセンス数は 3 です。そのマシンで 5 つのジョブを実行する場合、またはすべてのロボットをスケジュールする場合は、以下の事象が発生します。
- 3 つのジョブが最初の 3 台のライセンス済みロボットで実行されます。
- 残り 2 台のライセンスされていないロボットが保留中ステートになります。
- 最初の 3 台のロボットがそれぞれのライセンスを解放します。
- 残りの 2 台のロボットがライセンスされ、割り当てられたジョブを実行し、1 つのライセンスが確保されているものの未使用のまま残ります。
マシン上に Unattended または NonProduction ロボットが 1 台のみ定義されており、そのマシンにランタイムを 30 割り当てた場合は、そのマシンがオンラインになると 30 ライセンスが消費されます。
Windows 7 マシンで、10 件のユーザー (ロボット) を定義している場合は、一度に 1 つのプロセスのみが実行でき、ランタイム数はデフォルト値の 1 のままにする必要があります。複数のランタイムを Windows ワークステーションに割り当てて、複数のジョブを同時に実行しようとすると、例外がスローされます。
UiPath Robot サービスが特定のマシンで実行されている場合、そのマシンはライセンス済みとして表示されます。利用できるライセンスがない場合は、そのマシンはライセンスされません。
[Unattended] または [NonProduction] ページには、ロボットが Unattended として定義されているすべてのマシンが表示されます。また、割り当てられたランタイムの数、定義されたロボット数と実行中のロボット数、およびマシンのライセンス ステータスも表示されます。さらに、マシンに割り当てられたランタイムの数を編集したり、そのマシンで定義されているロボットのリストを表示したりすることもできます。
既定では、ライセンスの有効期限日の 180 日、90 日、30 日、14 日、7 日、および 1 日前に通知を受信します。これらの値は、アプリの設定の SystemJobs.LicenseExpirationAlert.DaysBefore を使用して設定できます。
ホスト レベルでは、複数のテナントにわたって 1 つのライセンスを配布している場合、このメール アラートが送信されるのはシステム管理者のみです。テナント レベルでは、ライセンス - 表示権限を持つすべてのアクティブ ユーザーに通知が送られます。メールはユーザーごとにローカライズされています。