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Orchestrator ユーザー ガイド
Automation Suite ロボットで無人オートメーションを実行する
特定のアカウントで無人オートメーションを実行するには、まずそのアカウントで無人オートメーションを有効化する必要があります。
ロボット アカウントを使用している場合は既定で無人オートメーションの機能が付属しているため、この手順をスキップできます。
実行を有効化するには、Automation Suite ロボットのマシン テンプレートを作成する必要があります。このテンプレートは、Orchestrator テナントに Automation Suite ロボットの機能を追加するために使用されます。
[マシン] ページの上部に成功を示すメッセージが表示され、新しいテンプレートがリストに表示されます。
無人オートメーションを実行するには、アカウントと Automation Suite ロボットのマシン テンプレートの両方が、実行対象のプロセスに対するアクセス権を持つ必要があります。そのためには、手順 1 と 2 で設定したアカウントとマシン オブジェクトを、プロセスを含むフォルダーに追加する必要があります。
Orchestrator では、[ジョブ] ページから無人ジョブを手動で開始したり、トリガーを使用して計画された方法で自動的にトリガーしたりできます。
コマンドが送信された旨を示すメッセージが表示され、ジョブがリストに表示されます。
保存に成功した旨を示すメッセージが表示され、トリガーがリストに表示されます。設定に従ってジョブが開始されます。すべてのジョブとそのステータスは、[ジョブ] ページに一覧表示されます。
サーバーレス ロボットを使用してプロセスを実行するには、次の要件を満たす必要があります。
- プロセスを実行する必要があるテナントで利用可能な、必要な数の Production (Unattended) または Testing ランタイム
- 必要な数の実行をサポートする、適切なハードウェア
ジョブの実行には、Production (Unattended) ランタイムまたは Testing ランタイムを選択できます。次の表で、各オプションについて説明します。
ライセンスの種類 |
ランタイムの動作 |
---|---|
Production (Unattended) |
このランタイムを運用環境で使用すると、無人プロセスを実行できます。 |
テスト |
このランタイムを使用すると、テスト セット、テスト ケース、および無人プロセスを実行できます。 |
各プロセスには特定のニーズがあるため、プロセスの設定ページでマシン サイズを設定することができます。
クロスプラットフォーム プロセスの場合は、プロセスを作成または編集する際に [その他の設定] タブに Automation Suite ロボットのドロップダウン リストが表示されます。このリストから、各プロセスに使用するマシン サイズを選択します。
クロスプラットフォーム プロセスはサーバーレス ロボットを使用して実行できるプロセスであるため、すべてのクロスプラットフォーム プロセスで上記のオプションを利用できます。ただし、プロセスがサーバーレス ロボットで実行されない限りこのオプションは効力を持ちません。
すべてのクロスプラットフォーム プロセスでは、[Automation Suite ロボット] のオプションが既定で [自動] に設定されています。この設定では、サーバーレス ロボットを使用してプロセスを実行するのに適したマシン サイズが選択されます。
サイズの自動選択にあたっては、以下の表に記載された基準が順番に評価されます。ある基準が満たされた時点で、その基準に対応するマシン サイズが選択され、残りの基準は評価されません。
順序 |
基準 |
マシン サイズ |
---|---|---|
1 |
リモート デバッグのジョブである |
中 |
2 |
プロセスが UI Automation に依存している OR プロセスが UiPath Document Understanding アクティビティに依存している |
標準 |
3 |
その他の無人プロセス |
小 |