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Orchestrator ユーザー ガイド
トリガーを管理する
linkタイム トリガーを作成する
link- フォルダーで [オートメーション] > [トリガー] に移動し、[トリガー] ページの [新しいトリガーを追加] をクリックします。[トリガーを作成] ページが表示されます。
- トリガーの種類として [時間] を選択します。
- 簡単に識別できるように、[名前] フィールドにトリガーの名前を追加します。
- [プロセス名] ドロップダウン メニューから、タイム トリガーを設定するプロセスを選択します。
- [ジョブの優先度] ドロップダウン メニューから、ジョブの優先度を選択します。既定値は [継承] で、ジョブの優先度は選択されたプロセスに定義された優先度と同じになります。
- [ランタイムの種類] ドロップダウン メニューから、トリガーによって起動されるジョブの実行に使用するランタイムを選択します。
- [実行ターゲット] タブで、ジョブの割り当てメカニズムと実行ターゲットを選択します。
説明
動的に割り当て
動的に割り当て
アカウントとマシンが明示的に選択されていない動的割り当てでは、最初に利用可能になったアカウントとマシンで、フォアグラウンド プロセスを複数回実行できます。バックグラウンド プロセスは、ビジーであるかどうかにかかわらず、任意のアカウントによって実行されます (十分な数のランタイムがある場合)。
[動的に割り当て] オプションを使用すれば、1 つのジョブでプロセスを最高 10,000 回実行できます。
アカウント
プロセスは、特定のアカウントにより実行されます。アカウントのみを指定すると、Orchestrator によりマシンが動的に割り当てられます。アカウントとマシン テンプレートの両方を指定すると、ジョブはそのアカウントとマシンのペアで開始されます。
マシン
プロセスは、選択したマシン テンプレートに接続されたホスト マシンのいずれかで実行されます。マシン テンプレートのみを指定すると、Orchestrator によりアカウントが動的に割り当てられます。アカウントとマシン テンプレートの両方を指定すると、ジョブはそのアカウントとマシンのペアで開始されます。
注: ジョブの実行に必要なランタイム ライセンスが、関連するマシン テンプレートに割り当てられていることを確認してください。ホスト名
マシン テンプレートを選択すると、[ホスト名] オプションが表示され、プロセスを実行する任意のワークステーション/ロボット セッションを選択できます。
アクティブなフォルダーで利用可能なすべてのセッション (未接続、切断、または接続済み) が表示されます。
注: マッピングの設定に使用できるのは Unattended ランタイムのみです。ジョブの実行に必要なランタイム ライセンスが、関連するマシン テンプレートに割り当てられていることを確認してください。有効なアカウントとマシンのマッピングを選択
プロセスは、特定のアカウントとマシンのペアで実行できます。アカウントとマシンのマッピングの詳細については、こちらをご覧ください。
注:-
アクティブでない (応答なしまたは切断ステータス) ホスト名を選択すると警告が表示されます。
-
トリガーに使用されるマッピングの一部であるアカウントを削除したり、トリガーが存在するフォルダーへの割り当てを解除したりすることはできません。アカウントがトリガーで実行ターゲットとして設定されておらず、削除できるようになっていることを確認します。
注: アクティブでない ([応答なし] または [切断] ステータス) ホスト名を選択すると警告が表示されます。非アクティブなセッションによって実行されるようにスケジュールされたジョブは、Orchestrator への接続が確立されるまで、保留中ステートのままになります。-
非アクティブなホスト名の選択に同意するには、[確認] をクリックします。
-
前に戻って別のホスト名を選択するには、[キャンセル] をクリックします。
-
たとえば、アカウント A1 をマシン テンプレート MT1 にマッピングしてトリガー T1 を設定したとします。この設定では、10 個のジョブが実行待ちのキューに登録されます。
その後、同じトリガー T1 を、アカウント A1 をマシン テンプレート MT1 にマッピングして、ただし今回はホスト名 H1 も選択して設定するとします。この場合、同じ 10 個のジョブが再びキューに登録されます。Orchestrator はこの設定を新規として解釈するためです。
-
- プロセスに入力引数がある場合、[引数] タブで、その引数の値を設定します。入力および出力引数の詳細については、こちらをご覧ください。
- [タイムゾーン] ドロップダウン メニューから、トリガーをオフに設定するための基準となるタイムゾーンを選択します。注:
- トリガーのタイムゾーンはテナントのタイムゾーンには依存しません。タイム トリガーの実行に別のタイム ゾーンを設定できます。
- 夏時間 (DST) を使用する地域は、協定世界時 (UTC) との時差に基づいてリストに表示されます。DST の期間中でも UTC 時差の値は増加しません。たとえば、DST の期間でもロンドンのタイムゾーンは UTC+00:00 と表示されます。
- DST を考慮するためにタイムゾーンを調整する必要はありません。Orchestrator のスケジュール メカニズムがジョブの起動時に自動的に DST を考慮するからです。12:00 に実行がスケジュールされているジョブは、冬時間、夏時間のいずれでも 12:00 に実行されます。
- トリガーの実行頻度を選択します (分、時間、日、週、月、カスタム)。このセクションの右側で、選択したオプション (頻度、正確な時間、または cron 式) に応じて詳細を設定します。Orchestrator はオープンソース ライブラリを使用して cron の記述を解析して表示します (詳細についてはこちらを参照)。注:
cron 式は非稼働日と組み合わせて使用できます。つまり、トリガーが cron 式を使用して、除外日に当たる日に実行されるよう設定されている場合、その日はスキップされて、トリガーが次に利用可能な日に再スケジュールされます。
-
トリガーを実行する頻度を分単位で選択します。
重要:
cron 式で使われている cron 標準では、1 時間を 60 分とする時間システムが使用されています。つまり、[繰り返し間隔] フィールドで設定した正確な間隔でトリガーを実行できるのは、その間隔の値が 60 の約数である場合だけです。それ以外の場合、繰り返しはそのフィールドで指定された分数に完全には従わなくなるため、実行に不一致が生じます。これを避けるには、トリガーの設定を調整するか、イベント トリガーを使用することをお勧めします。
例: トリガーを 21 分間隔で実行するように設定し、ジョブを 9:00 に開始するとします。この場合、次のような実行スケジュールが作成されます。- 最初のジョブは 9:00 に開始されます。
- 2 番目のジョブは 9:21 に開始されます。
- 3 番目のジョブは 9:42 に開始されます。
- 4 番目のジョブは 10:00 に開始されます。
4 番目のジョブが 21 分後ではなく 18 分後に開始される理由は、cron コンポーネントは、すべての 21 番目の項目を 1 から 59 の範囲の分から一致させるためです。この例では、00、21、42 がその項目です。
- 特定の非稼働日にトリガーの起動を停止する場合は、[非稼働日制限] ドロップダウン メニューから非稼働日カレンダーを選択します。非稼働日について詳しくは、こちらをご覧ください。
- [ジョブの実行を終了するスケジュールを設定] トグルをオンにして、ジョブの終了方法を選択します。注:
- ジョブがキューに入っている時間も、ここで設定された経過時間に含まれることになります。たとえば、ジョブを午後 1 時に実行されるようにスケジュールし、20 分後に停止するように設定した場合、そのジョブは、たとえ午後 1 時 15 分までキューにあり、その後開始されたとしても、午後 1 時 20 分には停止されます。
- トリガーの [ジョブの実行を終了するスケジュールを設定] オプションは、手動で開始されたジョブのために保持されます。
たとえば、トリガー T1 を作成し、以下のジョブ終了スケジュールをアクティブ化したとします。
- ジョブの実行を終了するスケジュールを設定: 10 分後にジョブを停止
-
ジョブが停止しない場合に自動的に強制終了するスケジュールを設定: 2 分後にジョブを強制終了
[オートメーション] > [トリガー] ページで、トリガー T1 に対して [ジョブを今すぐ開始] をクリックすると、[ジョブの開始] ページが開き、既に適用されているジョブ終了スケジュールが表示されます (トリガーの作成時に設定したものと同じ)。
例: 保留中または実行中のジョブを 2 時間後に停止するようスケジュールし、さらに 3 時間後に同じジョブを強制終了するよう設定した場合、ジョブは 5 時間後に強制終了されます。これは、最初に、ジョブが実際に 2 時間後に停止されたことを示すシグナルが Orchestrator に送信されるために発生します。シグナルを受信すると、ジョブの強制終了アクションが 3 時間後にトリガーされ、合計で 5 時間かかります。
- ドロップダウンから [停止] を選択 - ジョブが「保留中」または「実行中」ステートになってから指定した期間が経過した後に、実行の終了を試行します (期間を最短 1 分、最長 10 日、1 日は 23 時間 59 分として設定)。
例: 10 分以上「保留中」または「実行中」ステートが続いているジョブに対して停止が試行されます。
-
ドロップダウンから [強制終了] を選択 - ジョブが「保留中」または「実行中」ステートになってから指定した期間が経過した後に、実行の強制終了を試行します (期間を最短 1 分、最長 10 日、1 日は 23 時間 59 分として設定)。
例: 10 分以上「保留中」または「実行中」ステートが続いているジョブに対して強制終了が試行されます。
-
ドロップダウンから [停止] を選択し、[ジョブが停止しない場合に強制終了] オプションを有効化 - ジョブが「保留中」ステートになってから、指定した期間が経過した後、実行の終了を試行します。その後、ジョブが「停止中」または「実行中」ステートになってから指定した期間が経過した後に、実行の強制終了を試行します (期間を最短 1 分、最長 10 日、1 日は 23 時間 59 分として設定)。
例: 10 分以上「保留中」または「実行中」ステートが続いているジョブに対して停止が試行されます。それでもジョブが終了しない場合、20 分以上「停止中」ステートが続いているジョブに対して強制終了が試行されます。
- [トリガーを自動的に無効化するスケジュールを設定] トグルをオンにして、トリガーを無効化する日時を入力します。タイム トリガーは、選択したタイム ゾーンで指定された日時に無効化されます。
- [ジョブが保留中または再開ステータスのままになっている場合にアラートを生成] トグルをオンにして、ジョブが保留中または再開のステータスに留まることを許容できる期間を設定します。設定可能な最小期間は 1 分です。設定可能な最大期間は 11 日です。ジョブが設定された期間を超えた場合、重要度が「Error」のアラートがポップアップで表示され、以下のテキストによって通知されます。「#プロセス {process_number} の N 個のジョブが、X 時間 Y 分を超えて保留中または再開ステータスのままです。」各項目の説明:
N
- アラートをトリガーしたジョブの数です。{process_number}
- プロセス識別子です。-
X
- ジョブが保留中または再開ステータスの間に設定値を超えた時間数です。日は時間に変換されます。 -
Y
- ジョブが保留中または再開ステータスの間に設定値を超えた分数です。
- [開始済みのジョブが完了していない場合にアラートを生成] トグルをオンにして、ジョブが完了するまでの許容できる期間を設定します。設定可能な期間は、最小で 1 分、最大で 11 日です。ジョブが設定された期間を超えた場合、重要度が「Error」のアラートがポップアップで表示され、以下のテキストによって通知されます。
「#プロセス {process_number} のジョブが、X 時間 Y 分を超えて実行されています。」各項目の説明:
{process_number}
- プロセス識別子です。X
- ジョブが完了試行中に設定値を超えた時間数です。日は時間に変換されます。Y
- ジョブが完了試行中に設定値を超えた分数です。
- ジョブの開始用に設定されたアカウントとマシンのコンテキストを維持するには、[ジョブの再開時にアカウントとマシンの割り当てを維持する] チェックボックスをオンにします。これにより、ライセンスとリソースの使用状況が最適化されます。
キュー トリガーを作成する
link- フォルダーで [オートメーション] > [トリガー] に移動し、[トリガー] ページの [新しいトリガーを追加] をクリックします。[トリガーを作成] ページが表示されます。
- トリガーの種類として [キュー] を選択します。
- 簡単に識別できるように、[名前] フィールドにトリガーの名前を追加します。
- [プロセス名] ドロップダウン メニューから、タイム トリガーを設定するプロセスを選択します。
- [ジョブの優先度] ドロップダウン メニューから、ジョブの優先度を選択します。既定値は [継承] で、ジョブの優先度は選択されたプロセスに定義された優先度と同じになります。
- [ランタイムの種類] ドロップダウン メニューから、ランタイム ライセンスの種類を選択します。
- [実行ターゲット] タブで、ジョブの割り当てメカニズムと実行ターゲットを選択します。
説明
アカウント
プロセスは、特定のアカウントにより実行されます。アカウントのみを指定すると、Orchestrator によりマシンが動的に割り当てられます。アカウントとマシン テンプレートの両方を指定すると、ジョブはそのアカウントとマシンのペアで開始されます。
マシン
プロセスは、選択したマシン テンプレートに接続されたホスト マシンのいずれかで実行されます。マシン テンプレートのみを指定すると、Orchestrator によりアカウントが動的に割り当てられます。アカウントとマシン テンプレートの両方を指定すると、ジョブはそのアカウントとマシンのペアで開始されます。
注: ジョブの実行に必要なランタイム ライセンスが、関連するマシン テンプレートに割り当てられていることを確認してください。ホスト名
マシン テンプレートを選択すると、[ホスト名] オプションが表示され、プロセスを実行する任意のワークステーション/ロボット セッションを選択できます。
アクティブなフォルダーで利用可能なすべてのセッション (未接続、切断、または接続済み) が表示されます。
注: マッピングの設定に使用できるのは Unattended ランタイムのみです。ジョブの実行に必要なランタイム ライセンスが、関連するマシン テンプレートに割り当てられていることを確認してください。注: アクティブでない ([応答なし] または [切断] ステータス) ホスト名を選択すると警告が表示されます。非アクティブなセッションによって実行されるようにスケジュールされたジョブは、Orchestrator への接続が確立されるまで、保留中ステートのままになります。-
非アクティブなホスト名の選択に同意するには、[確認] をクリックします。
-
前に戻って別のホスト名を選択するには、[キャンセル] をクリックします。
同じトリガーを同じアカウントとマシンのマッピングで、ただしホスト名を追加で選択して設定すると、実行するジョブの数が 2 倍になります。-
たとえば、アカウント A1 をマシン テンプレート MT1 にマッピングしてトリガー T1 を設定したとします。この設定では、10 個のジョブがキューに登録されます。
その後、同じトリガー T1 を、アカウント A1 をマシン テンプレート MT1 にマッピングして、ただし今回はホスト名 H1 も選択して設定するとします。この場合、同じ 10 個のジョブが再びキューに登録されます。Orchestrator はこの設定を新規として解釈するためです。
-
- プロセスに入力引数がある場合、[引数] タブで、その引数の値を設定します。入力および出力引数の詳細については、こちらをご覧ください。
- [最初のジョブをトリガーする、アイテムの最小数です。]、[同時に許可されている保留中および実行中のジョブの最大数です。]、[指定した数のアイテムが追加されるたびにジョブをトリガー] の各フィールドに値を入力します。
説明
最初のジョブをトリガーするアイテムの最小数
アイテム処理ジョブは、ターゲット キューに少なくともこの数の新しいアイテムが追加された後にのみ開始されます。 延期済みのキュー アイテムはカウントされません。
同時に許可される保留中および実行中のジョブの最大数
一緒にカウントされる、許可された保留中および実行中のジョブの最大数。 同時に 2 つ以上のジョブを許容する場合は、次に示す 3 番目のオプションを定義する必要があります。
指定した数のアイテムが追加されるたびにジョブをトリガー
新しいジョブをトリガーする新しいキュー アイテムの数 ([最初のジョブをトリガーするアイテムの最小数] オプションで設定された数に追加)。
- [タイムゾーン] ドロップダウン メニューから、キュー トリガーを無効化する基準となるタイムゾーンを選択します (手順 13 をご覧ください)。
- 特定の非稼働日にトリガーの起動を停止する場合は、[非稼働日制限] ドロップダウン メニューから非稼働日カレンダーを選択します。非稼働日について詳しくは、こちらをご覧ください。
- [ジョブの実行を終了するスケジュールを設定] トグルをオンにして、ジョブの終了方法を選択します。注:
- ジョブがキューに入っている時間も、ここで設定された経過時間に含まれることになります。たとえば、ジョブを午後 1 時に実行されるようにスケジュールし、20 分後に停止するように設定した場合、そのジョブは、たとえ午後 1 時 15 分までキューにあり、その後開始されたとしても、午後 1 時 20 分には停止されます。
- トリガーの [ジョブの実行を終了するスケジュールを設定] オプションは、手動で開始されたジョブのために保持されます。
たとえば、トリガー T1 を作成し、以下のジョブ終了スケジュールをアクティブ化したとします。
- ジョブの実行を終了するスケジュールを設定: 10 分後にジョブを停止
-
ジョブが停止しない場合に自動的に強制終了するスケジュールを設定: 2 分後にジョブを強制終了
[オートメーション] > [トリガー] ページで、トリガー T1 に対して [ジョブを今すぐ開始] をクリックすると、[ジョブの開始] ページが開き、既に適用されているジョブ終了スケジュールが表示されます (トリガーの作成時に設定したものと同じ)。
例: 保留中または実行中のジョブを 2 時間後に停止するようスケジュールし、さらに 3 時間後に同じジョブを強制終了するよう設定した場合、ジョブは 5 時間後に強制終了されます。これは、最初に、ジョブが実際に 2 時間後に停止されたことを示すシグナルが Orchestrator に送信されるために発生します。シグナルを受信すると、ジョブの強制終了アクションが 3 時間後にトリガーされ、合計で 5 時間かかります。
- ドロップダウンから [停止] を選択 - ジョブが「保留中」または「実行中」ステートになってから指定した期間が経過した後に、実行の終了を試行します (期間を最短 1 分、最長 10 日、1 日は 23 時間 59 分として設定)。
例: 10 分以上「保留中」または「実行中」ステートが続いているジョブに対して停止が試行されます。
-
ドロップダウンから [強制終了] を選択 - ジョブが「保留中」または「実行中」ステートになってから指定した期間が経過した後に、実行の強制終了を試行します (期間を最短 1 分、最長 10 日、1 日は 23 時間 59 分として設定)。
例: 10 分以上「保留中」または「実行中」ステートが続いているジョブに対して強制終了が試行されます。
-
ドロップダウンから [停止] を選択し、[ジョブが停止しない場合に強制終了] オプションを有効化 - ジョブが「保留中」ステートになってから、指定した期間が経過した後、実行の終了を試行します。その後、ジョブが「停止中」または「実行中」ステートになってから指定した期間が経過した後に、実行の強制終了を試行します (期間を最短 1 分、最長 10 日、1 日は 23 時間 59 分として設定)。
例: 10 分以上「保留中」または「実行中」ステートが続いているジョブに対して停止が試行されます。それでもジョブが終了しない場合、20 分以上「停止中」ステートが続いているジョブに対して強制終了が試行されます。
- [トリガーを自動的に無効化するスケジュールを設定] トグルを有効化して、トリガーを無効化する日時を入力します。タイム トリガーは、選択したタイム ゾーンで指定された日時に無効化されます。
- [ジョブが保留中または再開ステータスのままになっている場合にアラートを生成] トグルをオンにして、ジョブが保留中または再開のステータスに留まることを許容できる期間を設定します。設定可能な最小期間は 1 分です。設定可能な最大期間は 11 日です。ジョブが設定された期間を超えた場合、重要度が「Error」のアラートがポップアップで表示され、以下のテキストによって通知されます。「#プロセス {process_number} の N 個のジョブが、X 時間 Y 分を超えて保留中または再開ステータスのままです。」各項目の説明:
N
- アラートをトリガーしたジョブの数です。{process_number}
- プロセス識別子です。-
X
- ジョブが保留中または再開ステータスの間に設定値を超えた時間数です。日は時間に変換されます。 -
Y
- ジョブが保留中または再開ステータスの間に設定値を超えた分数です。
- [開始済みのジョブが完了していない場合にアラートを生成] トグルをオンにして、ジョブが完了するまでの許容できる期間を設定します。設定可能な期間は、最小で 1 分、最大で 11 日です。ジョブが設定された期間を超えた場合、重要度が「Error」のアラートがポップアップで表示され、以下のテキストによって通知されます。
「#プロセス {process_number} のジョブが、X 時間 Y 分を超えて実行されています。」各項目の説明:
{process_number}
- プロセス識別子です。-
X
- ジョブが完了試行中に設定値を超えた時間数です。日は時間に変換されます。 -
Y
- ジョブが完了試行中に設定値を超えた分数です。
- ジョブの開始用に設定されたアカウントとマシンのコンテキストを維持するには、[ジョブの再開時にアカウントとマシンの割り当てを維持する] チェックボックスをオンにします。これにより、ライセンスとリソースの使用状況が最適化されます。
トリガーを編集する
link該当する [編集] ボタンをクリックして、必要に応じて変更を行い、[トリガーを編集] ウィンドウで [更新] をクリックします。
トリガーを無効化する
linkトリガーを無効化するには、対応する [その他のアクション] ボタンをクリックしてから、[無効化] をクリックします。無効化されたタイム トリガーの前には アイコンが表示されます。無効化されたキュー トリガーの前には
アイコンが表示されます。
または、それを選択して [無効化] をクリックします。
将来の特定の日時に、トリガーを自動的に無効化することもできます。これを行うには、次の手順に従います。
- 該当する [編集] ボタンをクリックします。
- [トリガーを自動的に無効化するスケジュールを設定] オプションを有効化します。
- 希望の日付と時刻を入力します。トリガーのタイム ゾーンは、トリガーが無効化されるときに影響します。
- [更新] をクリックすると、変更が反映されます。既定では、過去 1 日間正常に起動できていないトリガーが起動に 10 回失敗すると、そのトリガーは自動的に無効化されます。この値は、Triggers.DisableWhenFailedCount パラメーターを使用してカスタマイズできます。
トリガーを有効化する
linkトリガーを有効化するには、対応する [その他のアクション] ボタンをクリックし、[有効化] をクリックします。有効化されたタイム トリガーは、その前に アイコンでマークされます。有効化されたキュー トリガーは、その前に
でマークされます。
または、該当するスケジュールを選択して [有効化] をクリックします。
トリガーを削除する
linkトリガーを削除するには、該当する [その他のアクション] ボタンをクリックし、次に [削除] をクリックします。
または、該当するスケジュールを選択して [削除] をクリックします。
トリガーにより開始されたジョブを表示する
link指定のスケジュールにより開始したジョブを表示するには、[その他のアクション] ボタンをクリック後、[ジョブを表示] をクリックします。[ジョブ] ウィンドウが表示され、選択されたトリガーにより過去に実行されたすべてのジョブ (該当する場合) が表示されます。
非稼働日を管理する
link新しいカレンダーを作成する
- [設定] ページで [非稼働日] タブを開きます。以前に定義されたすべてのカレンダーのリストがアルファベット順に表示されます。
BankHoliday カレンダーが存在する場合、ここに表示されます。非稼働日を定義した Orchestrator を 19.10 にアップグレードすると、このカレンダーが作成されます。
- [追加] をクリックして新しいカレンダーを作成し、強調表示されている空白のフィールドに、そのカレンダーの名前を入力します。名前は一意とする必要があり、最大 150 文字の英数字を入力できます。名前のないカレンダーや空白文字のみの名前のカレンダーは作成できません。
- [保存] をクリックするか、キーボードの Enter キーを押して、新しいカレンダーを保存します。カレンダーが保存されて、カレンダー リストに表示されます。
- 選択したカレンダーに、手動入力、.csv ファイルのアップロード、またはこれらの組み合わせで非稼働日を定義します。
- [トリガー] ページで、新しいトリガーの作成時または既存のトリガーの編集時に、[非稼働日の制限] ドロップダウンから希望のカレンダーを選択します。注: 非稼働日を使用する場合、トリガーのタイム ゾーンはテナントのタイム ゾーン ([テナント] > [設定] > [全般] タブ) と同じである必要があります。カレンダーの制限は別々のタイムゾーンで適用できないためです。タイム ゾーンが明示的に定義されていないテナントは、ホストからタイム ゾーンを継承します。
- [更新] をクリックすると、変更が反映されます。カレンダーに行う変更はすべて、その後そのカレンダーに関連するすべてのトリガーに入力されます。
手動で非稼働日を選択する
- カレンダーをクリックして選択します。ウィンドウの右側のカレンダーは、それに応じて更新されます。
- 表示されたカレンダーで、トリガーの起動を停止する日付をクリックします。選択した日付を再度クリックすると、選択解除します。
- 非稼働日として選択された日付を保存するには、[保存] をクリックします。
.csv ファイルをアップロードする
.csv ファイルから、選択したカレンダーに一連の日付を直接アップロードできます。正常にアップロードされるように、事前定義した形式でデータをファイルに入力しておく必要があります。アップロードしたファイルの新しい日付によって、カレンダーに既に保存されている日付が上書きされます。
ExcludedDate
が必要です。その列には、すべての非稼働日を、YYYY-MM-DD
、YYYY/MM/DD
、または YYYY MM DD
の形式で入力する必要があります。
詳細については、下記の「例」セクションをご覧ください。
オプション 1
- 選択したカレンダーで、[CSV をアップロード] をクリックします。
- 希望の .csv ファイルに移動し、選択して、[開く] をクリックします。 Orchestrator はファイルを解析して、フォーマット ルールを満たしていることを確認します (以下の例のセクションをご覧ください)。
- 確認ダイアログで [はい] をクリックして、カレンダーに既に含まれている日付をアップロードされたファイルの新しい日付で上書きします。
- 変更されたカレンダーを保存するには、[保存] をクリックします。
オプション 2
.
ファイルをドラッグして、選択したカレンダーの上部にドロップします。Orchestrator によってファイルが解析され、フォーマット ルールを満たしていることが確認されます (以下の「例」セクションをご覧ください)。- 確認ダイアログで [はい] をクリックして、カレンダーに既に含まれている日付をアップロードされたファイルの新しい日付で上書きします。
- 変更されたカレンダーを保存するには、[保存] をクリックします。
例
次に示す .csv ファイルの内容をカレンダーにアップロードするとします。このようなファイルを容易に作成するには、データを Excel ファイルに入力して .csv ファイルとして保存します。
または、すべての列ヘッダーを入力済みの .csv ファイルをダウンロードして、ニーズに合わせてカスタマイズすることもできます。
このファイルには、列ヘッダー ExcludedDate が事前定義されています。すべての非稼働日を、YYYY-MM-DD、YYYY/MM/DD、または YYYY MM DD のいずれかの形式でこの列に入力します。
カレンダーの名前を変更する
- 設定ページの [非稼働日] タブでカレンダーを選択します。
- カレンダーの名前を変更します。
- 変更された名前を保存するには、[保存] をクリックします。
カレンダーを削除する
- 設定ページの [非稼働日] タブでカレンダーを選択します。
- [削除] をクリックします。
- ポップアップ ウィンドウで [はい] をクリックして、意図しているとおりか確認します。カレンダーが削除されます。注: トリガーに割り当てられていないカレンダーのみを削除できます。
カレンダーから非稼働日を削除することもできます。非稼働日をクリックすると、その日はマークされなくなります。変更は必ず保存してください。