orchestrator
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Orchestrator ユーザー ガイド
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年10月9日

セットアップのサンプル

このページでは、いくつかの実際的なシナリオと、それらのシナリオに対応するクラシック フォルダー使用時の Orchestrator の設定について説明します。

マッピングの説明に進む前に、マシンにログオンしたときに使用したユーザー名 (必要に応じて、ドメイン名) の確認方法と、マシン自体の名前の確認方法について説明します。

ユーザー名の確認

マシン名の検索

ドメイン名とユーザー名を表示するには、以下の手順を実行します。

  1. マシンでコマンド プロンプトを開きます。
  2. whoami コマンドを実行します。
  3. ユーザーの domain\username が表示されます。

マシン名を表示するには、以下の手順を実行します。

  1. マシンでコマンド プロンプトを開きます。
  2. hostname コマンドを実行します。
  3. マシンの名前が表示されます。

注:

クラシック フォルダーの場合、Attended の種類のフローティング設定のみを行います。Unattended のフローティング設定が必要な場合は、モダン フォルダーに移行してください。

説明用シナリオ

ユーザー/マシンの組み合わせが 1 つの場合

ジョンは勤務先の会社から、毎日の業務で使用するノート PC を支給されました。

彼は、自分の資格情報を使用して、このノート PC にログインします。

ノート PC の一意の識別子 (マシン名) は JOSMITH です。

実際の設定

1 ユーザー

1 マシン

ユーザー/マシンの組み合わせが 1 つ - 常に同じ

Orchestrator のフローティング設定

1 つのマシン テンプレート。名前は関係ありません。

ユーザーが使用する 1 つのフローティング ロボット。ロボットの識別名は John とします (domain\username 構文を使用)。

ジョンは、マシン テンプレートによって生成されたキーを使用して自分の UiPath Robot を Orchestrator に接続します。

Orchestrator の標準設定

ジョンのワークステーションとまったく同じ名前で定義された 1 つの標準マシン、つまり JOSMITH

ユーザー/マシンの組み合わせに対応する 1 つの標準ロボット。ロボットの識別名は John (domain\username 構文を使用) およびジョンのマシン名 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。

ジョンは、JOSMITH という名前の標準マシンによって生成されたキーを使用して自分の UiPath Robot を Orchestrator に接続します。

ユーザー/マシンの組み合わせが 2 つの場合

Boris と Vadim は、コールセンターのオペレーターとして働いています。2 人は、2 交代制で同じコンピューターを使用して作業します。

2 人は、各自の資格情報を使用して、このコンピューターにログインします。

ノート PC の一意の識別子は PC345 です。

実際の設定

2 ユーザー

1 マシン

ユーザー/マシンの組み合わせが 2 つ - 常に同じ {(Boris - PC345)、(Vadim - PC345)}

Orchestrator のフローティング設定

1 つのマシン テンプレート。名前は関係ありません。

2 つのフローティング ロボット

Vadim とBoris の 2 人とも、マシン テンプレートによって生成されたキーを使用して各自の UiPath Robot を Orchestrator に接続します。

Orchestrator の標準設定

ワークステーションとまったく同じ名前で定義された 1 つの標準マシン、つまり PC345

ユーザー/マシンの組み合わせのそれぞれに 1 つずつ対応する 2 つの標準ロボット

  • 1 つのロボットの識別名は Vadim (domain\username 構文を使用) および PC345 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • もう 1 つのロボットの識別名は Boris (domain\username 構文を使用) および PC345 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。

Vadim と Boris の 2 人とも、PC345 という名前の標準マシンによって生成されたキーを使用して各自の UiPath Robot を Orchestrator に接続します。

各標準ロボットは、対応する標準マシンを使用して定義する必要があります。ロボットの作成時に [種類][マシン] の各フィールドの値を維持するには、[もう 1 つ作成] チェック ボックスを有効化します。あるいは、既存のロボットの場合、[その他のアクション] > [複製] をクリックする方法もあります。

ユーザー/マシンの組み合わせが 3 つの場合

Randy、Kanye、Juanita は、ネットワーク上で各自のエンドポイント デバイスに提供されるパーシステントな仮想デスクトップ イメージ上の仮想マシン (VM) で作業します。3 人は、毎日同じ VM を使用します。

3 人は、各自の資格情報を使用して VM にログインします。

VM の一意の識別子は、RAND32KAN43JUA65 です。

実際の設定

3 ユーザー

3 マシン

ユーザー/マシンの組み合わせが 3 つの場合 - 常に同じ {(Randy - RAND32)、(Kanye - KAN43)、(Juanita - JUA65)}

Orchestrator のフローティング設定

1 つのマシン テンプレート。名前は関係ありません。

3 つのフローティング ロボット

各ユーザーは、同じマシン テンプレートによって生成されたキーを使用して各自の UiPath Robot を Orchestrator に接続します。

Orchestrator の標準設定

ワークステーションとまったく同じ名前で定義された 3 つの標準マシン、つまり RAND32KAN43JUA65

ユーザー/マシンの 1 つの組み合わせに 1 つずつ対応する 3 つの標準ロボット

  • 1 つのロボットの識別名は Randy (domain\username 構文を使用) および RAND32 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • 1 つのロボットの識別名は Kanye (domain\username 構文を使用) および KAN43 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • 1 つのロボットの識別名は Juanita (domain\username 構文を使用) および JUA65 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とを使用します。

各ユーザーは、各自のワークステーションと同じ名前の標準マシンによって生成されたキーを使用して各自の UiPath Robot を Orchestrator に接続します。

各標準ロボットは、対応する標準マシンを使用して定義する必要があります。ロボットの作成時に [種類][マシン] の各フィールドの値を維持するには、[もう 1 つ作成] チェック ボックスを有効化します。あるいは、既存のロボットの場合、[その他のアクション] > [複製] をクリックする方法もあります。

ユーザー/マシンの組み合わせが 9 つの場合

Ion、Sandu、Georgeta は、ネットワーク上で各自のエンドポイント デバイスに提供されるノンパーシステントな仮想デスクトップ イメージ上の仮想マシン (VM) で作業します。3 人には毎日 3 つの VM のプールから 1 つが任意に割り当てられます。

3 人は、各自の資格情報を使用して VM にログインします。

VM の一意の識別子は、VM10VM11VM12 です。

実際の設定

3 ユーザー

3 マシン

9 つのユーザー/マシンの組み合わせ - ランダム {(Ion - VM10)、(Ion - VM11)、(Ion - VM12)、(Sandu - VM10)、(Sandu - VM11)、(Sandu - VM12)、(Georgeta - VM10)、(Georgeta - VM11)、(Georgeta - VM12)}

Orchestrator のフローティング設定

1 つのマシン テンプレート。名前は関係ありません。

3 つのフローティング ロボット

各ユーザーは、同じマシン テンプレートによって生成されたキーを使用して各自の UiPath Robot を Orchestrator に接続します。

Orchestrator の標準設定

ワークステーションとまったく同じ名前で定義された 3 つの標準マシン、つまり VM10VM11VM12

9 通りのユーザー/マシンの組み合わせのそれぞれに対応する 9 つの標準ロボット

  • 1 つのロボットの識別名は Ion (domain\username 構文を使用) および VM10 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • 1 つのロボットの識別名は Ion (domain\username 構文を使用) および VM11 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • 1 つのロボットの識別名は Ion (domain\username 構文を使用) および VM12 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • 1 つのロボットの識別名は Sandu (domain\username 構文を使用) および VM10 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • 1 つのロボットの識別名は Sandu (domain\username 構文を使用) および VM11 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • 1 つのロボットの識別名は Sandu (domain\username 構文を使用) および VM12 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • 1 つのロボットの識別名は Georgeta (domain\username 構文を使用) および VM10 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • 1 つのロボットの識別名は Georgeta (domain\username 構文を使用) および VM11 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。
  • 1 つのロボットの識別名は Georgeta (domain\username 構文を使用) および VM12 (上記で作成した標準マシン エンティティを使用) とします。

各ユーザーは、各自の VM と同じ名前の標準マシンによって生成されたキーを使用して各自の UiPath Robot を Orchestrator に接続します。

各標準ロボットは、対応する標準マシンを使用して定義する必要があります。ロボットの作成時に [種類][マシン] の各フィールドの値を維持するには、[もう 1 つ作成] チェック ボックスを有効化します。あるいは、既存のロボットの場合、[その他のアクション] > [複製] をクリックする方法もあります。

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