リソース カタログ サービスについて

概要

リソース カタログは、リソースを集約するために使用されるテナントレベルのサービスであり、それらのリソースを分類するタグの基盤として機能します。

UiPath サービス間のさまざまなリソース間の関係や依存関係を追跡し、スケールの拡大を続けるオートメーションを容易に管理するために非常に役立ちます。

リソース カタログ サービスで保存されるタグは、Orchestrator のアセット、プロセス、キュー、ストレージ バケット、マシン、Studio のパッケージ、Action Center のアクションに対して作成できます。

機能

この一元化されたソリューションによって、以下のことが可能になります。

• サービス間でのリソースの相互参照 - たとえば、Orchestrator のアセットにタグを追加すると、そのタグがアクションでも使用できるようになります。
• ビジネス ケースごとのリソースのグループ化 - たとえば、マシン テンプレート、プロセス、キュー、各種アセットなど、オートメーションで使用されるすべてのオブジェクトに同じタグを追加できます。
• 同じタグを持つすべてのオブジェクトの絞り込みと検索 - たとえば、特定のオートメーションに関連するすべてのオブジェクトを表示する場合は、テナント レベルでそのオートメーションに対応するタグを検索するだけで、関連するオブジェクトが表示されます。

Azure App Service のインストールにおけるリソース カタログ サービス

リソース カタログは、シングルノードとマルチノードの両方の Orchestrator インストールに含まれています。

このサービスの初期デプロイや更新には、「Publish-ResourceCatalog.ps1」スクリプトのパラメーターを使用できます。

リソース カタログから Orchestrator にユーザー データを移行するには、「MigrateTo-ResourceCatalog.ps1」スクリプトのパラメーターを使用できます。