- 概要
- 要件
- インストール前
- インストール
- インストール後
- 移行とアップグレード
- 監視とアラート機能
- クラスターの管理
- 製品固有の設定
- トラブルシューティング
EKS/AKS の Automation Suite のインストール ガイド
サポート バンドル ツールを実行する
Automation Suite サポート バンドル ツールは、UiPath® サービスとその他のソフトウェア コンポーネント (Istio、ArgoCD など) のアプリケーション レベルのログを収集します。Automation Suite サポート バンドル ツールには履歴レコードも含まれており、このレコードを使用して問題のトラブルシューティング時にパターンを分析できます。特にクラスターのステートを確認しただけでは問題の潜在的な根本原因がはっきりしない場合、詳細なログが役に立ちます。
Automation Suite サポート バンドル ツールは、UiPath® のサポート チームにガイダンスや修正を依頼する際にも必要です。サポート チームはこのツールを使用して分析を実施するためです。
Automation Suite サポート バンドル ツールは、お客様、お客様のユーザー、お客様のオートメーションの PII や機密データを収集・保存しません。UiPath® アプリケーションが機密情報を漏洩したり、レコードに記録したりすることはありません。プラットフォーム レベルで、ログ コレクターはこのような重要な情報をマスクするように設計されています。
サポート バンドルを生成するには、次のコマンドを実行します。
./uipathctl health bundle input.json --versions version.json
./uipathctl health bundle input.json --versions version.json
このツールですべてのログを収集してローカル/管理マシンの一時的な場所に保存するには、少し時間がかかります。
以下の表に、サポート バンドル ツールでサポートされている任意のフラグのリストを示します。
フラグ |
説明 |
---|---|
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サポート バンドルを保存するディレクトリを指定します。 |
|
診断レポートをスキップする Boolean フラグです。 バンドルには既定で診断レポートが含まれます。 このフラグを使用すると、診断レポートをサポート バンドルから除外できます。 |
|
UiPath Automation Suite をデプロイする名前空間を指定します。 |
|
バンドルに含める追加のコンポーネントを (コンマ区切りで) 指定します (例:
--include=historical-logs )。
|
|
バンドルから除外するコンポーネントをコンマで区切って指定します ( など
--exclude=rke2-bundle )。
|
|
履歴ログを YYYY-MM-DD 形式で収集する開始日です。 |
|
開始日からの履歴ログの収集日の日数です。 |
|
バイト単位の整数値を指定して、実行中のポッドのログのサイズを制限します。 |
-
既定では、
--from
フラグが指定されていない場合、指定された--days
に関係なく、今日から過去 2 日間の履歴ログが収集されます。 -
--from
が指定され、--days
が指定されていない場合、履歴ログは指定された開始日から 2 日間収集されます。
.tar.gz
アーカイブには、次のファイルとフォルダーが含まれます。
ファイル/フォルダー |
説明 |
---|---|
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ライブ ログ (ポッドの現在および以前のインスタンスのログなど) が含まれます。 |
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すべての名前空間のイベントの説明が含まれます。 |
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クラスター内のアクティブな Prometheus アラートが含まれます。 |
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サーバー優先/カスタム名前空間とクラスタースコープのリソースのオブジェクトの説明が含まれます。 |
履歴ログは、EKS/AKS 環境ではサポートされていません。