失敗した結果を解釈する

この例では、応答時間に設定されたサービスレベル目標(SLO)に違反したため、ロードグループ1のステータスが 「失敗 」と表示されます。

• HTTP 応答時間: このグラフには、定義されたしきい値である 1,000 ミリ秒を超えるスパイクが複数あり、ピークが 5,000 ミリ秒を超えていることが示されています。これらの一貫したしきい値違反により、失敗ステータスがトリガーされました。
• HTTP エラーとオートメーション エラー: どちらも 0% のままであったため、エラーの原因は要求エラーやオートメーションの故障によるものではなく、純粋にパフォーマンスの低下によるものです。
• 自動化ステップの所要時間: ステップの実行時間は大きく変動し、一部のアクティビティには予想よりも大幅に長い時間がかかっており、アプリケーションの応答が不安定であることがさらに示されていました。
• インフラストラクチャ メトリック: ロボットの CPU とメモリの使用量が許容範囲内にとどまっており、問題がインフラストラクチャの容量不足に関連しているのではなく、テスト対象システム自体のパフォーマンスに関連していることを示しています。

応答時間が繰り返ししきい値を超えたため、グループに [失敗] のフラグが付けられました。この結果は、機能的な実行は正しかったものの、加えられた負荷の下ではアプリケーションが期待されるパフォーマンス レベルを満たさなかったことを浮き彫りにしています。