Web アプリプロジェクトを設計する

Web アプリプロジェクトを作成する

Web アプリプロジェクトの作成は、通常の Studio Web プロジェクトの作成と同様です。

Studio Web の [オートメーション] ページに移動します。
ページの右上隅にある [新しいプロジェクト] ボタンの横の矢印をクリックします。
[新しい Web アプリプロジェクト] を選択します。
新しい Web アプリプロジェクトが開きます。空のページから開始するか、テンプレートから開始するか、Apps の Autopilot™ への指示から開始するかを選択します。
注: Studio Web で作成された Web アプリプロジェクトは、ルールではなくワークフローによって自動化されたアプリで自動的に開始されます。

すでにアプリの設計に精通している場合は、『Apps ガイド』で説明しているものと同様の手順で Studio Web でアプリを構築できます。

オートメーションを追加する

最初の Web アプリプロジェクトを作成および設計したら、アプリに直接統合された Studio Web のオートメーションの力を活かすことができます。

Studio Web では、アプリとの対話 (イベントとも呼ばれます) は、ルールではなくオートメーションを使用して制御されます。

オートメーションを使用してアプリ内の対話をカスタマイズする手順は次のとおりです。

イベント ([クリック時] や [読み込み時] など) をサポートするアプリの要素を選択します。
プロパティパネルを開き、[イベント ] タブに移動します。
[オートメーションを定義] ボタンをクリックします。

Studio Web により、選択したイベントによってトリガーされるワークフローが自動的に作成されます。

注: オートメーションを含むアプリの要素には、プロジェクトエクスプローラーで名前の横にアイコンが表示されます。

このワークフローで、Studio Web で利用可能な任意のアクティビティを追加、編集、削除できます。新しく作成されたワークフローがプロジェクトエクスプローラーに表示され、テスト、名前の変更、他のワークフローでの呼び出しを行うことができます。他の独立したワークフローを作成して、プロジェクトエクスプローラーから呼び出すこともできます。

重要:

Web アプリプロジェクトに Main ワークフローはありません。
Web アプリプロジェクトにワークフロートリガーを設定することはできません。

アプリとオートメーション間で値を渡す

アプリとワークフロー間で値を渡すには、変数を使用します。

ワークフローでアプリの変数またはコントロール値を使用するには、アクティビティの入力フィールドの横にある [その他を表示] > [変数を使用] を選択します。

式エディターには、アプリ変数を複雑な式で使用するためのその他のオプションがあります。

[変数の値を設定] アクティビティを使用して、既存のアプリ変数の値を取得および設定することもできます。このアクティビティには、アプリで定義されている変数が自動的に入力されるドロップダウンメニューがあります。[値] フィールドで、対応している任意のデータ型の変数を Studio Web から選択するか、式を入力することができます。