- リリース ノート
Automation Cloud release notes
2021 年 12 月
Automation Cloud 移行ツールを使用して、スタンドアロンの Orchestrator から Automation Cloud または Automation Suite にエンティティを自動的にコピーできるようになりました。
ドキュメント
ユーザー インターフェイスの変更に対応して Automation Cloud への移行手順の内容を更新し、Automation Cloud への移行を行う際に引き続き内容を参照できるようにしました。
Automation Suite への移行手順については、Automation Suite へのデータ移行の手順を記載した専用のページをご覧ください。
UiPath Automation Cloud ではデータ所在地を選択して、テナント データを保存するリージョンを選択できます。今回のリリースでは、データ所在地のオプションに「シンガポール」を追加しました。
テナントを追加する際に (Enterprise プランのみ)、[テナントのリージョン] のリストから [シンガポール] を選択できるようになりました。
テナントのリージョンが、テナント レベルのサービスのデータの保存先を規定します。
利用可能なテナントのリージョンと、シンガポールを含む各リージョンで利用可能なサービスの詳細については、「ビジネス データのテナントおよびサービスのリージョン」をご覧ください。
商用ライセンスにおける変更
UiPath の商用ライセンスに新しい SKU として Automation Developer を追加しました。Automation Developer は、RPA Developer、RPA Developer Pro、Test Developer Pro の 3 つの SKU の機能を統合したもので、これら 3 つの SKU のほとんどの機能を兼ね備えたバンドルです。
ユーザー ライセンスの変更
RPA Developer Pro、RPA Developer または Test Developer Pro の既存のユーザー ライセンスには、以下の変更が加えられます。
- 既存のすべての RPA Developer Pro ライセンスの名称が Automation Developer に変更されました。
- 既存の RPA Developer ライセンスはそのまま維持されます。
- 製品内では表示されていなかった、既存の Test Developer Pro ライセンスは、Automation Developer ライセンスとしてカウントされるようになりました。
ライセンスの切り替え
ライセンスの切り替え方法 - バージョン 2020.4 以降を使用している場合は、ライセンス関連のチケットをサポートに提出して、既存の RPA Developer および Test Developer Pro のユーザー ライセンスを Automation Developer のユーザー ライセンスに切り替えることをリクエストできます。
切り替えるメリット - 既存のライセンスを Automation Developer ライセンスに切り替えると、管理するライセンスの種類が少なくなります。また、RPA Developer ライセンスから切り替えると、使える機能がアップグレードされ、Automation Developer の機能をすべて使用できるようになります。
ライセンス割り当ての更新: ライセンスの切り替えが完了し、Automation Developer ライセンスが Automation Cloud 内で利用可能になったら、ライセンスの割り当てを更新する必要があります。グループを介して、または直接 RPA Developer ライセンスが割り当てられていたユーザーまたはグループに対して、代わりに Automation Developer ライセンスを割り当てます。
ライセンスの割り当て方法:
- ユーザー ライセンス管理: ユーザーにライセンスを割り当てる
- レガシ ライセンス管理: テナントにライセンスを割り当てる
[ライセンス] ページで、多数のユーザーやグループのリストを取得する際のパフォーマンスを向上させるため、UI に以下の変更を加えました。この変更は、ユーザー ライセンス管理モデルが有効化されているテナントに適用されます。
- [ユーザー] リストが [名前] 列でフィルター処理できなくなりました。
- ユーザーを検索してもリストが並べ替えられなくなりました。
- 削除されたユーザーまたはグループには [N.A] ラベルが表示されるようになりました。
削除されたユーザーまたはグループの孤立したライセンスは手動で削除する必要があります。削除することで、ライセンス プールに再び追加され、再割り当てが可能になります。