- リリース ノート
2022 年 4 月
プロビジョニング ルール
SAML 連携の使用時に、ルールを定義することでそのルールに基づき Automation Cloud のローカル グループにユーザーを自動的に追加できるようになりました。適切に設定されたローカル グループがあれば、作業に必要なライセンス、ロール、ロボットの設定を有した状態でユーザーを自動プロビジョニングできます。
カスタム プラン
[管理] > [ライセンス] から [今すぐ購入] をクリックすることでアクセスできる [プランと料金] ページに、[カスタム] プランを追加しました。
Community または Enterprise 無料トライアルのユーザーも、ライセンスの数をカスタマイズできる独自のスターター ライセンス プランを作成できるようになり、オンラインでのライセンス購入ができるようになりました。プランを購入する
ユーザー ライセンスの詳細情報
今回の更新では、情報を整理し、ライセンスに何が含まれているかを識別しやすくするために、各ユーザー ライセンスの詳細情報の表示のデザインを改良しました。
ユーザー アカウントに固有の設定が、[設定] ページに集約されました。
Automation Cloud の任意のページの右上隅にある ユーザー アイコン をクリックし、[設定] を選択します。
[設定] ページには左側のナビゲーションからアクセスできる 2 つのタブがあります。
- [全般] タブ: アカウント情報が確認でき、言語やテーマの設定も管理できます。このページは、ユーザー メニューから移動されました。
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[プライバシーとセキュリティ] タブ: ユーザーが属するすべてのテナントの Orchestrator サービスの API アクセス情報が確認できます。
以前は、サービスを除外するには、テナント設定パネル ([テナント] ページ) からサービスのチェックボックスの選択を解除していました。しかし、誤ってチェックボックスをオフにして、確認されることなくサービスが除外されてしまうという事態が起こりやすい状態でした。
誤って除外されることを防ぐため、以下の変更を行いました。
- テナントに既にプロビジョニングされているサービスは テナント設定パネルに表示されなくなりました。現在は、プロビジョニング可能なサービスのみが表示されます。
- テナントからサービスを除外 (または削除) するには、[テナント] ページのテナントのリスト内で、各サービスの [その他のアクションを表示] から表示するメニューに追加された [削除] ボタンをクリックします。
この機能は Community プランのユーザーのみが利用できます。
オートメーションが実行されるインフラストラクチャのことをユーザーが気に掛けなくて済む、新しい機能を追加しました。
今回のリリースでは、UiPath Automation Cloud™ ロボット - サーバーレス (Cloud ロボット - サーバーレス) を公開しました。
サーバーが不要な Cloud ロボットを使用することで、必要なインフラストラクチャのことを気に掛ける必要なくバックグラウンド オートメーションを簡単に実行できます。基となるインフラストラクチャのプロビジョニング、管理、保守、スケーリングは、すべて UiPath 側で完全に管理されます。このため、コンテナーや仮想マシン、物理サーバーをユーザー側で用意・管理する必要がありません。
Automation Cloud ロボット - サーバーレスとその設定方法について詳しくは、こちらをご覧ください。