- リリース ノート
2021 年 8 月
今回のリリースでは、Automation Cloud にロボット アカウントという新しい種類のアカウントを追加しました。
ロボット アカウントは、通常のユーザー アカウントと同じ方法で設定できる、人間以外のユーザーを表す ID です。メール アドレスが不要のアカウントで、プラットフォーム全体でロボットとして明確に識別されます。このアカウントは、Windows がサービスの実行に使用するアカウントに似ています。このアカウントを使用することで、無人オートメーションを実行するためのダミーのユーザー アカウントを作成する必要がなくなります。
ロボット アカウントの詳細については、「アカウントについて」のページをご覧ください。
ロボット アカウントの管理
ロボット アカウントは、ユーザー アカウントと同様に組織管理者によって管理されます。
この機能専用の [ロボット アカウント] タブを [管理] ページの [アカウントとグループ] に追加しました。このページのレイアウトおよび機能は、[ユーザー] タブと似ています。
ロボット アカウントの追加方法については、「ロボット アカウントを追加する」をご覧ください。
UiPath Orchestrator では、ロボット アカウントは以下のように表示されます。
ロボット アカウントへの移行
無人プロセスにユーザー アカウントを使用している場合は、ロボット アカウントを使用するように移行できます。
次の手順で行います。
- ロボット アカウントを作成します。
-
無人オートメーションに使用するロボット アカウントを、ユーザー アカウントと同じ手順で設定します。
プロセスが問題なく実行し続けられるよう、ロボット アカウントにはユーザー アカウントと同じロールを割り当て (または、必要なロールを継承するようにロボット アカウントをグループに追加)、同じロボットの設定を構成します。
ロボット アカウントにはユーザー ライセンスは必要ありません。
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ユーザー アカウントが割り当てられていたフォルダーにロボット アカウントを割り当てます。
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必要に応じて、ユーザー アカウントで不要になったロールがないか確認し、削除します。
タブ名の変更
アカウントの種類が増えたため、[管理] ページの [ユーザーおよびグループ] の名称を [アカウントとグループ] に変更しました。
無人プロセスのデバッグ
UiPath Orchestrator に変更を加え、対話型サインインが強制されている場合でも、無人プロセスを簡単にデバッグできるようにしました。この変更は、新しいロボット アカウントにも適用されます。
詳細については、Orchestrator のリリース ノートをご覧ください。
オンライン上の簡単な手続きで、企業における自動化を素早く開始できるようになりました。いつでも停止できる (違約金なし) 月額制のサブスクリプションを購入することで、すぐに Enterprise プランを利用することができます。
限定提供 (一時的)
現在、この機能を利用できるのは米国リージョンの Community および Enterprise 無料トライアルのユーザーのみです。
後日更新: この機能は、日本を除く全地域で利用可能になりました。
プランの内容
チームの規模や目的に応じた、リソースのボリュームや内容の異なるスターター ライセンス プランを数種類用意しました。これらのプランは、購入後すぐに組織内でご利用いただけます。
いつでもキャンセルまたはアップグレード可能
購入したライセンス プランは変更可能です。いつでもプランをキャンセルでき、有効期限が切れるまではそのプランの利用を継続できます。また、別のライセンス プランに切り替えることもできます。
UiPath では、Automation Cloud のユーザー エクスペリエンスを向上させるために継続的な改善を行っています。今回のリリースでは大幅な変更はありませんが、マイナーな改良を行いました。
ぜひ UiPath のコミュニティ フォーラムでご意見をお聞かせください。
UiPath では、Automation Cloud のユーザー エクスペリエンスを向上させるために継続的な改善を行っています。今回のリリースでは大幅な変更はありませんが、マイナーな改良を行いました。
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