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Automation Cloud リリース ノート
Last updated 2024年12月10日

2020 年 6 月

2020 年 6 月 30 日

バグ修正

  • 既に存在するユーザーを Automation Cloud 組織に招待しようとした際に表示されるエラー メッセージが、日本語にローカライズされていませんでした。
  • AI Fabric サービスが有効化されていないテナントから AI Fabric にアクセスしようとした際に表示されるエラー メッセージが、誤解を招く恐れのあるものでした。このため、より分かりやすい次のメッセージに置換しました: AI Fabric is not enabled for tenant <TenantName>. (AI Fabric はテナント <テナント名> に対して有効化されていません。)

2020 年 6 月 23 日

アクセス制御モデルの変更

これまで以上に Automation Cloud が使いやすくなるよう、アクセス制御モデルを刷新しました。具体的には、ユーザーを組織に招待してから特定のレベルのアクセス権を付与するまでの管理の方法をいくつか変更しました。このため、この操作に関わる全体的なユーザー エクスペリエンスが向上しました。

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個々のサービスごとにアクセス制御のレベルを細かく指定できる機能に加え、今回は典型的なシナリオに対して既定のアクセス権を用意することで、アクセス制御のレベルを明示的に指定する必要をなくしました。

このため今回から 4 種類の異なるユーザー グループを用意し、それぞれのメンバーに特定のアクセス レベルを付与できるようにしました。各グループには定義済みの権限一式が設定されていますが、この権限は必要に応じていつでもサービスごとにカスタマイズできます。ユーザーのアクセス レベルはグループ メンバーシップ、ならびに Orchestrator サービスでグループに対して行った権限の設定と関連します。

  • ユーザーが一定のサービスに対してアクセスを試みると、システムはユーザーのメンバーシップに基づいてアクセス権限を決定します。
  • ユーザーがサービス内の特定のリソースに対してアクセスまたは使用を試みると、システムはユーザーのロールに基づいてアクセス権限を決定します。ロールはグループから継承するか、明示的に付与することができます。



    もちろん、これまでどおりユーザーを個別にサービスに追加して細かい設定を行うこともできます。ただしユーザーをあらかじめ Automation Cloud の組織に追加しておく必要があります。ユーザーの追加操作は現在はサービス レベルで行い、Automation Cloud ポータルからは行えませんのでご注意ください。



ヒント: この新機能を活用する (あるいはしない) ためには組織に対して以下のような数点の調整を加える必要があります。
  • 本リリース以降に作成されたサービスについては、ユーザー グループが自動的に作成され、既定の権限一式が設定されています。
  • 以前から存在するサービスについては、自身でユーザー グループを各サービスに追加・設定する必要があります。
  • 既存のサービスでグループ機能の使用を希望しない場合は、ユーザーを標準グループである Everyone に割り当てたままにしておきます。このグループは既定ではいかなるサービスへのアクセス権も持ちません。権限の管理はユーザーごとに個別に行います。
注: グループ メンバーシップに対して行った変更は各ログイン時に Orchestrator と同期されるほか、アクティブなユーザー セッション向けに 1 時間に 1 度同期されます。

Automation Cloud 内の全体的なプロセスについて詳しくは、こちらをご覧ください。

Orchestrator 内のユーザーの管理および設定について詳しくは、こちらをご覧ください。

2020 年 6 月 15 日

バグ修正

  • サービスのライセンスを変更すると、そのサービスに紐づいたユーザーの招待や管理ができなくなっていました。
  • Firefox のブラウザーをプライベート モードで使用している状態で Automation Cloud の既存の組織への招待を承諾すると、新規の組織に登録されていました。
  • AI Fabric をプロビジョニングしていないテナントから AI Fabric にアクセスした際に表示されるエラー ページ内の [お問い合わせ] リンクが壊れていました。

2020 年 6 月 8 日

AI Fabric の一般提供 (GA) 開始

オートメーション ジャーニーにおいてゲーム チェンジャーとなる AI Fabric の一般提供を開始しました。RPA とデータ サイエンス チームの間にある壁を取り払い、マシン ラーニング モデルやその他の AI スキルの構築、デプロイ、そして管理を可能にします。この機能は UiPath Automation Cloud 内のアプリとして提供されます。

この新しいアプリには、Cloud Portal 内の左側のナビゲーション バーにある [AI Fabric] のリンクからアクセスできます。

UiPath Automation Cloud の Enterprise 無料トライアルに登録すると、AI Fabric をすぐに利用できるようになります。既に組織をお持ちの場合は、Enterprise トライアル ライセンスをリクエストしてください。その後、AI Fabric のトライアル ライセンスをサービスに割り当てて、AI Fabric を有効化します。既存の AI Fabric のライセンスは移行済みでいつでも使用できる状態ですので、特に作業の必要はありません。

2020 年 6 月 2 日

左側にナビゲーション バーを追加

画面の左側にナビゲーション バーを追加しました。バー上のそれぞれのセクションではユーザーのロールに基づいて機能がグループ化されているため、Cloud Portal 内を移動しやすくなりました。

  • [ホーム] をクリックするとホーム ページが表示されます。
  • [管理者] をクリックすると、これまでの Cloud Portal のメニュー ([サービス][ユーザー][ライセンス][監査ログ][組織設定]) が表示され、それぞれの既成の機能にアクセスできます。
  • [AI Fabric] をクリックすると、AI Fabric のアプリが開きます。ただし選択したサービスに対して必要なライセンスを割り当てておく必要があります。

ユーザー アイコンをナビゲーション バーの最上部に移動しました。また、アクセスするテナントを切り替えられるようにしました。AI Fabric を複数のテナントに対して有効化している場合は、この切り替え機能が便利です。

[リソース センター] メニューの場所も変更しました。ナビゲーション バーの最下部にある [ヘルプ] をクリックすると表示されます。

今後もさまざまな機能を Automation Cloud に追加していきますので、ぜひご期待ください。

改良点

[ホーム] ページのコードを微調整し、ページの読み込み時間を短縮しました。

ロボットの設定を Orchestrator 内で変更するたびにロボットを再起動する必要がなくなりました。

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