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Automation Cloud リリース ノート
最終更新日 2024年4月26日

2019 年 10 月

2019 年 10 月 28 日

Cloud Portal

新着情報

新しくなった UiPath のコーポレート カラーとロゴを Cloud Platform にも適用しました。

改良点

ユーザーの皆様からいただいたフィードバックをもとに、Cloud Platform 内で行われる 2 段階のユーザー管理プロセスを見直し、より簡単な方法に変更しました。以前のプロセスでは、まずユーザーをアカウントに招待し、その後アクセスが必要な各サービスにユーザーを追加する必要がありました。

再設計された [ユーザーを招待] ページでは、ユーザーの招待、アカウント内でのロールの付与、サービスへの割り当て、そして特定のサービス レベルでのロールの付与ができるようになりました。

もちろん、まずはユーザーをアカウントに招待してから、その後サービスの割り当てやロールの付与について決めることもできます。

Cloud Platform サービスの Unattended ロボットに対するスマート カード認証がサポートされるようになりました。

バグ修正

  • Community プランの Cloud Platform アカウント内のサービスに既定で割り当てられる Studio ライセンスの数と、そのサービスにアクセスした時に表示されるライセンスの数が一致しない問題を修正しました。
  • Cloud Platform の Orchestrator テナントの [プロファイル] > [アラート] ページで行われた変更が、ユーザーに [編集] 権限がないために保存されない問題を修正しました。Cloud Platform ユーザーに編集権限を付与し、アラートを自由に設定できるようにしました。
  • [監査ログ] にも Cloud Platform からダウンロードした CSV ログ ファイルにも、StudioX または Computer Vision ライセンスに関する操作の参照情報が含まれない問題を修正しました。
  • 新しく作成された Cloud Platform アカウントでは、Orchestrator テナント内でデモ パッケージとプロセスが提供されなくなりました。インストールされている Studio のバージョンに対応しない可能性があり、その場合、実行時に例外がスローされるためです。
  • 招待されていない Cloud Platform のアカウントにアクセスしようとすると、不明確なエラー メッセージが表示され、そのページから移動できなくなる問題を修正しました。現在は、「email address は、アクセスしようとしているアカウントには属していません。続行するには、別のユーザーでログインしてください。」というメッセージが表示されるようになりました。
  • アカウントの言語設定を日本語にしていても、[サービス] ページのオートメーション クイック スタートのセクション内の情報が日本語で表示されない問題を修正しました。

2019 年 10 月 21 日

Orchestrator

既知の問題

Elasticsearch の制限により、Cloud Platform の Orchestrator テナントは 50 KB よりサイズが大きいロボット ログを無視するように構成されます。大半のログは平均約 2 KB であることから、ほとんどのユーザーに影響はありません。

2019 年 10 月 10 日

新着情報

間近に控えた LTS リリースのプレビューとして、今回のリリースでも数々の新機能と改良機能をお届けします。デプロイの規模に関わらず、すべてのユーザーにとって UiPath 製品がますます使いやすいものになるよう改良を重ねました。研究開発チームの熱心な取り組みの結果、キューの管理や大規模なデプロイにおけるリソースの整理がしやすくなり、センター オブ エクセレンス (CoE) 内での協業を促進するようなさまざまな改善が盛り込まれ、さらには自動化のプロセスに人間を介在させられるようになりました。詳しい内容については、引き続きお読みください。

企業ユーザー向け機能の向上

階層フォルダー

規模の大小に関わらず、管理しやすく整理された自動化プロセスのデプロイを実現するため、UiPath Orchestrator の最新のリリースでフォルダー機能を導入し、クラシック フォルダーとモダン フォルダーの 2 種類から組織構成を選択できるようにしました。クラシック フォルダーでは、既存のデプロイや連携機能との完全な後方互換性を確保しつつ、企業の各業務部門をテナント レベルで分離することができます。モダン フォルダーでは、Orchestrator インスタンスの階層構造がサポートされており、かつ詳細なロールの割り当てが可能なため、リソースやリソースへのアクセスがさらに管理しやすくなります。企業の構造に合わせて Orchestrator インスタンスを構成し、各レベルまたは各従業員が、割り当てられたロールに必要なリソース以外にはアクセスできないように設定できます。

以前から実験的に導入していた組織単位機能が、今回 Orchestrator のフォルダー機能の一部として完全にサポートされるようになりました。クラシックまたは/およびモダン フォルダーを好きな数だけ使用して、インスタンスを整理できます。クラシック フォルダーは、以前の組織単位のように、各フォルダーが独立したフラットな構造で、フォルダー間で Orchestrator のエンティティが共有されることはありません。モダン フォルダーでは階層構造を作成でき、ユーザーが割り当てられたフォルダーのアクセス許可は、そのサブフォルダーにも継承されます。また、モダン フォルダーでは、カスタム ロールを作成したりフォルダーやユーザーごとに付与したい権限を設定したりすることで、ユーザーのアクセス許可をより細かく管理できます。フォルダーの詳細については、こちらをご覧ください。

Attended ロボットの自動プロビジョニング

モダン フォルダー機能において、フローティング ロボットは自由度が高く最小限の操作でデプロイできます。フローティング ロボットは複数のモダン フォルダー間で実行可能で、組織の構造による制限を受けません。これは、階層フォルダー機能と併せると特に高い効果を発揮します。組織内のデータ構造を好きなように設定して、それに合うようにロボットを実行できるからです。フローティング ロボットは、インスタンス内のあらゆる種類のユーザー ID に対して自動的に作成され、ライセンスについてはユーザー ベースで即座に構成されます。デプロイの手順も数クリックで済みます。

パッケージ エクスプローラー

Orchestrator にアップロードされたパッケージのすべてのバージョンが Studio のデザイナー パネルのようにグラフィック表示されるようになり、RPA 開発者と Orchestrator の管理者がますます協業しやすくなりました。プロジェクト内でどの .xaml ファイルが Main として設定されているか、各ワークフローの詳細、プロジェクトの依存関係、そしてすべてのアクティビティのプロパティとその値を確認できます。本機能に関する詳細説明は、こちらをご覧ください。

長期実行のワークフロー

今回のリリースには、実行時間の長いワークフローを処理する際に重要な機能として、ワークフローの細分化または人間の介入を必要とするプロセスのサポートを実装しました。これは、請求処理、例外処理、そして業績評価などを直感的かつ簡単に実行できるようにする機能の 1 つです。これにより、別のプロセスの完了を必要とする、または人間による承認や検証を必要とする、複雑な業務プロセスを自動化できます。さらに、ダウンタイムを最小限に抑えることができ、プロセス再開を待機する間にリソースを無駄にすることもありません。詳しくは、こちらをご覧ください。

Studio に追加されたプロジェクト テンプレートおよびアクティビティのセットを使用すれば、簡単にワークフローを分割できます。このシナリオでは、Orchestrator の誘導により人間がオートメーションに介入し、細分化されたジョブをスムーズに管理できます。

人間の操作は、プロセスの実行を邪魔せずに管理、完了できるタスク機能を通じて処理されます。人間が操作を実行し、タスクが完了してからジョブを再開するためのリソースが割り当てられるため、リソースが無駄に消費されることはありません。詳細は、こちらをご覧ください。詳しくは、こちらをご覧ください。

キュー

より簡単で直感的な操作を実現するため、Orchestrator のスケジュール機能を大幅に改良しました。機能名が「トリガー」に変更され、新しい機能と改良が数点加えられました。主な改善点として、キューに新しいキュー アイテムが追加されるたびにプロセスをトリガーするよう Orchestrator で設定できるようになったため、キュー アイテムの処理を最適化するために設定を工夫する必要がなくなりました。現在、スケジュール機能は有人の (ユーザーの操作を伴う) 自動化には対応していないため、モダン フォルダーでは利用できずクラシック フォルダーでのみ利用可能な点にご注意ください。詳細は、こちらをご覧ください。

上記に加え、キュー SLA ツールを導入しました。この機能は、キュー アイテムの処理時間をより制御しやすくし、どのリソースを割り当てればアイテムの処理が予定どおりに完了するのか判断する際に役立ちます。SLA が満たされないおそれのある場合は通知が送信されるため、それに従って調整を行えます。SLA が満たされない恐れがある場合は、適宜通知され、必要な調整を行うことができます。

キューに含まれる個々のトランザクション アイテムを編集または複製できるようになりました。業務のニーズに合わせて優先度や処理期限を変更できます。また、トランザクション データの JSON ファイルをダウンロードして内容を確認し、必要に応じて変更した後そのファイルをアップロードすることもできます。詳細は、こちらをご覧ください。
キュー アイテムに関するデータが制御しやすくなり、さらに簡単に追加処理や分析が行えるようになりました。新しいキューを作成する、または既存のキューを編集する際にカスタム JSON スキーマをアップロードして、その後実行されるすべてのトランザクションの「固有データ」、「出力データ」、そして「分析データ」を検証できます。これにより、正常に処理されたキュー アイテムが持つデータ形式の信頼性を確保できます。

ライセンス

ローカルで Studio をライセンスしても、Orchestrator で追加ライセンスが消費されないようになりました。さらに、ロボットを作成するたびに外部ライセンスを使用するかどうか指定できます。混乱を避けるため、この種類のライセンスの名前を Studio に変更しました。

改良点

アセットの作成と管理がさらにシンプルになり、単一値またはロボット固有の値のアセットを作成する必要がなくなりました。アセットの作成時にグローバル値を追加でき、この値は、特定の値が割り当てられていないすべてのロボットに既定で適用されます。詳細は、こちらをご覧ください。

非稼働日機能の最初のバージョンでは、スケジュールがトリガーされない非稼働日は 1 セットしか定義できませんでした。本リリースからは、テナントごとに複数のカレンダーを作成でき、カレンダーごとに非稼働日のセットを定義できるため、適用したい制限を細かく指定し分けることができます。また、非稼働日に設定したい日付を含む CSV ファイルを Orchestrator にアップロードできるオプションを追加したため、手動操作が以前より増えることもありません。詳細は、こちらをご覧ください。

すべてのプロセスで最新バージョンのパッケージが使用されるよう、新しいパッケージをアップロードする際にすべての対象プロセスが表示されるようにしました。一部またはすべてのパッケージを即座に更新できます。詳細は、こちらをご覧ください。

新しく追加された [ジョブを再実行] 機能を使用すれば、ジョブのリストから素早くジョブを実行できるため効率的です。最終ステートが [停止]、[エラー]、または [成功] のいずれのステートにあるジョブも再開できます。ジョブの以前の設定も自由に修正可能で、ジョブの入力パラメーターとロボットを変更できます。ただし、ロボット エージェントによりトリガーされたジョブは再開できない点にご注意ください。

本リリースの内容に合わせて UI を一部変更し、メニューをすべて整理しました。さらに使いやすく質の高いユーザー エクスペリエンスを提供できるよう、より直感的なデザインに仕上げています。

世界中の誰もが UiPath を利用して、オートメーションを第二言語のように使いこなせるようになることが私たちの願いです。本リリースより、プラットフォーム全体がスペイン語 (スペイン)、スペイン語 (南米)、ポルトガル語、そしてトルコ語に対応するようになりました。

Cloud Portal

自動化エクスぺリエンスを改善し続ける試みの 1 つとして、[サービス] ページにクイック スタート セクションを追加し、重要な情報や Cloud Platform のコンポーネント (Studio、Orchestrator、Robot) のダウンロード リンクを表示するようにしました。ボタンをワンクリックするだけで導入ビデオを視聴したり、セクション全体を折りたたんで非表示にしたり、元に戻して情報を表示させたりできます。詳細は、こちらをご覧ください。アカウントの言語設定を日本語にしていても、こちらのセクションの情報は英語で表示される点にご注意ください。

今回のリリースより、Cloud Platform 内のサービスに追加されたユーザーは、そのサービスの [既定] のクラシック フォルダーに自動的に追加されるようになりました。これは、そのフォルダーが存在する場合、かつ名前が変更されていない場合に限ります。

ライセンスに関する情報が [ライセンス] ページに直感的な形で表示されるようになりました。[ロボット]、[Studio]、[その他のサービス] の 3 つのカテゴリに分かれており、それぞれ別々のタブに表示されます。この情報は、ライセンスの追加リクエストを行う際の判断材料として活用できます。

[リソース センター] ページの Studio のダウンロード リンクに、既存の安定版に加えて、最新のプレビュー版用のリンクが追加されました。プレビュー版で最新の機能を試すか、安定版で安定した機能を使用するかを自由に選択できます。

ウクライナにおける Cloud Platform のサポートが継続できなくなりました。ご不便をおかけし大変申し訳ございません。

バグ修正

  • [監査ログ] ページにおいて、一部のログの Category および Operation 情報が表示されない問題を修正しました。この問題は、[ライセンス] ページの [その他のサービス] タブ内の利用可能なサービスに対する新しい API キーの生成を行った場合にのみ発生していました。
  • サービス セッションをブラウザーの重複タブで実行中に、そのサービスに関連付けられた 1 つのセッションの有効期限が切れると、アクティブに使用されているにもかかわらず、すべてのセッションの有効期限が切れる問題を修正しました。これは、Orchestrator の複数のタブが同期していなかったことにより発生していました。

2019 年 10 月 3 日

Cloud Portal

バグ修正

  • アカウントの言語設定を日本語にしても、[リソース センター] ページの一部のリンクで英語のページが表示される問題を修正しました。現在、日本語のページが存在しないリンクがいくつかある点にご注意ください。

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