- リリース ノート
2021 年 5 月
組織を明示的に削除して、UiPath のシステムからデータを削除できるようになりました。
重複する組織を削除する場合やオンプレミスに移行する場合、または単に組織を使用しなくなった場合に、サポート チケットを作成する必要なく自分で組織を削除できます。
この削除オプションを利用できるのは組織管理者で、[管理] > [組織設定] からアクセスできます。
テーマ オプション
ダーク テーマが Cloud Portal および各サービス (Orchestrator、Actions と Processes、AI Center、Document Understanding、Data Service) に対して利用できるようになりました。今後もダーク テーマに対応したサービスを増やしていく予定です。
テーマは、ページの左上に表示されるユーザー メニューから選択できます。
また、[テーマを自動選択] オプションを選択すると、現在の Windows のテーマ設定に従って、Automation Cloud のテーマが自動的にライトまたはダークに設定されます。
テナントごとのヘッダーの色
お使いのテナントごとに、ページの上部に表示される色を設定できるようになりました。この色はすべてのサービスで表示されるため、利用中のテナントを常に把握できます。
カスタム ロゴ
カスタム ロゴを追加して、Automation Cloud を独自のデザインに変更できます。このロゴは組織全体に適用され、すべてのサービスのヘッダーに表示されます。また、ライト テーマとダーク テーマで別々のロゴを設定できます。
オンプレミス版の Orchestrator を Automation Cloud にスムーズに移行できるようになりました。
Automation Cloud 移行ツール v2021.5 の一般提供 (GA) を開始しました。このため、オンプレミス版の Orchestrator の Automation Cloud への移行が一層簡単になりました。
この移行ツールを使用すれば、オンプレミス版の Orchestrator のエンティティを Automation Cloud の Orchestrator サービスで作成し直す、という移行プロセスの大部分を占める作業を、自動的に行えます。
これまでどおり手動で移行作業を行うこともできますが、ツールにより自動化された移行プロセスも利用できます。
ドキュメント
移行プロセスについて詳しくは、「Orchestrator をオンプレミスからクラウドに移行する」をご覧ください。
ツールの使用方法について詳しくは、「移行ツールを使用する」をご覧ください。
テナントと、その中に含まれるサービスの管理方法を改良しました。
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テナント全体を有効化/無効化しなくても、特定のテナントの特定のサービスを無効化できるようにしました。このため、より細かく制御できるようになりました。この操作には、各サービスの右側に新しく追加した有効化/無効化トグル を使用します。
テナントからサービスを削除する場合は、以前と同じ操作で行えます。
ヒント: サービスを無効化するか、テナントから削除すると、そのサービスに関連するライセンスはすべて解放されます。 - テナントのステータスが、[有効] または [無効] の 2 つのみになりました。この他に、一時的なステータスの [プロビジョニング中] (テナントが作成されている間) があります。テナントのステータスの種類を減らしたため、テナントの一覧の上に表示されていた [ステータス] フィルターは不要と判断し、削除しました。
- テナントの [サービスを編集] オプションのパネルにテナント自体の設定に関するオプションが増えてきたため、このオプションの名称を [テナント設定] に変更しました。