- リリース ノート
2020 年 1 月
今回のリリースから、AI Fabric の提供を開始しました。AI Fabric は、人工知能を利用した RPA ソリューションの提供を目的としており、AI 技術を用いてワークフローの機能を向上させることができます。つまり、AI アルゴリズムを通じて RPA の可能性を広げるメソッドなのです。
AI Fabric により、RPA とデータ サイエンス チームとの連携が容易になります。UiPath Orchestrator を使用してマシン ラーニング モデルと他の AI スキルの構築、デプロイおよび管理を行い、その後 UiPath Studio の RPA ワークフロー内で消費できるようになりました。詳しくは、こちらをご覧ください。
オープン ソースのデータ サイエンス コミュニティを通じて、UiPath のエンジニアが作成した一連の構築済みのオープン ソース パッケージが提供されています。パッケージのリストと、各パッケージの概要についてはこちらをご覧ください。また、ユーザーのビジネスに特有なニーズに合わせて独自の ML パッケージを作成することもできます。詳しくは、こちらをご覧ください。
バージョン管理機能もあるため、チーム間でスキルが使用されている際の表示方法や、スキルに対して変更がなされた場合の表示方法についてユーザーが悩む必要はありません。パッケージのバージョン管理についての詳細は、こちらをご覧ください。
注意: AI Fabric は英語で提供されており、個別のサービスとしてライセンスされます。現在は Enterprise プランの Cloud Platform アカウントからのみアクセスできます。アクセス方法についてはこちらをご覧ください。
AI Fabric 活用の第一歩を踏み出す手助けをするために、新しいアクティビティ パッケージとして UiPath.MLServices.Activities を作成しました。このパッケージでは、自動化プロセスのどの段階においても ML スキルを呼び出すことを可能にする [ML スキル] アクティビティを利用できます。このアクティビティ パッケージは v2019.10 以降の Studio および v2019.10 以降の Robot においてのみ使用可能であることに留意してください。
新製品である AI Fabric には、Enterprise ライセンス プランの Cloud Platform アカウントからアクセスできます。ライセンスについて詳しくはこちらをご覧ください。お使いの Cloud Platform のテナントで AI Fabric へのアクセス権限を取得するには、テナントに対して受け取ったライセンスの割り当てを行ってください。
[ライセンス] ページ内の [その他のサービス] タブの再編成を行い、請求書および領収書の抽出機能を [Document Understanding] の名称でまとめました。これにより、ユーザーがこのサービスを使用して処理できるページの枚数を確認できるようになりました。処理可能なページ枚数は、Community プランと Enterprise プランで異なります。たとえば、Community プランに対しては処理可能枚数は明示的に示されていませんが、1 回の要求で処理できるのは最大 2 ページかつ 4 MB までで、また 1 分間で最大 10 件の処理要求を行うことができます。ライセンスについて詳しくは、こちらをご覧ください。