プロジェクト テンプレートを使用して新しいオートメーション プロジェクトを開始することで、オートメーションの設計をスピードアップできます。いずれかの組み込みテンプレートを使用するか、他のソースからのカスタム テンプレート (組織全体のテンプレート フィードなど) を使用することができます。さらに、独自のカスタム テンプレートを作成してパブリッシュすることもできます。
Studio の Backstage ビューの [開始] タブで、以下の組み込みプロジェクト テンプレートを利用できます。
- バックグラウンド プロセス
- モバイル テスト プロジェクト
- オーケストレーション プロセス
- Robotic Enterprise Framework
- トリガー ベースの有人オートメーション
- トランザクション プロセス
注:
Studio を v2021.4 より前のバージョンから更新した後に、[開始] タブに組み込みのテンプレートが表示されない、またはテンプレートのピン留め/ピン留めを外す機能が機能しないなどの問題が発生した場合は、次のいずれかを実行してから Studio を再起動します。
C:\Users\<user>\AppData\Roaming\UiPath\UiStudio.v2.settings
ファイルをテキスト エディターで開き、<HasCustomFavorites>
要素の値をfalse
に設定します。- [設定] > [全般] に移動し、[設定をリセット] を選択します。リセットされた設定の詳細については、「Studio の設定を構成する」をご覧ください。
利用可能なすべてのソースからカスタム テンプレートを参照および検索するには、[ホーム] (Backstage ビュー) に移動し、[テンプレート] タブを選択します。

カスタムテンプレート
ユーザー定義のプロセスやテスト オートメーション プロジェクトをテンプレートとして保存して、別のオートメーション プロジェクトで使用することができます。そうしたテンプレートには、後でさまざまなプロジェクトで使用できる定義済みの変数や引数を持つ特定の依存関係や組み込みワークフローを含めることができます。
Studio では 2 つの方法で独自のカスタム テンプレートを作成できます。すなわち、[ホーム] タブでプロジェクトの種類として「テンプレート」を使用するか、
exporting a process, or test automation project as a template.
テンプレートを作成する
- Studio の Backstage ビューから、[新規プロジェクト] で [テンプレート] をクリックします。
- テンプレートの名前と説明、テンプレートを作成する場所を入力します。
- テンプレートの種類として [プロセス] か [テスト オートメーション] のいずれかを選び、言語として Visual Basic か C# を選びます。
- [作成] をクリックします。作成したテンプレートが Studio 内に開きます。
- カスタマイズ可能なフィールドに関する情報のポップアップが表示されます。[続行] をクリックし、必要に応じて [今後表示しない] を選択します。

カスタマイズ可能なフィールド
カスタマイズ可能なフィールドを使用すると、テンプレートのパブリッシュ時にクリアされるサンプル データを含むテンプレートを作成できます。その後、このテンプレートから独自のデータを使用してタスクを容易に作成できます。
テンプレートを作成するときには、テンプレートのパブリッシュ後に設定可能となる必要のあるフィールドがいくつかある場合があります。たとえば、Excel アクティビティを使用したテンプレートを作成する場合に、自動化の対象に応じて使用するファイルや選択する範囲が変わってくる可能性があるときなどに便利です。
For those instances, you can mark fields as customizable by clicking Plus on the right side of the field, then selecting Mark as Customizable.

これにより、フィールドにアイコンが表示されます。カスタマイズ可能としてマークされたフィールドは、引き続き他のフィールドと同様に使用できるため、プロジェクトを独自の値で実行およびテストできます。

テンプレートをパブリッシュすると、このフィールドの値はクリアされます。テンプレートを保存後に再び開くと、テスト値は保持されていて、編集を続行できます。
If you decide you’d like this field not to be configurable and maintain the values, select Plus > Unmark as customizable.

プロジェクトをテンプレートとしてエクスポートする
プロセスおよびテスト オートメーションのプロジェクトは、テンプレートとしてエクスポートし、特定の場所にパブリッシュできます。その後、Studio の Backstage ビューの [テンプレート] タブで使用できるようになります。
Studio で開いたプロセス、テスト オートメーション、または変更された組み込みのテンプレートは、[テンプレートとしてエクスポート] リボン ボタンを使用してエクスポートできます。

エクスポートされたテンプレートは、[場所] フィールドに示されるパスの下に保存されます。
注:
ファイルへの変更を保存しなくても、テンプレート作成前にプロジェクトに自動的に保存されます。
テンプレートをパブリッシュする
テンプレートのパブリッシュは、プロセスおよびライブラリのパブリッシュと似ています。異なるのは、ウィザードでテンプレート情報の入力という追加の手順を実行する必要があることです。詳しくは、「オートメーション プロジェクトのパブリッシュについて」をご覧ください。
テンプレートを参照・使用する
Studio の Backstage ビューの [テンプレート] タブで、利用可能なプロジェクト テンプレートをすべて表示できます。
最近使用されたテンプレートのリストが上部に表示されます。名前および説明によるテンプレートの検索、プレリリース版を含めるかどうかの選択、場所によるテンプレートのフィルター処理が可能です。
使用できるテンプレートの場所は以下のとおりです。
- すべて - すべての場所
- 組み込み - Studio とともにインストールされるテンプレート
- オフィシャル - オフィシャル UiPath フィードからのテンプレート
- Orchestrator - 組織全体のテンプレート フィード (Orchestrator に接続されているときに利用可能)
- ローカル - ローカル ユーザー フィード (既定:
C:\Users\User\Documents\UiPath\.templates
)。場所を定義するには、Studio の Backstage ビューで [設定] > [場所] の順に選択します。 - Marketplace - Templates published to the UiPath Marketplace.
テンプレートに基づいてプロジェクトを作成する
- テンプレートをクリックします。テンプレートに関する詳細を示すウィンドウが開きます。
- 使用するバージョンをウィンドウの左下隅から選択し、[テンプレートを使用] をクリックします。
8 か月前に更新