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変数を管理する
Studio では、複数の種類のデータを格納するために変数を使用します。また、変数の値は変更できるため、たとえば、ループの本体を何回実行するかなどを制御できます。
- 変数は、異なるスコープ内で使用されている場合でも、それぞれ別の名前で作成する必要があります。2 つの変数が同じ名前を共有していて、異なるスコープ内に存在する場合、内側のスコープの変数が優先されます。「ワークフローのデザイン」の命名規則セクションに記載されている推奨事項をご確認ください。
- 変数名は、文字またはアンダースコア
_
で始める必要があります。 - 特定のキーワード (「Replace」など) を使用して変数に名前を付けると、予期しないエラーが発生する可能性があります。
.xaml
ファイルを解釈することができません。
変数内に格納されるデータは値と呼ばれ、さまざまな型を取ることができます。UiPath では、ジェネリック値、テキスト、数字、データ テーブル、日付と時刻、UI 要素、そして任意の .Net 変数型など、多数の型がサポートされています。
Studio ではすべての文字列を引用符で囲む必要があります。
- [アクティビティ] パネルから、アクティビティをデザイナー パネルにドラッグします。フィールドを右クリックしてコンテキスト メニューから [変数を作成] を選択するか、Ctrl + K キーを押すか、フィールドの右側にあるプラス記号 をクリックすると表示されるメニューから [変数を作成] を選択します。[変数を設定] フィールドが表示されます。
- 名前を入力して Enter キーを押します。変数が作成され、フィールドに表示されます。変数のスコープと型を [変数] パネルで確認します。
式から
アクティビティの入力フィールド、または式エディターを使用して、変数を式から直接作成することもできます。
- 式の一部を選択して、Ctrl + K を押します。[変数を設定] フィールドが表示されます。
-
名前を入力して Enter キーを押します。変数が作成されます。変数のスコープと型を [変数] パネルで確認します。
Data Table
フィールドで変数を作成した場合、この変数の型は DataTable
に設定されます。[1 行を書き込み] アクティビティの Text
フィールドで変数を作成した場合、この変数の型は String
に設定されます。
このような変数のスコープは、その変数が含まれる最小のコンテナーです。変数の型は、選択したプロパティに応じて自動的に生成されます。
- 任意のアクティビティの [プロパティ] パネルで、フィールドを右クリックしてコンテキスト メニューから [変数を作成] を選択するか、Ctrl + K キーを押すか、フィールドの右側にあるプラス記号 をクリックすると表示されるメニューから [変数を作成] を選択します。[変数を設定] フィールドが表示されます。
- 名前を入力して Enter キーを押します。変数が作成され、フィールドに表示されます。変数のスコープと型を [変数] パネルで確認します。
この方法で作成された変数のスコープは、その変数が含まれる最小のコンテナーです。変数の型は、選択したプロパティに応じて自動的に生成されます。
変数を削除するには、[変数] パネルで、変数を右クリックして [削除] を選択するか、変数を選択して Delete キーを押します。
[変数] パネルで定義されているが、現在のファイルのどこにも使用されていない変数をすべて削除するには、Studio のリボンで [未使用を削除] > [変数] を選択し、確認を求められたら [はい] を選択します。この操作は、注釈に記載されている未使用の変数も削除します。
既定で [変数の型] リストに表示されていない変数の型を検索するには、次の操作を行います。
- [変数] パネルの [変数の型] ドロップダウン リストから [型の参照...] を選択します。[参照して .Net の種類を選択] ウィンドウが表示されます。
- [型の名前] フィールドに、検索する変数のキーワードを入力します (例:「excel」など)。結果セクションが更新され、入力したキーワードが含まれているすべての .Net 変数型が表示されます。
-
変数を 1 つ選択して [OK] をクリックします。選択した型を持つ新しい変数が作成され、[変数] パネルに表示されます。
注: [参照して .Net の種類を選択] ウィンドウから 1 度選択して使用した種類の変数は、その後 [変数] パネルの [変数の型] ドロップダウン リストに表示されるようになります。
Studio または Robot 独自のアセンブリの一部である変数および引数の型は非表示です。このようなアセンブリの型を参照するワークフローは、実行時に影響を受けません。非 .Net Framework アセンブリの型を使用するには、[パッケージを管理] ウィンドウを使用して、その型を依存関係としてプロジェクトに追加します。