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Studio ガイド
Last updated 2024年11月18日

ST-USG-014 - パッケージの制限

ルール ID: ST-USG-014

範囲: プロジェクト

説明

ルールを設定することで、特定のプロジェクトで使用できるアクティビティ パッケージを制限できます。禁止パッケージのリストを定義すると、それらのパッケージが依存関係としてプロジェクトに追加されていないかどうかをルールが確認します。既定では、いずれかの禁止パッケージがプロジェクトにインストールされていた場合、ルールによって、[エラー リスト] パネルにエラー ログが記録されます。

注: Studio に組み込まれた既定のアクティビティは特定のパッケージに属していないため、このルールによって除外できません。

推奨

組織が禁止しているパッケージがプロジェクトにインストールされていないことを確認してください。そのようなパッケージは、名前またはバージョンに基づいて除外できます。

ルールの変更

[プロジェクト設定] ウィンドウで、[Workflow Analyzer] タブを選択します。以下の画像のように、ルールを見つけてルールを選択します。



既定では、このルールはいずれのアクティビティ パッケージも禁止しません。パッケージのフル ネームをバージョンとともに等号 (=) で区切って追加します (例: UiPath.Excel.Activities=2.5.3)。
あるバージョン以降を制限するには、大なり記号 (>) を併用します。たとえば、UiPath.Excel.Activities>=2.5.3 は、バージョンが 2.5.3 以降の 'UiPath.Excel.Activities' パッケージをすべて制限します。大なり記号 (>) は、等号 (=) と組み合わせて使用することしかできません。UiPath.Excel.Activities>2.5.3 のような入力は無効です。
小なり記号 (<) または以下記号 (<=) はサポートされていないため、UiPath.Excel.Activities<2.5.3 または UiPath.Excel.Activities<=2.5.3 のような入力は無効と見なされます。
同じパッケージの複数のバージョンを制限するには、ワイルドカード文字 * を使用します。たとえば、UiPath.Excel.Activities=2.7.2-beta* という値は、UiPath.Excel.Activities=2.7.2 パッケージのベータ版 2.7.2-beta をすべて禁止します。一方、同じパッケージの他のバージョン、たとえば UiPath.Excel.Activities=2.7.2UiPath.Excel.Activities=2.7.2 パッケージの他のプレリリース版 (アルファ版など)、UiPath.Excel.Activities パッケージの他の安定版またはプレリリース版の使用は、すべて許可します。
ワイルドカード文字 * は、バージョンの末尾にしか使用できません。さらに、以上記号 (>=) をワイルドカード文字 * と併用すると、以上記号 (>=) は等号 (=) と解釈されます。たとえば、UiPath.Excel.Activities>=2.7.2-beta* は有効な入力ですが、UiPath.Excel.Activities=2.7.2-beta* として解釈されます。

例:

  • UiPath.Excel.Activities=2.8.4-*
  • UiPath.Excel.Activities>=2.7.2
  • UiPath.Excel.Activities=2.7.2
複数のパッケージを制限するには、単純にそれらをコンマで区切って列挙します。たとえば、UiPath.Excel.Activities, UiPath.UIAutomation.Activities は、これら 2 つのパッケージのすべてのバージョンを除外します。
注: アクティビティが、どのパッケージに属しているかを確認するには、こちらで説明しているとおり、[アクティビティ] パネルの [パッケージ別にグループ化] オプションを使用します。もう 1 つの簡単な確認方法は、パネルのアクティビティ上でホバーして、表示されるツールチップを見ることです。

ルールにパッケージを追加した後、[プロジェクトを分析] ボタンをクリックすると、ルールを試行できます。

既定値にリセット

既定では、ルールはいずれのパッケージも禁止しません。ただし、自分で追加したパッケージをすばやく削除するには、[プロジェクト設定] ウィンドウでルールを右クリックして [既定値にリセット] を選択します。 [既定のアクション] も、その既定値である [エラー] にリセットされます。



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