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UiPath Studio

UiPath Studio ガイド

Chrome 拡張機能のトラブルシューティング

このページでは、UiPath Chrome 拡張機能が正しく動作しない場合に、その原因である可能性が最も高い問題と、それらの問題を解決する方法について説明します。

UiPath Chrome 拡張機能がインストールされ、有効化されているかを確認する

  1. Google Chrome で、chrome://extensions/ に移動します。
  2. こちらの説明に従って、拡張機能がインストールされ、有効化されていることを確認してください。
  3. 拡張機能が正しくインストールされているが、Chrome に表示されない場合は、こちらの説明に従って、拡張機能に影響を与えるグループ ポリシーがあるかどうかを確認してください。

ChromeNativeMessaging.exe が実行中かどうかを確認する

ChromeNativeMessaging.exe は、UiPath Chrome 拡張機能と UiPath Studio/Robot 間の通信を可能にします。

  1. Chrome を開きます。
  2. タスク マネージャーを開きます。
  3. ChromeNativeMessaging.exe プロセスが実行中であることを確認します。
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  1. プロセスが実行されていない場合は、次の手順を実行します。
  • Make sure the extension is installed. For more information on how to install it, check the docs page.
  • Check if there are Group Policies affecting ChromeNativeMessaging.exe. See the docs page for more information.
  • Check if the ComSpec environment variable is defined correctly.

ComSpec 変数が正しく定義されているかどうかを確認する

ComSpec 環境変数が見つからない場合、または無効な値が設定されている場合は、Google Chrome は ChromeNativeMessaging.exe を起動できません。
この問題を解決するには、 ComSpec 環境変数に正しい値を手動で追加します。

この変数は Windows インストール時に設定され、%SystemRoot%\system32\cmd.exe という値が設定されています。

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ファイルの URL およびシークレット モードへのアクセスを有効化する

既定では、拡張機能はファイルの URL またはシークレット モードへのアクセスを許可されていません。これらを有効化するには、以下の手順を実行します。

  1. Google Chrome で、chrome://extensions/ に移動します。Chrome 拡張機能のページが表示されます。
  2. UiPath Web Automation 拡張機能に移動して、[詳細] ボタンをクリックします。[UiPath Web Automation] の詳細ページが表示されます。
  3. [シークレット モードでの実行を許可する][ファイルの URL へのアクセスを許可する] オプションが選択されていることを確認します。
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複数のブラウザー プロファイル

複数のユーザー プロファイルを持つ複数の Chrome インスタンス

UiPath Chrome 拡張機能は、複数のユーザー プロファイルで同時に実行される複数のブラウザー インスタンスの自動化をサポートしていません。このため、ブラウザーを自動化する場合は、Chrome のアクティブなインスタンスをすべて閉じてから、単一のユーザー プロファイルを使用してブラウザーを再起動する必要があります。

すべての Chrome インスタンスを停止する

場合によっては、Chrome のバックグラウンド プロセスが Chrome を完全に閉じるのを妨げていることがあります。ブラウザー インスタンスが表示されない場合であっても、これは自動化の妨げになります。

システム トレイで Chrome アイコンを右クリックして [終了] を選択し、Chrome を閉じることをお勧めします。これにより、他のユーザー プロファイルがバックグラウンドで使用されたままになることはなくなります。

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MV3 拡張機能に関する既知の問題

入力メソッドが [シミュレート] に設定された [クリック] アクティビティが Web ページの特定の要素で失敗する

入力メソッドが [シミュレート] に設定された [クリック] アクティビティが、javascript: というURI を含むクリック ハンドラーが設定された HTML 要素に対して機能しません。

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この場合、シミュレートされたクリックは無効となり、エラーは報告されません。
This was reported as a Chromium bug here: https://bugs.chromium.org/p/chromium/issues/detail?id=1299742
この形式のクリック ハンドラーが設定された HTML 要素は非常に少ないため、この問題はまれにしか発生しません。

回避策
失敗する [クリック] アクティビティの入力メソッドを [シミュレート] から以下のいずれかに変更します。

  • Chromium API
  • ハードウェア イベント
  • ウィンドウ メッセージ

DeveloperToolsAvailability グループ ポリシーの値を 1 に設定する必要がある

The DeveloperToolsAvailability has the following possible values:

  • 0 = 企業ポリシーによってインストールされた拡張機能でのデベロッパー ツールの使用を禁止し、その他の状況におけるデベロッパー ツールの使用を許可する
  • 1 = デベロッパー ツールの使用を許可する
  • 2 = デベロッパー ツールの使用を禁止する

If the UiPath Extension for Chrome is installed using Group Policy, then the DeveloperToolsAvailability must be set to 1 to enable the full functionality of the extension.
この値は、拡張機能をインストールすると自動的に正しく設定されますが、システム管理者がこのポリシーに別の値を設定している場合は上書きされます。

The other values for DeveloperToolsAvailability cause the problems listed below.
If DeveloperToolsAvailability is set to 0 then:

  • この制限が設定されると、UiPath Chrome 拡張機能 v22.4 は一切機能しません。v22.10 の拡張機能へのアップグレードを検討してください。このバージョンは、UiPathStudio.msi 2022.4.4 を実行することで利用可能です。
  • UiPath Chrome 拡張機能 v22.10 の適用は、LTS バージョンの UiAutomation (19.10.x、20.10.x、21.10.x、22.4.x) のみに制限されます。
  • [JS スクリプトを挿入] アクティビティは機能しません。

If DeveloperToolsAvailability is set to 2 then:

  • DeveloperToolsAvailability=0 に設定されている場合の制限がすべて適用されます。
  • 入力メソッド [Chromium API] は機能しません。

[UiPath Web Automation] ブラウザー ウィンドウに警告が表示される

ChromeNativeMessaging.exe が起動できない場合は、[UiPath Web Automation] ブラウザー ウィンドウに次の警告が表示されます。

Cannot communicate with UiPath Platform
The native part of the extension is not configured correctly.
Re-install the extension from UiPath Studio.
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Check the troubleshooting guide for ChromeNativeMessaging.exe.

7 か月前に更新


Chrome 拡張機能のトラブルシューティング


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