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Robot 管理ガイド
Robot をプロキシ サーバー経由でリダイレクトする
ロボットが Orchestrator との直接通信を確立するには、これらが同じネットワーク上にあるか、オープンなネットワークを使用する必要があります。そうでない場合は、容易に通信できるようにプロキシ サーバーを設定する必要があります。
プロキシを設定するには、プロキシ スクリプトを使用するか、プロキシ サーバーのアドレスを、バイパスするアドレスのリストと共に指定します。使用できる方法は 1 つだけです。両方を構成した場合は、プロキシ スクリプトが優先されます。
次の構成オプションを使用できます。
- Web ブラウザーを構成する
- Windows プロキシ設定を設定する
- コマンド ライン パラメーターを使用してプロキシの設定を構成する
uipath.configファイルを編集する重要:上記の変更に伴い、v2021.4 より前のバージョンから更新する際にプロキシ設定が
proxy.configファイルからuipath.configファイルに移行されるようになりました。
ユーザー モードの Robot のプロキシ
ユーザー モードの Robot は、Web ブラウザーに対して構成されたプロキシ設定を継承します。
基本的な Windows 認証以外が必要なプロキシ設定の場合は、必要な資格情報をマシンの資格情報マネージャーに保存します。
ユーザー モードの Robot にプロキシ設定を適用するには、ユーザー ホスト サービスを再起動する必要があります。これには、Windows ユーザー セッションからサインアウトしてから、再度サインインします。
サービス モードの Robot のプロキシ
サービス モードの Robot のプロキシ設定を対話型サインインとライブ ストリーミング機能とともに正しく使用するには、uipath.config ファイルと、Robot を実行するユーザー アカウントの対応する Windows の設定の両方を変更する必要があります。
ユーザーの種類に基づくプロキシ設定 (Executor)
UiPath のコンテキストでは、Windows プロセスは次の 2 つの異なる ID で実行できます。
- ローカル ユーザー - これらのプロセスは、現在 Windows セッションにログインしているユーザーの ID で実行されます。
- LocalSystem ユーザー**** — これらのプロセスは通常、システム レベルの特権で実行されるサービスまたはバックグラウンド タスクです。
Windows でプロキシを構成する場合、プロキシ設定はプロセスを実行するユーザーに関連付けられます。したがって、HTTP 要求を実行するプロセスの ID に応じて、次の 2 つのプロキシ構成シナリオが考えられます。
- Windows のユーザーに対して定義されたプロキシを使用する
- プロキシ設定を
uipath.configファイルから読み込む
以下の表は、ロボット関連の Windows プロセス、プロセスを実行するユーザー ID、およびプロセスが実行する HTTP 要求をまとめたものです。
| Windows プロセス | ユーザー ID | HTTP 要求 |
|---|---|---|
|
| LocalSystem |
Orchestrator とのサービス通信を処理します。以下が含まれます。 |
|
| ユーザー (User) |
ユーザー モードでインストールされている場合に、Orchestrator とのサービス通信を処理します。以下が含まれます。 |
|
|
|
オートメーション固有の HTTP 要求の処理を行います。以下が含まれます。 |
|
| ユーザー (User) |
Assistant 関連のトラフィックの処理を行います。以下が含まれます。 |
|
| ユーザー (User) | SignalR を介したリモート デバッグ トラフィックの処理を行います。 |
UiPath.UpdateService.Worker.exe | LocalSystem | Orchestrator からの MSI のダウンロードを処理します。 |
プロキシ構成の自動更新プロセス
Robot のインストールの種類に応じて、プロキシの背後で動作する Robot に対して自動更新プロセスを設定できます。
無人インストールの場合、更新エージェントはありません。プロキシの構成は、UiPath.config ファイルを手動で変更して行います。Robot サービスと更新サービスはどちらも、ユーザーとは関係なく Windows サービスを使用して実行されます。
有人インストールの場合も、プロキシの構成は UiPath.config ファイルを手動で変更して行います。ただし、Robot サービスと更新エージェントはどちらもユーザーが開始します。更新サービスは Windows サービスを使用して実行されます。
クイック インストールの場合、プロキシの構成は既存のユーザー設定から継承されます。すべてのサービス (Robot サービス、更新エージェント、更新サービス) をユーザーが開始します。
Windows 資格情報によるプロキシ認証
トラフィックを許可するために、プロキシ サーバーで資格情報が必要になる場合があります。ログインしている Windows ユーザーの資格情報を使用して認証するようにプロキシを構成できます。
この機能を有効化するには、ロボットを実行するマシンにシステム環境変数 UIPATH_PROXY_USE_DEFAULT_CREDENTIALS を追加し、その値を true に設定します。これにより、現在のユーザーの Windows 資格情報をプロキシ認証に使用するようロボットに指示します。
基本認証
v2021.10 より、Robot サービスは基本認証プロトコルを使用するプロキシ サーバーをサポートしています。
ユーザー モードの Robot - 基本認証では、Assistant はプロキシ構成がマシンに実装されているかどうかを特定し、ユーザーに資格情報の入力を求めます。
サービス モードの Robot - Robot Executor は、プロキシ構成で基本認証メソッドをサポートしていません。基本認証を使用して Orchestrator に接続し、パッケージをダウンロードすることはできますが、実際のワークフローの実行には基本認証を使用できません。サービス モードの Robot で基本認証を有効化するには、以下のプロキシ パラメーターを使用して UiPath.config ファイルを更新します。
<webProxySettings>
<add key="ProxyAddress" value="http://my.proxy.net:8008" />
<add key="UserName" value="myUser" />
<add key="Password" value="myPassword" />
<add key="Domain" value="myDomain" />
</webProxySettings>
<webProxySettings>
<add key="ProxyAddress" value="http://my.proxy.net:8008" />
<add key="UserName" value="myUser" />
<add key="Password" value="myPassword" />
<add key="Domain" value="myDomain" />
</webProxySettings>
プロキシ設定でのライブ ストリーミングとリモート制御
ライブ ストリーミング機能とリモート制御機能は、2024.10.5 より古いバージョンの Robot では、プロキシ設定で動作しません。Robot をバージョン 2024.10.5 以降にアップグレードすると、プロキシ設定でこれらの機能にアクセスできます。
Web ブラウザーを使用してプロキシを構成する
-
[インターネットのプロパティ] ウィンドウを開きます。
-
[接続] タブで [LAN の設定] を選択します。[ローカル エリア ネットワーク (LAN) の設定] ウィンドウが開きます。設定に応じて、プロキシ構成スクリプトまたはプロキシ サーバーを設定できます。

- プロキシ スクリプトを使用するには、[自動構成スクリプトを使用する] を選択し、スクリプトのアドレスを指定します。
- プロキシ サーバーを手動で設定するには、[LAN にプロキシ サーバーを使用する] を選択し、プロキシ サーバーのアドレスとポートを指定します。
-
設定を保存するために、[OK] を選択します。
-
Web ブラウザーで Orchestrator の URL にアクセスして、接続をテストします。
Windows の設定を使用してプロキシを構成する
- [プロキシの設定] ウィンドウを開きます。
- プロキシ スクリプトを使用するには、[自動プロキシ セットアップ] で [セットアップ スクリプトを使う] をオンにします。スクリプトのアドレスを指定します。
- プロキシ サーバーを手動で設定するには、[手動プロキシ セットアップ] で [プロキシ サーバーを使う] をオンにします。プロキシ サーバーのアドレスとポートを指定します。
重要:
プロキシ サーバーのアドレスにプレフィックス
http://を追加すると、ロボットは HTTPS 呼び出しを実行できなくなります。プロキシを期待どおりに動作させるには、プレフィックスhttp://を完全に削除するか、http://とhttps://の両方のプレフィックスを使用してプロキシ アドレスを追加します。 以下に例を示します。- 誤った表記 -
http://proxyaddress - 正しい表記 -
https://proxyaddress、http://proxyaddress; https://proxyaddress
- 誤った表記 -
- 設定を保存するために、[保存] を選択します。
uipath.config ファイルを編集する
- インストール フォルダー
%ProgramFiles%\UiPath\Studioまで移動します。 uipath.configファイルを探し、Notepad++ などのテキスト エディターを使用して開きます。<webProxySettings>タグを追加し、プロキシ環境に基づいて値を設定します。- プロキシ スクリプトを使用するには、次のキーと値のペアを指定します。
<webProxySettings> <add key="ScriptAddress" value="http://localhost/proxy.pac" /> </webProxySettings><webProxySettings> <add key="ScriptAddress" value="http://localhost/proxy.pac" /> </webProxySettings> - プロキシ アドレスを指定するには、次のキーと値のペアを指定します。
<webProxySettings> <add key="ProxyAddress" value="http://1.1.1.1:1234/" /> <add key="BypassLocalAddresses" value="True" /> <add key="BypassList" value="server\.domain\.local$;www.google.com;192\.168\.\d{1,3}\.\d{1,3}" /> </webProxySettings><webProxySettings> <add key="ProxyAddress" value="http://1.1.1.1:1234/" /> <add key="BypassLocalAddresses" value="True" /> <add key="BypassList" value="server\.domain\.local$;www.google.com;192\.168\.\d{1,3}\.\d{1,3}" /> </webProxySettings>
- プロキシ スクリプトを使用するには、次のキーと値のペアを指定します。
uipath.configファイルを保存します。- Robot サービスまたはデバイスを再起動します。
Robot のインストール時にプロキシ設定を構成する
Unattended ロボット (サービス モード) のインストール時にプロキシ設定を追加するには、インストール コマンドで専用のコマンド ライン パラメーターを使用します。
たとえば、次のコマンドは、Robot をサービス モードでインストールし、スクリプトを使用してプロキシを構成します。
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=Robot,RegisterService PROXY_SCRIPT_ADDRESS=http://localhost/proxy.pac
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=Robot,RegisterService PROXY_SCRIPT_ADDRESS=http://localhost/proxy.pac
次のコマンドは、Robot をサービス モードでインストールし、プロキシの設定に基本認証を設定します。
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=Robot,RegisterService PROXY_ADDRESS=http://my.proxy.net:8008 PROXY_USERNAME="myUser" PROXY_PASSWORD="myUser" PROXY_DOMAIN="myUser"
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=Robot,RegisterService PROXY_ADDRESS=http://my.proxy.net:8008 PROXY_USERNAME="myUser" PROXY_PASSWORD="myUser" PROXY_DOMAIN="myUser"
プロキシ サーバーの接続を確認する
- Robot を Orchestrator に接続します。
- 既に構成済みのロボットがある環境に、いくつかパッケージをデプロイします。
%userprofile%\.nuget\フォルダーに移動し、対応するプロセスおよびアクティビティ パッケージがダウンロードされているか確認します。- 対応するジョブを実行して、正しく実行されるか確認します。