- 基本情報
- UiPath Robot について
- インストール要件
- 無人オートメーション用にロボットをインストールする
- 無人オートメーション用にロボットを設定する
- 有人オートメーション用にロボットをインストールする
- 有人オートメーション用にロボットを設定する
- Integrations
- ガバナンス
- トラブルシューティング

Robot 管理ガイド
更新プロセスにより、Studio と Robot の両方が、利用可能な最新バージョンにアップグレードされます。
Robot のバージョンを更新する前に、相互運用性マトリクスを確認してください。
更新の計画にあたっては、以下の推奨事項に留意してください。
-
Robot の操作モード (サービス モードまたはユーザー モード) を保持します。
-
Robot のバージョンと Studio のバージョンを一致させます。詳細については、「相互運用性マトリクス」をご覧ください。
-
UiPathRobot.msi
で古いUiPathStudio.msi
のインストールを更新することはできません。
Orchestrator が Robot と同じマシンにインストールされている場合は、まず Orchestrator のバージョンを更新してから Robot のバージョンを更新することをお勧めします。新しい設定を適用するには、Robot を Orchestrator に再接続します。
このオプションは、Enterprise LTS バージョンの Robot でのみ利用可能です。Community バージョンは、自動的に最新リリースに更新されます。
たとえば、2024.10.5 の LTS バージョンを最新の 2024.10.9 LTS バージョンに手動で更新できます。ただし、Community Edition のインストールは常に最新バージョンに更新されるため、特定のバージョンを選択することはできません。
サービス モードの Robot を更新する
UiPathStudio.msi
または UiPathRobot.msi
を既定の設定で実行します。これにより、設定を変更することなく古いファイルが置き換えられます。
C:\Program Files\UiPath\Studio\Packages
フォルダーに保存されます。
UiPathStudio.msi
を使用してサービス モードの Robot をコマンド ラインから更新するには、次のコマンドを記述します。
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Robot,RegisterService
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Robot,RegisterService
ユーザー モードの Robot を更新する
UiPathStudio.msi
または UiPathRobot.msi
を既定の設定で実行します。これにより、設定を変更することなく古いファイルが置き換えられます。
UiPathStudio.msi
を使用してサービス モードの Robot をコマンド ラインから更新するには、次のコマンドを記述します。
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Robot
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Robot
モードを切り替える
.xaml
ファイルにアクセスできなくなる場合があります。
設定変数を更新するには、ロボットを再起動する必要があります。ただし、Orchestrator の設定に特定の変更を加えた場合は、再起動は必要ありません。これには以下のような変更があります。
-
RunDisconnectedHours
- ロボットをオフラインで (Orchestrator から切断され状態で) 実行できる時間数です。 -
SignalR の設定 - Robot と Orchestrator 間のリアルタイムの通信に使用される SignalR テクノロジに関連するパラメーターです。
-
HeartbeatPeriodSeconds
- ロボットが Orchestrator にハートビート信号を送信して、自身がオンラインであることを示す頻度 (秒単位) です。 -
NuGet フィード - アクティビティのパッケージ ソースへの参照です。
ADDLOCAL
コマンドに RegisterService
パラメーターが追加されていることを確認します。
ADDLOCAL
コマンドから RegisterService
パラメーターが削除されていることを確認します。
有人シナリオでは更新プロンプトが表示され、以下のオプションのいずれかを選択できます。
-
今すぐ更新 - 現在実行中のすべてのジョブを停止し、アクティブな Studio と Assistant のインスタンスをすべて閉じます。その後、更新がすぐに続行されます。
-
後で - 更新を延期します。通知はミュートされ、都合のよいときに更新プロセスを開始できます。システム トレイにある UiPath UI のアイコンで [更新を確認] をクリックすると、更新プロセスを開始できます。
プロンプトを承認すると、更新サービスは確認を得て更新プロセスを開始します。最初の通知から 24 時間以内に反応がない場合、更新は自動的にインストールされます。
バージョン 2021.8 以降を実行しているインストール済みの Community (プレビュー) は、最新の Community (プレビュー) のリリースに自動更新されます。
自動更新プロセス中に Studio を閉じると、Robot は Orchestrator への接続を失います。この問題は、ライセンス済みのインストールでは発生しません。
詳しくは、「更新サービス」をご覧ください。