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ロボット ログを理解する
ログは、ロボットの実行状況に関連する情報イベント、エラー、警告メッセージを含む、タイムスタンプ付きのファイルです。
実行ログは、オートメーションの実行によって生成されるメッセージです。実行ログには、オートメーションのアクションの詳細とユーザー定義のメッセージが含まれます。Assistant または Orchestrator の設定で指定したレベルに一致するログのみが Orchestrator に送信されます。
.log
形式) および LiteDB ファイルとして生成されます。Orchestrator への接続が失われた場合、ログは LiteDB ファイルに保存されます。接続が復旧すると、ログは Orchestrator に送信されて LiteDB から削除されます。そのため、Orchestrator への接続が切断されても、ログが失われることはありません。
ロボット診断ログは、ロボットの動作と、ロボットがオートメーションの実行に使用するコンテキストの詳細を含む内部ログです。たとえば、ロボットがさまざまなソフトウェア アプリケーションとどのように対話するかや、システム リソースをどのように管理するかに関する情報が含まれる場合があります。エラーが発生した場合は、これらのログを確認すると、エラーの原因となった条件とアクションを正確に特定できます。
ロボット診断ログは、以下の場所に保存されます。
-
イベント ビューアー システム アプリケーション - Windows OS の場合
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%LocalAppData%\UiPath\Logs\internal\Robot.log
- Windows オペレーティング システム上のユーザー モードの Robot 用 -
%PROGRAMDATA%\UiPath\Logs\internal\Robot.log
- Windows オペレーティング システム上のサービス モードの Robot 用 -
~/Library/Application Support/UiPath/Logs/internal/Robot.log
- Mac オペレーティング システムの場合
ドライバー診断ログには、ロボットと特定のハードウェア間でドライバー経由で行われる通信と対話の詳細が含まれます。たとえば、オートメーションの一部として、ロボットがプリンターと対話してドキュメントを印刷しなければならない場合があります。このログを確認すると、問題の原因がドライバー自体にあるのか、それともロボットとドライバーの通信方法にあるのかを特定するのに役立ちます。
.etl
ファイルに書き込まれます。ドライバーのトレースは問題の調査時にのみ有効化して、調査セッションが終了したら無効化することをお勧めします。Trace の情報を含む .etl
ファイルは、機能を無効化して初めて生成されます。
以下のイベントが、オートメーションの実行中にロボットによって既定でログに記録されます。これらのエントリは、ログ ファイルの logType フィールドに Default とマークされます。
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Execution start - オートメーションが開始されるたびに記録されます。Information 以上のレベルが使用されます。
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Execution end - オートメーションが終了するたびに記録されます。Information 以上のレベルが使用されます。
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Transaction start - オートメーション内のすべてのトランザクションの開始時に記録されます。Information 以上のレベルが使用されます。
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Transaction end - オートメーション内のすべてのトランザクションの完了時に記録されます。Information 以上のレベルが使用されます。
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Error - 実行がエラーを検出して停止するたびに記録されます。Error 以上のレベルが使用されます。
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Debugging - Orchestrator の [ログの設定] が [Verbose] に設定されている場合に記録されます。Trace 以上のレベルが使用されます。アクティビティの名前と型、変数の値、引数などの詳細が含まれます。
カスタム ログまたはユーザー定義のログを生成するには、以下のアクティビティを使用します。
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[1 行を書き込み] アクティビティでは、Trace レベルのログが作成されます。
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[メッセージをログ] アクティビティでは、[ログ レベル] プロパティ フィールドで選択されたレベルでログが作成されます。
ユーザー定義のログは、ログ ファイルのlogType フィールドの User の値で識別できます。