無人オートメーション用にロボットにライセンスを付与する

無人オートメーションを実行するには、ロボット、具体的にはロボットをホストするマシンに、1 つ以上のロボット ライセンス (またはランタイム) を割り当てる必要があります。マシンに割り当てられたランタイムの数は、同時実行の最大数を表します。たとえば、1 つのランタイムで一度に実行できる無人オートメーションは 1 つだけです。5 つのランタイムを使用すると、同一のホスト マシン上で最大 5 つの無人オートメーションを同時に実行できます。

無人オートメーションでは、以下のランタイムを利用できます。

• Production (Unattended)
• テスト
• App Testing

Orchestrator を介して

無人オートメーションのロボットにライセンスを付与するには、まず Orchestrator でライセンスをアップロードおよびアクティベーションしてから、ロボットをその Orchestrator インスタンスに接続します。

ロボットを Orchestrator に接続するには、Orchestrator のマシン オブジェクトによって生成されるクライアント資格情報 (クライアント ID とシークレット) が分かっている必要があります。

• Assistant で [接続の種類] として [クライアント ID] を使用し、クライアント資格情報を指定します。

• コマンド ライン インターフェイスで --connect コマンドを使用し、クライアント資格情報を指定します。

コマンド ライン経由 (ライセンス ツールを使用する)

ロボットを Orchestrator に接続することなくロボットにライセンスを付与するには、コマンド プロンプトで LicenseTool の activate コマンドを使用します。ライセンスのアクティベーションは、オフラインでもオンラインでも実行できます。

その他のコマンドとパラメーターについては、「LicenseTool ユーティリティ」をご覧ください。

オンライン アクティベーションの場合

UiPath.LicenseTool.exe と同じディレクトリで次のコマンドを実行します。1234-5678-9010-1112 は、ライセンス文字列です。

 C:\Program Files\UiPath\Studio\UiPath.LicenseTool.exe activate -l 1234-5678-9010-1112

オフライン アクティベーションの場合

UiPath.LicenseTool.exe と同じディレクトリで次のコマンドを実行します。c:\Downloads\license.txt は、ライセンス ファイルへのパスです。

 C:\Program Files\UiPath\Studio\UiPath.LicenseTool.exe activate-offline -f c:\Downloads\license.txt