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2024.10
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Robot 管理ガイド
Last updated 2024年11月18日

ロボット ログを管理する

ログ レベルを設定する

ログ レベルは次の方法で変更できます。

  • [Assistant] > [設定] > [全般] ページの [ログ レベル] 設定。既定では、Information に設定されています。サービス モードの Robot の場合、管理者権限が必要です。

  • Orchestrator > [アクセス権を管理] > [ユーザー] > [ユーザー] または [ロボット アカウント] > [ロボットの設定] ページの [ログ レベル] 設定。既定では、Information に設定されています。

    注:

    Orchestrator で設定されたログ レベルが Assistant で設定されたログ レベルよりも優先されます。

ログ ファイルを削除する

ディスク容量の使用を抑えるために、ログ ファイルが特定の数に達したらログ ファイルをアーカイブできます。NLog.config ファイルの <target> セクションで次のようにログ ファイルを設定します。
  • プロパティ archiveNumbering="Date"archiveEvery="Day" を追加することにより、ログ ファイルを毎日アーカイブし、各アーカイブに日付で名前を付けるようシステムに指示します。
  • プロパティ archiveDateFormat="yyyy-MM-dd" で、アーカイブ ファイル名の日付の形式を設定します。
  • archiveFileName="${WorkflowLoggingDirectory}/{#}_Execution.log" で、アーカイブされるファイル名の場所と形式を指定します。
  • maxArchiveFiles="10" プロパティで、最新の 10 個のアーカイブ ログ ファイルのみを保持するための制限を設定します。
例:
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<nlog xmlns="http://www.nlog-project.org/schemas/NLog.xsd" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
  <variable name="WorkflowLoggingDirectory" value="${specialfolder:folder=LocalApplicationData}/UiPath/Logs" />
  <rules>
    <logger name="WorkflowLogging" writeTo="WorkflowLogFiles" final="true" />
  </rules>
  <targets>
    <target type="File"
      name="WorkflowLogFiles"
      fileName="${WorkflowLoggingDirectory}/${shortdate}_Execution.log"
      layout="${time} ${level} ${message}"
      keepFileOpen="true"
      openFileCacheTimeout="5"
      concurrentWrites="true"
      encoding="utf-8"
      writeBom="true"
      archiveNumbering="Date"
      archiveEvery="Day"
      archiveDateFormat="yyyy-MM-dd"
      archiveFileName="${WorkflowLoggingDirectory}/{#}_Execution.log"
      maxArchiveFiles="10"
    />
  </targets>
</nlog><?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<nlog xmlns="http://www.nlog-project.org/schemas/NLog.xsd" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
  <variable name="WorkflowLoggingDirectory" value="${specialfolder:folder=LocalApplicationData}/UiPath/Logs" />
  <rules>
    <logger name="WorkflowLogging" writeTo="WorkflowLogFiles" final="true" />
  </rules>
  <targets>
    <target type="File"
      name="WorkflowLogFiles"
      fileName="${WorkflowLoggingDirectory}/${shortdate}_Execution.log"
      layout="${time} ${level} ${message}"
      keepFileOpen="true"
      openFileCacheTimeout="5"
      concurrentWrites="true"
      encoding="utf-8"
      writeBom="true"
      archiveNumbering="Date"
      archiveEvery="Day"
      archiveDateFormat="yyyy-MM-dd"
      archiveFileName="${WorkflowLoggingDirectory}/{#}_Execution.log"
      maxArchiveFiles="10"
    />
  </targets>
</nlog>

詳細なログをカスタマイズする

Verbose レベルのログには詳細な情報が含まれているため、サイズが大きくなることがあります。これを制御するには、UiPath.Executor.exe.config ファイルをカスタマイズします。次の XML スニペットを <system.serviceModel> セクションに追加し、Robot サービスを再起動します。
<tracking>
    <profiles>
        <trackingProfile name="StandardProfile">
         <workflow>
          <activityStateQueries>  
            <activityStateQuery activityName="*">
                <states>  
                    <state name="Faulted"/>  
                </states>
                <arguments>  
                    <argument name="*"/>  
                </arguments> 
                 <variables>  
                    <variable name="*"/>  
                </variables>             
            </activityStateQuery>
          </activityStateQueries>    
         </workflow>
        </trackingProfile>       
    </profiles>
</tracking><tracking>
    <profiles>
        <trackingProfile name="StandardProfile">
         <workflow>
          <activityStateQueries>  
            <activityStateQuery activityName="*">
                <states>  
                    <state name="Faulted"/>  
                </states>
                <arguments>  
                    <argument name="*"/>  
                </arguments> 
                 <variables>  
                    <variable name="*"/>  
                </variables>             
            </activityStateQuery>
          </activityStateQueries>    
         </workflow>
        </trackingProfile>       
    </profiles>
</tracking>
<states> タグには、ログに記録する各ステートのサブタグが含まれます。<state name="Faulted"/> のみが含まれる場合は、エラー ステートで終了したアクティビティ、つまりエラーが発生したアクティビティのみがログに記録されます。
他のステートを含めるには、<state name="Executing"/> を使用します。

変数と引数もカスタマイズできます。Microsoft のドキュメントをご覧ください。

ドライバー診断ログを管理する

ドライバー トレースを有効化するには、次の手順を実行します。

  1. コマンド プロンプトを管理者権限で開きます。

  2. cd 引数を使用して、インストール ディレクトリにアクセスします (例: cd C:\Program Files\UiPath\Studio)。
  3. UiRobot.exe --enableLowLevel コマンドを実行します。

ドライバー トレースを無効化するには、次の手順を実行します。

  1. コマンド プロンプトを管理者権限で開きます。

  2. cd 引数を使用して、インストール ディレクトリにアクセスします (例: cd C:\Program Files\UiPath\Studio)。
  3. UiRobot.exe --disableLowLevel コマンドを実行します。

診断ツールを使用する

実行ログを取得するように診断ツールを設定する方法については、『Studio ガイド』の「診断ツールについて」をご覧ください。

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