- Cloud Action Center のリリース ノート
- 2020 年 12 月
- 一般提供 (GA)
- パブリック プレビュー
- 基本情報
- アクティビティ
- 長期実行ワークフローを設計する
- ジョブを開始し参照を取得 (Start Job And Get Reference)
- ジョブ完了まで待機し再開
- キュー アイテムを追加し参照を取得 (Add Queue Item And Get Reference)
- キュー アイテム完了まで待機し再開
- フォーム タスク完了まで待機し再開
- 時間差で再開 (Resume After Delay)
- タスクを割り当て
- 外部タスクを作成
- 外部タスクの完了を待機して再開
- タスクを完了する
- タスクを転送 (Forward Task)
- フォーム タスクを取得 (Get Form Tasks)
- タスク データを取得 (Get Task Data)
- アプリ タスクを取得
- タスクのコメントを追加
- タスクのラベルを更新
- アプリ タスクを作成
- アプリ タスク完了まで待機し再開
- タスク タイマーを設定
- アクション
- プロセス
- 通知
- 監査
一般提供 (GA)
2020 年 11 月 9 日
人間の介入が必要な長期実行の無人ワークフローでは、ワークフローの実行が分割されるため、ワークフローを中断したり、人間による入力作業の後に再開したりできます。Action Center はこのようなシナリオをサポートする機能です。
今回のリリースでは、エンド ツー エンドの業務プロセスを処理するうえで重要な機能を公開しました。また、Action Center を Automation Cloud ポータルに直接統合し、ビジネス ユーザーが Orchestrator を操作する必要性を最小限に抑えました。このため、Action Center の Web インターフェイスが Automation Cloud ポータルに表示されるようになり、さまざまな役割のビジネス ユーザーが Action Center を操作できるようになりました。
Action Center の機能は 2 つに分かれており、それぞれ Cloud Portal の [Processes] および [Actions] セクションからアクセスできます。両セクションは、お使いの Automation Cloud テナントで有効化されていれば、サイド ナビゲーション メニューからアクセスできます。
今回のリリースの主要な情報については、以下をご覧ください。
フォームを使用した無人プロセスのトリガー
新しい Action Center では、ビジネス ユーザーが Automation Cloud ポータルから直接無人プロセスを起動したり、プロセスを後で正常に実行するために使用する入力情報をロボットに渡したりできます。無人プロセスのトリガーはフォーム経由で行うことができ、トリガー時にファイルをアップロードすることもできます。また、プロセスの実行状況は追跡可能です。
分類ステーションのアクション
分類ステーションを追加し、ドキュメントの分類や分割の結果を人間がレビューしたり修正したりできるようにしました。このため、人間とロボットがもっと協力して作業できるようになりました。分類ステーションは、[分類ステーションを提示] アクティビティを使用すればユーザーの操作によって提示できます。また、長期実行のワークフロー機能を活用し、分類ステーションを Orchestrator の Action Center に統合することもできます。この場合は [ドキュメント分類アクションを作成] アクティビティと [ドキュメント分類アクション完了まで待機し再開] アクティビティを使用します。
モダン フォルダーのサポート
今回のリリースでは Action Center がモダン フォルダーもサポートするようになりました。これまで Action Center の使用はクラシック フォルダーのみに制限されていましたが、今後はフォルダーの種類に関わらず Action Center のすべての機能を使用できます。
また、社内のアクション管理者専用に新しくページを追加しました。このためアクションを一元管理し、ユーザーに対する割り当てが簡単に行えるようになりました。
中間保存
今回のリリースからは、フォームのフィールドを一度にすべて入力する必要がなくなりました。お好きなタイミングでフォームを保存できるため、それまでの作業内容を保存しておいて後で作業を再開できます。
アクションへの添付ファイルの追加
今回からは、ビジネス ユーザーがファイルをアクション フォームにアップロードできるようになりました。このため、代理人が検証を行うシナリオが円滑になり、ロボットがダウンストリーム処理を行うことができます。
アップロードの制限 (例: アップロードできるファイル数やファイルの最小/最大サイズ) は Studio でのデザイン時に設定できます。これには、[フォーム タスクを作成] アクティビティに組み込まれたフォーム デザイナーを使用します (v1.1.8 以上の UiPath.Persistence.Activities パッケージで利用可能) 。
PDF ビューアーのサポート
フォーム アクションが PDF をサポートするようになったため、ポータルから直接 PDF ファイルを確認できます。
アクション フォーム内での安全な JavaScript の実行
Action Center で JavaScript ベースの高度な検証/条件ロジックを使用できるようになりました。
Automation Cloud 内の Action Center サービスに関するドキュメントは、公式の Action Center ガイドで確認できます。
新しいパラダイムにスムーズに移行できるよう、当面の間は Orchestrator サービス内でもアクションを管理できます。
このため、Action Center のドキュメントは Orchestrator ガイドからも確認できます。ただし、パラダイムの移行が完了すると Action Center は Orchestrator から削除され、ドキュメントも Orchestrator ガイドから確認できなくなりますので、Automation Cloud から Action Center を利用することをお勧めします。
- ストレージ バケット アクティビティを使用して、PDF をストレージ バケットにアップロードします。
- 属性名の末尾に
_storage
を追加して (例:pdf_storage
)、アップロードしたファイルのパスをフォーム データに渡します。 <embed>
タグを使用し、HTML 要素のコントロールで属性名 (例:pdf_storage
) を参照します。例:<embed href={{ data.pdf_storage }} width="600px" height="500px"></embed>
- [変更時に更新] プロパティはオンにしないでください。
-
[JSON を編集] に移動し、「
"refreshOn"
」フィールドを検索します。値をフォーム データの属性 (例:pdf_storage'
) に設定して保存します。重要: UiPath.FormActivitiyLibrary v1.1.10 を使用している場合は、コンポーネント JSON に"refreshOn"
オプションが含まれません。ただし、"refreshOn"
キーを手動で追加することで、上述のように値を設定できます。
- フォーム要素のプロパティで [論理] タブに移動し、高度な論理を追加します。
- JavaScript を選択してデータ検証と高度な条件式を書き込みます。
-
この JavaScript インタープリターは DOM API をサポートしていません。したがって fetch、window、browser といったオブジェクトは公開されません。