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2023.10
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Process Mining
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年10月17日

2023.10.3

公開日: 2024 年 4 月 19 日

更新内容

[開発] タブ

開発中のプロセス アプリ用に、個別の環境が利用可能になりました。 これにより、パブリッシュ済みのプロセス アプリを使用するビジネス ユーザーの邪魔をすることなく、ダッシュボードのカスタマイズや変換の編集ができます。

Process Mining ポータルの [開発] タブからアプリを作成・編集できるようになりました。 開発環境では、開発中のアプリのみに使用されるプロセス アプリのデータを取り込みます。 この開発データセットはデータ変換のテストに使用されます。パブリッシュ済みのプロセス アプリのダッシュボードに表示されるデータには影響しません。

ビジネス ユーザーがアプリを使用する準備ができたら、アプリをパブリッシュできます。また、必要に応じて、パブリッシュ済みのプロセス アプリで使用するための新しいデータを取り込むことができます。

注意:

新しい開発ステージが導入される前に作成されたプロセス アプリの開発環境にアクセスするには、プロセス アプリを移行する必要があります。 これは、アプリケーションのステータス [移行が必要] で示されます。

移行により、開発環境で使用するための個別のデータセットが作成されます。 移行は、パブリッシュ済みのプロセス アプリには影響しません。

詳しくは、「Process Mining ポータル」をご覧ください。

プロセス マネージャー

モデルベースの Process Mining アプリケーションで参照として使用するプロセス モデルを、プロセス マネージャーで表示できるようになりました。モデルは BPMN (Business Process Model Notation) 2.0 モデルとしてエクスポートできます。これにより、ファイルを BPMN.iO などの BPMN モデラーにインポートしたり、BPMN ファイルを別のプロセス アプリにインポートしたりできます。

プロセス マネージャーはダッシュボード エディターに統合されました。

詳しくは、「プロセス マネージャー」をご覧ください。

カスタム フィールド

データ変換を使用して新しいフィールドを追加できます。たとえば、ダッシュボードで使用する新しい出力フィールドを定義する場合などです。

フィールドを追加する」をご覧ください。

注: データ変換を使用してカスタム フィールドを作成できるようになったため、イベント ログカスタム プロセスPurchase-to-PayOrder-to-Cash のアプリ テンプレートのデータ モデルでは、事前定義済みのカスタム フィールドが利用できなくなりました。

カスタム テーブル

業務プロセスには、既定のアプリ テンプレートで利用可能なテーブルよりも多くのテーブルを必要とするデータ モデルが含まれる場合があるため、新しいテーブルを追加してリレーションを作成できるようにしました。この追加したテーブルはプロセス アプリで使用できます。また、このテーブルで作成したフィルターや KPI でダッシュボードを拡充することで、業務プロセスの価値を高めることができます。

[データ変換] で、プロセス アプリのデータ モデルを表示および編集できるようになりました。
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テーブルを追加する方法とデータ モデルの要件について詳しくは、「テーブルを追加する」をご覧ください。

グラフやメトリックで使用されているフィールドを含まないテーブルも削除できるようになりました。「データ マネージャー」をご覧ください。

空のフィールドを削除

データセットにデータが含まれていないフィールドや、グラフで使用されていないフィールドを削除できるようになりました。

データ マネージャー」をご覧ください。

データ変換をエクスポートおよびインポートする

データ変換エディターから変換をエクスポートおよびインポートできるようになりました。
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変換をエクスポートおよびインポートする」をご覧ください。

プロセス アプリをエクスポートおよびインポートする

Process Mining ポータルからプロセス アプリをエクスポートできるようになりました。 これにより、テナントや環境間でプロセス アプリを共有できます。 プロセス アプリは、すべてのダッシュボードと変換を含む暗号化された .pmapp ファイルにエクスポートされます。

プロセス モデルを検出

新しいアプリの作成時に、[プロセス モデルを検出] を選択してプロセス グラフに使用できるようになりました。プロセス モデルを検出すると、プロセスの構造をより深く理解することができます。プロセス全体を高度なプロセス マイニング手法で分析することで、並列に発生するアクティビティ、意思決定の一部であるアクティビティ、またはより複雑なループの一部であるアクティビティが自動的に検出されます。

新しいアプリの作成ウィザード」をご覧ください。

BPMN モデルをインポート

新しいアプリの作成時に、BPMN 2.0 モデルをインポートするように選択し、そのモデルをアプリのプロセス モデルとして使用できるようになりました。BPMN モデルを使用すると、高度なプロセス アルゴリズムによってイベント ログ データが BPMN モデル上にマッピングされ、BPMN モデルとデータがどのように関連しているかを分析できます。

新しいアプリの作成ウィザード」をご覧ください。

プロセス アプリで、インポート済みの BPMN モデルをプロセス グラフに使用している場合、プロセス マネージャーの [BPMN をインポート] 機能を利用して BPMN モデルを更新できます。

詳しくは、「プロセス マネージャー」をご覧ください。

ファイルを実行

[クエリを実行] の横にある [ファイルを実行] オプションを使用して、現在選択されている SQL ファイルとその親クエリのみを再計算する実行を開始できるようになりました。この新しいオプションを使用すると、特定の SQL ファイルに対するカスタマイズを以前よりも迅速にテストおよびデバッグできます。

適合性チェック

新しい [適合性チェック] ダッシュボードには、プロセスが [プロセス モデルを検出] または [BPMN モデルをインポート] に準拠しているかどうかを判断するのに役立つ情報が表示されます。

[適合性チェック] では、非効率な箇所、コンプライアンスに関する問題、プロセスの強化の機会、および実際のプロセスと基準プロセス モデルとの間の矛盾を検出できます。

注:

[適合性チェック] ダッシュボードは、プロセス モデルを使用しているアプリでのみ使用できます。つまり、[プロセス モデルを検出] や [BPMN モデルをインポート] を使用して作成されたプロセス アプリです。

詳しくは、「適合性チェック」をご覧ください。

プロセスのアニメーション

ケースがプロセスをどのように通過するかを示すビジュアル アニメーションを開始できるようになりました。これにより、ケースがグラフをどのように流れているかを一目で把握し、ケースがハッピー パスからどのように逸脱しているかを特定できます。

プロセス グラフを使用する」もご覧ください。

プロセスの非効率な箇所

自動化率が低いといった非効率的な箇所をプロセス グラフから直接特定できます。これは、プロセス グラフからプロセス内で発生する可能性のある問題を検出するのに役立ちます。「プロセス グラフを使用する」もご覧ください。

プロセス グラフのエッジ メトリック

プロセス グラフのエッジに平均スループット時間を表示できるようになりました。プロセス グラフのエッジ メトリック セレクターから、平均スループット時間メトリックを選択できます。

注:

既存のプロセス アプリで平均スループット時間メトリックを使用する場合は、プロセス アプリのデータを再取り込みする必要があります。

すぐに使える期限日

Purchase-to-Pay アプリ テンプレートで以下の期限日が利用可能になりました。

  • 支払予定日。

  • PR から PO へのスループット時間。

Order-to-Cash アプリ テンプレートで以下の期限日が利用可能になりました。

  • 支払予定日。

  • 納品予定日。

詳しくは、「期限日」をご覧ください。

  • Order to Cash アプリ テンプレートで [Sales order item with late payments] タグが利用可能になりました。詳しくは、「タグ」をご覧ください。

  • すべてのカスタム プロセス アプリ テンプレートには、異なるユーザーによって実行される再作業アクティビティがケースに含まれているかどうかを確認するタグが、すぐに使える状態で実装されています。

新しいアプリ テンプレートが利用可能に

以下のアプリ テンプレートが新しく利用できるようになりました。

  • Oracle Cloud Order-to-Cash

詳しくは、「アプリ テンプレート」をご覧ください。

改良点

プロセス グラフ

プロセス グラフの [バリアント] スライダーに、バリアントの総数と、[バリアント] スライダーを使用して選択したバリアントの数が表示されるようになりました。

プロセス グラフを使用する」もご覧ください。

データ マネージャー

  • メトリックの作成に複数の集計を使用する場合に、除算演算子 (/) に加えて、加算 (+)、減算 (-)、乗算 (x) 演算子をルールで選択できるようになりました。

  • 新しい [入力値] 集計オプションにより、メトリック計算で定数値を使用できるようになりました。

データ マネージャー」をご覧ください。

データ変換を編集する

.sql ファイルを編集すると、[変換] のフォルダー構造内に、未保存の変更があることが示されるようになりました。

イベント ログとカスタム プロセスのアプリ テンプレート

アプリ テンプレートの TemplateOne-SingleFile および TemplateOne-MultiFiles の名称を、使用用途の分かりやすい名前に変更しました。
  • TemplateOne-SingleFile アプリ テンプレートの名前は [イベント ログ] に変更されました。

  • TemplateOne-MultiFiles アプリ テンプレートの名前は [カスタム プロセス] に変更されました。

カスタム プロセス アプリにおけるプロセス固有の用語

以下のアプリ テンプレートを使用して新しいプロセス アプリを作成する際に、パブリッシュ済みのプロセス アプリのダッシュボードでは、フィールドやメトリックに、カスタム プロセス アプリ テンプレートで使用されている一般的な用語ではなく、プロセス固有の用語が使用されるようになりました。

  • Jira Incident-Management

  • Oracle NetSuite Fixed-Asset-Management

  • Oracle NetSuite Quote-to-Cash

  • Salesforce アカウント管理

  • Salesforce Configure-Price-Quote

  • Salesforce Lead-to-Cash

  • SAP Accounts-Payable

  • SAP Equipment-Maintenance

  • SAP Production-Planning

  • SAP Warehouse-Management

  • SAP Ariba Vendor-Sourcing

さらに、データ変換が簡略化され、カスタマイズしやすくなりました。出力テーブルは、作成されたグループに配置され、5_business_logic グループで繰り返されなくなりました。たとえば、Cases テーブルは 2_objects グループにあり、Event_log は 4_event_logs グループにあります。

SAP Ariba 抽出器

SAP Ariba 抽出器の新しいバージョンが利用可能になりました。この抽出器は、Purchase-to-Pay および Vendor Sourcing アプリ テンプレートと組み合わせて使用できます。

SAP Ariba の抽出ツールを拡張する」もご覧ください。

Purchase-to-Pay プロセス アプリ

  • [Number of activities] メトリックが [Summary] - [Summary] ダッシュボードで利用できるようになりました。

  • [One-time suppliers] メトリックが [Summary] - [Summary] ダッシュボードで利用できるようになりました。

    [First time right] メトリックが [Summary] - [Summary] ダッシュボードで利用できるようになりました。

詳しくは、「Purchase-to-Pay アプリ テンプレート」をご覧ください。

  • [Number of activities] メトリックが [Summary] - [Summary] ダッシュボードで利用できるようになりました。

詳しくは、「Order-to-Cash アプリ テンプレート」をご覧ください。

イベント ログ、カスタム プロセス、Purchase to Pay、Order-to-Cash のプロセス アプリ

  • [エンド ツー エンドのプロセス] ダッシュボードと [イベント分析] ダッシュボードで、自動化率をメトリックとして利用できるようになりました。

  • [エンド ツー エンドのプロセス] ダッシュボードのヘッダーに、KPI として自動化率が表示されるようになりました。

注:

自動化率は、データセットで利用可能な場合にのみ表示されます。

Automation Hub に送信

アイデアを Automation Hub に送信する際に、以下の情報がアイデアの [説明] に追加されます。

  • アクティビティの名前です。

  • イベントの数

  • 合計スループット時間

  • 平均スループット時間

  • 合計イベント コスト

  • 平均イベント コスト。

  • ユーザー数

  • オートメーションの割合。

  • Automation Hub からのアクティビティを表示する URL。

[Automation Hubに送信] の英語版のラベルが、[Send to Automation Hub] から [Submit to Automation Hub] に変更されました。

その他

入力データを読み込むための設定はサポートされない

settings.json ファイルの AddRawTablePostfixStripSpecialCharacters の設定はサポートされなくなりました。今後、この設定を使用して、既存のプロセス アプリをデータ読み込み動作 (2023 年 3 月に導入) に切り替えることはできません。

データをアップロードする際は、入力データがプロセス アプリの作成に使用するアプリ テンプレートで求められる形式であることを必ず確認してください。詳しくは、「アプリ テンプレート」をご覧ください。

プロセス アプリの settings.json ファイルにまだこれらの設定が含まれている場合、現在は使用されていないため安全に削除できます。
  • 公開日: 2024 年 4 月 19 日
  • 更新内容
  • 改良点
  • その他

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