2023.10

Addendum: December 18, 2024

既知の問題

• Editing Data transformations does not work when the process app security is configured as single_account.

• Using the Data transformations editor could result in failing runs when Amazon S3 is used as storage platform. To prevent the issue, make sure to use a small dataset for the development and testing of data transformations.

追記: 2023 年 12 月 19 日

既知の問題

プロセス アプリのデータが、[データ ソース] ステップの [データをアップロード] 以外のオプションで読み込まれている場合に、データ変換エディターから変換を実行すると、データの実行が失敗します。

この問題を解決するには、次の手順に従います。

1. .tsv ファイルまたは .csv ファイルを使用してデータをアップロードします。詳しくは、「データ ソースを選択する」をご覧ください。実行は正常に完了する必要があります。
   注:

   サンプル データ ファイルをアップロードすることもできますが、サンプル データ のオプションは使用しないでください。

2. 必要に応じてデータをアップロードします。これで、希望するソース データ オプションを使用できます。たとえば、抽出器を使用して CData Sync でデータをアップロードすることができます。

これで、データ変換エディターの変換の実行が、正しく動作するようになりました。

公開日: 2023 年 11 月 3 日

更新内容

データ変換を編集する

新しいインライン エディターでは、アプリのデータ変換をブラウザーで直接編集できます。つまり、変換をエクスポートおよびインポートする必要がありません。編集が完了したら、カスタマイズした変換をインラインの変換エディターから実行できます。

詳しくは、「データ変換」をご覧ください。

プレビュー パネル

[データ変換] エディターでは、クエリの結果を新しいプレビュー パネルで確認できます。SQL ファイルの 1 つをクリックすると、クエリのデータが SQL コードの横に表示されます。

入力データをプレビューする

同じインターフェイスで生の入力データ テーブルをプレビューすることもできます。入力テーブルをクリックすると、アップロードされた生データを確認できます。

メトリックを作成する

新しい KPI エディターでは、集計ルールを設定してメトリックを作成・編集できるようになりました。

詳しくは、「メトリック」をご覧ください。

変換の編集権限

ユーザーに変換の編集権限を付与できるようになりました。変換の編集権限を持つユーザーは、アプリの変換をエクスポート、編集、インポートできます。

詳しくは、「プロセスアプリのアクセス権を管理する」をご覧ください。

期限日

Purchase-to-Pay および Order-to-Cash のアプリ テンプレートで [期限日] ダッシュボードが利用できるようになりました。[期限日] ダッシュボードを使用するには、データ変換を使用して models\5_business_logic\Due_dates-base.sql ファイル内に期限日を追加する必要があります。

詳しくは、「期限日」をご覧ください。

タグ

Purchase-to-Pay および Order-to-Cash のアプリ テンプレートで [タグ] ダッシュボードが利用できるようになりました。[タグ] ダッシュボードを使用するには、データ変換を使用して models\5_business_logic\Tags_base.sql ファイル内にタグを追加する必要があります。

詳しくは、「タグ」をご覧ください。

[タイムフレーム] フィルター

[期間] フィルターを強化し、表示名を [タイムフレーム] フィルターに変更しました。[タイムフレーム] フィルターには使用する日付フィールドを選択できます。また、ヘッダー バーから次のタイムフレームと前のタイムフレームに直接移動できるようになりました。

アプリ開発者は、[タイムフレーム] フィルターで、折れ線グラフや KPI グラフに表示する X 軸のフィールドを選択できます。

ビジネス ユーザーが別のタイムフレームを選択すると、それに応じてグラフの X 軸も変化します。

[タイムフレーム] フィルターが X 軸のラベルとして表示されます。

詳しくは、「[タイムフレーム] フィルター」をご覧ください。

グラフ フィルター

アプリ開発者は、表のデータをグラフに表示する前にフィルター処理するためのグラフ フィルターを定義できるようになりました。ビジネス ユーザーがグラフ フィルターの設定された 1 つ以上のグラフが含まれるプロセス アプリを開くと、それらのグラフ フィルターに従ってデータがグラフに表示されます。

グラフにグラフ フィルターが定義されている場合は、そのグラフの上部に アイコンが表示されます。ビジネス ユーザーはそのアイコンを選択して、適用されているグラフ フィルターを表示できます。以下の画像に例を示します。

ビジネス ユーザーは引き続き、グラフ フィルターの上に適用されるグローバル フィルターを追加できます。ビジネス ユーザーはグラフ フィルターを変更することはできません。

詳しくは、「グラフを編集する」と「適用されているグラフ フィルター」をご覧ください。

ダッシュボードとグラフのカスタム ツールチップ

ユーザーがパブリッシュ済みプロセス アプリのダッシュボードやグラフのタイトル上でマウスをホバーすると表示されるツールチップをアプリ開発者が定義できるようになりました。詳しくは、「グラフを編集する」をご覧ください。

アプリを最適化する

UiPath では、UiPath® Process Mining のユーザー エクスペリエンスを向上させるために継続的な改善を行っています。[アプリを最適化] オプションを使用して、改善された最新のデータ最適化機能を既存のプロセス アプリで使用し、最適なエンド ユーザー エクスペリエンスを提供できるようになりました。詳しくは、「アプリを最適化する」をご覧ください。

横棒グラフで複数の列を表示

棒グラフ内の列を定義するフィールドやメトリックを、ビジネス ユーザーが選択できるようになりました。

「ダッシュボードとグラフを使用する」をご覧ください。

[新しいアプリを作成] のワークフローで利用可能なアプリ テンプレート

[新しいアプリを作成] のワークフローで、以下のアプリ テンプレートが直接利用できるようになりました。

• Coupa-Purchase-to-Pay

• Salesforce-Account-Management

• SAP-Accounts-payable

• SAP-Ariba-Vendor-Sourcing

• SAP-Equipment-Maintenance

• SAP-Order-to-Cash

• SAP-Production-Planning.

• SAP-Warehouse-Management

詳しくは、「アプリ テンプレート」と「アプリ テンプレートをアップロードする」をご覧ください。

[新しいアプリを作成] のワークフローでサンプル データが利用可能に

[新しいアプリを作成] ワークフローのデータ ソースを選択するステップに、[サンプル データを使用] オプションを追加しました。これにより、アプリ テンプレートに含まれるサンプル データを使用できます。このため、サンプル データをダウンロードして入力ファイルとしてアップロードする必要がなくなりました。

DataBridgeAgent

DataBridgeAgent の新しいバージョンが利用可能になりました。DataBridgeAgent が end of upload API を使用して Process Mining でのデータ処理をトリガーするようになりました。詳しくは、「DataBridgeAgent を使用してデータを読み込む」をご覧ください。

改良点

データ マネージャー (Data Manager)

データ マネージャーで表の名前を編集できるようになりました。

「データ マネージャー」をご覧ください。

ログを表示

ログ ファイルを表示するオプションを改良しました。すべてのデータ実行にログ ファイルを利用できるようになりました。進行中のデータ実行のログ ファイルを表示したり、ログ ファイルを更新してデータ実行の進行状況を監視したりすることもできます。

メッセージの重要度を示すさまざまなログ レベルがログに含まれるようになりました。

• Information

• Warning

• Error

詳しくは、「データをアップロードする」をご覧ください。

プロセスのデータ

• [プロセスのデータ] ダッシュボードと [ケースの詳細] で、[.CSV にエクスポート] が利用できるようになりました。

• [プロセスのデータ] ダッシュボードの列の順序を変更できるようになりました。

• [プロセスのデータ] ダッシュボードで比較機能が無効化されました。

アプリの全般設定

• プロセス アプリの設定を編集する [全般設定] ページのレイアウトを改良しました。以下の画像に例を示します。

• [アプリの設定] ページから [アプリの権限] ページを直接開き、プロセス アプリのアクセス権限を管理できるようになりました。

詳しくは、「アプリを編集する」をご覧ください。

Variant ラベル

フィルターとグラフで、バリアントに「Variant」というラベルが表示されるようになりました。以下の画像で例をご確認ください。

根本原因分析

開始ノードに値 (%) も含まれるようになりました。開始ノードの値 (%)

その他

Purchase-to-Pay の入力フィールド

Invoices_base_raw テーブルで Invoice_ID_accounting_relation フィールドを利用できなくなりました。

会計伝票を請求書にリンクするために Invoice_ID_accounting_relation を使用しており、Invoice_ID_accounting_relation フィールドが Invoice_ID と同じ値を含まないデータセットがある場合、会計伝票のイベントはプロセス グラフに含まれなくなります。

Purchase-to-Pay および Order-to-Cash の拡張データ モデル

Purchase-to-Pay および Order-to-Cash アプリ テンプレートのデータ モデルを拡張しました。Purchase-to-Pay および Order-to-Cash のアプリ テンプレートで、もっと多くのオブジェクト テーブルが利用可能になりました。たとえば Purchase-to-Pay では、購買要求、発注、請求、支払いを分析できるようになりました。新しいテーブルのフィールドは、他のフィールドと同様にフィルター、メトリック、グラフ内で使用できます。

注:

これらの新しいデータ モデルは、Purchase-to-Pay および Order-to-Cash アプリのアプリ テンプレートの一部です。つまり、新しい Purchase-to-Pay アプリまたは Order-to-Cash アプリには新しいデータ モデルが表示されますが、既存のアプリは影響を受けません。

データ変換

dbt プロジェクトが dbt v1.4 で実行されるようになりました。dbt v1.1 を使用してデータ変換を実行することも引き続き可能ですが、dbt の最新の機能を利用するには、ローカル環境を dbt v1.4 にアップグレードすることをお勧めします。

非推奨化

プロセス グラフのレイアウト

TRACY を導入しました。新しいプロセス アプリはすべて、プロセス グラフのレイアウトに TRACY を使用します。以前のプロセス グラフのレイアウトで作成したプロセス アプリは、Process Mining 2023.10 では機能しなくなります。今後もプロセス アプリにアクセスできるよう、Process Mining v2023.10 をインストールする前にプロセス アプリを再作成または移行するようにしてください。

詳しくは、「プロセス グラフの新しいレイアウト用にアプリを移行する」もご覧ください。