ハードウェア要件
はじめに
Automation Suite の Process Mining では、Process Mining プロセス アプリのデータ ストレージに使用する AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse
用に別途 Microsoft SQL Server が必要です。このページでは、Microsoft SQL Server マシンを AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse
用に設定するためのハードウェア要件と推奨事項について説明します。
Process Mining では、Microsoft SQL Server Enterprise と Microsoft SQL Server Standard の両方がサポートされています。
推奨
マルチ AZ Amazon RDS インスタンス の使用をお勧めします。ただし、Process Mining ではシングル AZ Amazon RDS インスタンスを使用できます。
「Microsoft SQL Server を構成する」もご覧ください。cluster.json
構成ファイルに Process Mining を手動で追加する方法の詳細については、「手動: 高度なインストール」をご覧ください。
CData Sync
CData Sync のシステム要件について詳しくは、CData Sync のサーバー管理に関する公式ドキュメントをご覧ください。はじめる前に
ハードウェア要件を計算するには、以下を指定する必要があります。
- プロセス内の (100 万件の) イベントの数。
-
出力データのケース フィールドとイベント フィールドの数。たとえば、TemplateOne では 30 です。
要件算出ツール
要件算出ツールを使用して、Process Mining 専用の Microsoft SQL Server マシンを設定するためのハードウェア要件を判断できます。[Product selection] に Process Mining を追加すると、[1 Dedicated SQL Server] の最小要件が表示されます。以下の画像に例を示します。
SQL Server の推奨ハードウェア要件を計算する
Process Mining 専用の Microsoft SQL Server マシンを設定するための推奨要件を計算するには、以下の手順に従います。
手順 |
操作 |
---|---|
1 |
要件算出ツールに移動します。 |
2 |
[Change Product Selection] をクリックします。 |
3 |
[Products] リストで [Process Mining] オプション ボタンを選択して [Add] をクリックし、[Product selection] に Process Mining を追加します。 |
4 |
[Product selection] で [Process Mining] をクリックします。 |
5 |
[Number of Events In Millions] および [Number of Case and Events Fields] フィールドに適切な値を入力します。 |
以下の画像で例をご確認ください。
CPU (コア)
必要な CPU の数は、並列で実行できる変換の数と同時データ実行の数によって決まります。同時接続ユーザーが多いとパフォーマンスに問題が発生する場合は、CPU コア数と RAM を増やすことを検討してください。
RAM
入力データと出力データの両方をメモリに格納できる十分な RAM が必要です。
ディスク領域 (GB)
必要なディスク ストレージは、生データからコネクタの出力データまでに必要な変換ステップの数によって決まります。
SQL Server tempdb データベースのサイズ
SQL Server の tempdb データベースは、すべてのデータを格納するのに十分な大きさである必要があります。そうでないと、変換の実行を正常に完了できません。