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Process Mining
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Last updated 2024年10月17日

プロセス グラフを使用する

はじめに

プロセス グラフとは、データに基づいてイベントが発生する順序を視覚的に表したものです。グラフは、ワークフローのアクティビティと、アクティビティ間の遷移を表すエッジから構成されます。以下の画像で例をご確認ください。



アクティビティの色は異なります。いくつかのエッジは、太さも異なっています。プロセス グラフでは、それらの色と、エッジの太さの両方で、アクティビティ/エッジを通過するケースの数を表します。

また、このプロセスを通過するケースの数もエッジに表示されています。

左上の凡例には、プロセス グラフで使用されるメトリックが表示されます。

凡例の下には、最小数と最大数が表示されます。以下の画像に例を示します。



凡例の色は、プロセス グラフのアクティビティエッジ (遷移) の色に対応しています。

注: 各プロセス グラフのメトリックは、それぞれ異なる場合があります。バーや、エッジの太さが、各グラフのメトリックの違いを表している場合があります。それらも、それぞれ異なる場合があります。

プロセス グラフの情報を表示する

エッジまたはアクティビティの上にマウスをホバーさせると、あらゆる種類の情報を含むヒントが表示されます。たとえば、アクティビティとエッジのスループット時間などです。また、アクティビティまたはエッジ上にマウスをホバーすると、それらと繋がっている要素が色で強調表示されます。ヒントはプロセス グラフごとに異なる場合があります。以下の画像で例をご確認ください。



開始および終了アクティビティ

開始アクティビティと終了アクティビティは、プロセス内の実際のアクティビティではありません。プロセス グラフでは、これらのアクティビティはプロセス グラフの開始と終了を示します。開始アクティビティは アイコンで識別され、終了アクティビティは アイコンで識別されます。

[詳細] スライダー

[詳細] スライダーを使用すると、プロセス グラフの複雑さを減らすことができ、グラフが見やすくなります。既定では、プロセス グラフの詳細度は自動的に決定されます。[詳細] スライダーを使用することで、表示されるアクティビティやエッジの数を変更できます。

[詳細] スライダーの設定

動作

既定 (Default)

プロセス グラフを最も読みやすい詳細度が自動的に検出されます。

最大値

プロセス グラフにプロセス内で考えられるすべてのパスが表示されます。

最小

プロセス内の最も重要な経路の開始から終了までだけが表示され、他のパスはすべて非表示になります。

その他の任意の位置

プロセスの最も重要なパスが、選択された位置に従って表示されます。

[詳細] スライダーの既定の設定を変更した場合は、[既定値にリセット] をクリックすると、プロセス グラフの詳細度を最適な設定に戻すことができます。以下の画像に例を示します。



注: [既定値にリセット] オプションは、[詳細] スライダーの既定の設定を変更した場合にのみ有効化されます。

拡大/縮小

下部の拡大/縮小ボタンを使用して、プロセス グラフの表示倍率を変更できます。以下の表はボタンについて説明したものです。

ボタン

クリックした場合の動作

Zoom in (拡大)

Zoom out (縮小)

既定の表示にリセット

注: マウス ホイールを使用して拡大または縮小することもできます。

別のメトリックに基づいてプロセスを表示する

プロセス グラフには、アクティビティとエッジのメトリック セレクターを含めることができます。以下の画像に例を示します。



プロセス グラフの別のメトリックを選択するには、以下の手順に従います。

手順

操作

1

プロセス グラフでメトリック セレクターをクリックします。

2

利用可能なメトリックのリストから別のメトリックを選択します。

以下の画像で例をご確認ください。



選択したメトリックの値は、プロセス グラフのアクティビティに表示されます。以下の画像に例を示します。アクティビティのケース数が表示されています。



注: プロセス グラフは、別のアクティビティ メトリックを選択した後にのみ更新されます。つまり、別のエッジ メトリックを選択する場合、プロセス グラフを更新するには、別のアクティビティ メトリックを選択する必要があります。

コンテキスト メニューを使用する

アクティビティまたはエッジを右クリックして、コンテキスト メニューを開くことができます。以下の画像に例を示します。



各要素についての説明は以下のとおりです。

要素

説明

現在の選択に基づいてフィルターを作成します。

[Automation Hub に送信] フォームを表示し、オートメーションのアイデアの詳細を入力できます。「UiPath Automation Hub にオートメーションのアイデアを送信する」をご覧ください。

現在のプロセス グラフを .png. ファイルとしてエクスポートします。詳しくは、「エクスポート」をご覧ください。

現在の選択をクリアします。

[プロセスの詳細] ダッシュボードを表示し、ケースやイベントを最も詳細なレベルで分析できます。

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