Process Mining
2022.10
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Process Mining
最終更新日 2024年4月19日

分析 - イベント分析

はじめに

[Analysis] - [Event analysis] は、Order-to-Cash プロセスで発生するイベントを分析できるメイン ダッシュボードです。ブロック イベントや変更イベントは、非標準値として認識されます。これらは、理想的には発生しないほうが良いイベントです。以下の画像に例を示します。



ダッシュボードに表示される情報は、受注品目の作成日に基づいています。[Filters] パネルの [Period] フィルターを使用すると、期間を選択して、選択した期間内に作成された受注品目を表示できます。

注: プロセス グラフには、選択した期間内に作成されたすべての受注品目が表示されるため、変更されて選択した期間外になった受注品目も含まれる可能性があります。

KPI

以下は、[Analysis] - [Deviations] ダッシュボードの上部に表示される KPI の説明です。

KPI

説明

イベントの平均スループット時間

受注品目イベントの平均イベント スループット時間です。

Blocks set

受注品目のブロック (セット) イベントの総数です。

変更箇所

受注品目の変更イベントの総数です。

Main events

受注品目の主要なイベントの総数です。

Total item value

受注品目の合計値です。

項目数

一意の受注品目の総数です。

タイムスタンプ

スループット時間は、連続する 2 つのイベントの [Event end] タイム スタンプ間の期間です。この場合、待機時間とアイドル時間も計算されます。[Processing time] は、実際にイベントに費やされた時間です。この場合、待機時間とアイドル時間は考慮されません。

詳細

[Details] ダッシュボードの項目を使用すると、受注品目イベントをより詳細に分析できます。

ドロップダウン リストからさまざまなフィールドを選択して、異なるさまざまなコンテキストを作成できます。たとえば、[Activity trigger] を選択すると、受注品目イベントがトリガーされた理由を分析できます。

メトリック セレクターを使用すると、さまざまなメトリックを選択できます。以下の表では、選択したフィールドに関して受注品目イベントを分析するために使用できるメトリックの説明を示します。

メトリック

説明

ベース

項目数

選択した期間内に作成された一意の受注品目の数です。

Sales order items

イベント数

選択した期間内の一意の受注品目イベントの数です。

Sales order item end to end events

イベントの平均数

選択した期間内の、受注品目に対して実行されたイベントの平均数です。

Sales order item end to end events

イベントの平均スループット時間

選択した期間内の、すべての受注品目イベントの平均スループット時間です。

Sales order item end to end events

注: 選択したメトリックは、[Analysis] - [Event analysis] ダッシュボードのさまざまなダッシュボード項目すべてに適用されます。別のメトリックを選択すると、それに伴ってグラフも変化します。

分布

分布グラフでは、イベント スループット時間に基づいたイベントの頻度を分析できます。以下の画像に例を示します。



プロセス グラフ

[プロセス グラフ] は、イベント数に基づいて Order-to-Cash のプロセスを表示します。以下の画像に例を示します。



メトリック セレクターからさまざまなメトリックを選択すると、さまざまなメトリックに基づいてプロセス グラフを表示できます。以下の表は、利用可能なメトリックについて説明したものです。

メトリック

説明

ベース

項目数

選択した期間内に作成された一意の受注品目の数です。

Sales order items

イベント数

選択した期間内の一意の受注品目イベントの数です。

Sales order item end to end events

イベントの平均数

選択した期間内の、受注品目に対して実行されたイベントの平均数です。

Sales order item end to end events

イベントの平均スループット時間

選択した期間内の、すべての受注品目イベントの平均スループット時間です。

Sales order item end to end events

注: [詳細] スライダーを使用することで、表示されるアクティビティやエッジの数を変更できます。

プロセス グラフを使用する」もご覧ください。

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  • 分布
  • プロセス グラフ

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