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Agents ガイド
DeepRAG
DeepRAG ツールを使用すると、エージェントは、検索拡張生成 (RAG) を使用して、サイズの大きい PDF ファイルやテキスト ファイルの情報を分析および合成できます。このツールは、レポート、マニュアル、ポリシー、リサーチ ドキュメントなどの長文のコンテンツから導き出された、引用に裏付けられた包括的な回答を必要とするシナリオ向けに設計されています。
DeepRAG は、実行時に提供された 1 つ以上のドキュメントを取り込み、その内容全体に対してセマンティック取得を実行します。定義したタスクに基づいて、DeepRAG は関連する情報を一貫した応答に合成します。また、必要に応じて、ソース ドキュメントを参照する引用を含めることができます。
一般的なユース ケースは次のとおりです。
- サイズの大きいドキュメントやドキュメントのコレクションを要約する
- ソース資料に基づいて複雑な質問に回答する
- 複数のセクションまたはファイルにわたって情報を比較または合成する
- 追跡可能な引用の付いた、リサーチ風の出力を生成する
詳細については、「DeepRAG とバッチ変換のベスト プラクティス: JIT とインデックスベースのストラテジ」を参照してください。
データ ソース
DeepRAG は、Just-In-Time (JIT) のファイル入力をサポートしています。
- ファイルは、エージェントへの入力を介して直接提供します。
- PDF ファイルとテキスト ファイルのみがサポートされます。
- インデックスの作成や外部ストレージの設定は必要ありません。
DeepRAG ツールを設定する
DeepRAG ツールを追加する
- エージェントをデザイン モードで開きます。
- [組み込みツール] のリストから [DeepRAG] をエージェントに追加します。
追加すると、DeepRAG ツールは専用のツール ノードとして表示され、右側のパネルから構成できます。
入力を設定する
設計時に、提供されたドキュメントを DeepRAG でどのように分析するかを定義します。
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Source (file): DeepRAG で分析するファイルまたはドキュメントの入力を選択します。実行時に、エージェントを実行するときに指定したドキュメントに解決されます。
注:データ マネージャーで File の種類の引数を設定する必要があります。
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DeepRAG タスク - エージェントがドキュメント全体で調査する内容を記述します。これには通常、次のものが含まれます。
- どのような情報を探す必要があるか
- 出力をどのように合成または構成するか
- ソースを参照するかどうか、およびどのような方法で参照するか
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ファイル拡張子 - 期待されるファイルの種類を指定します。これにより、DeepRAG は適切なドキュメント解析方法を適用できます。
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引用を有効化 - 有効化すると、合成時に使用されたソース ドキュメントを参照する引用が出力に含まれます。

DeepRAG ツールを実行する
エージェントを実行またはデバッグする場合、DeepRAG ツールはエージェントの実行の一部として実行されます。
- 入力ドキュメントが読み込まれて解析されます。
- タスクの定義に基づいて、関連するセクションが取得されます。
- 取得したコンテンツに基づいてモデルが応答を合成します。
- 出力が生成されます (任意で引用が含まれます)。
実行中に、DeepRAG は実行トレースに専用のツール呼び出しとして表示されます。このステップを展開して、実行時の詳細情報を調べることができます。
実行の詳細を調べる
実行トレースでは、DeepRAG ツールは専用のツール呼び出しとして表示されます。これを展開して、以下の内容を確認できます。
- 入力 - ソース ドキュメント (ファイルの名前、種類、メタデータを含む)、および取得と合成をガイドするために使用されたクエリです。
- 出力 - 生成された応答です。引用が有効化されている場合は引用の配列が含まれます。
このように可視化されるので、回答がどのように生成され、どのソース コンテンツが最終出力に寄与したかを理解できます。