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Agents ガイド
コンテキスト
エージェントでインデックスを使用する
インデックスにより、エージェントは権限を持つナレッジ ベースにアクセスできるようになります。これは、エージェントが業務に固有のデータを使用して推論を行うのに役立ちます。コンテキストを効果的に活用するためのガイダンスについては、「コンテキスト エンジニアリングのベスト プラクティス」をご覧ください。
エージェントにコンテキストを追加するには、[コンテキスト] セクションで以下の手順を実行します。
- [コンテキストを追加] を選択します。
- 利用可能なリストからインデックスを選択するか、[新規作成] を選択して Orchestrator で新しいインデックスを作成します。詳しくは、「インデックス」をご覧ください。
- コンテキストの説明を入力します。
- [プロパティ] パネルを使用して [検索ストラテジ] を設定します。以下の設定を使用して、コンテキストのクエリの種類、精度、および関連性を制御できます。
- セマンティック: テキストのデータ ソースを使用する場合、セマンティック クエリ用にこのオプションを選択します。
- 関連性スコアのしきい値: 関連するチャンクの取得および再ランク付けの後に適用される類似性スコアのしきい値を指します。関連するチャンクのスコアがこのしきい値を下回る場合、そのチャンクは返されません。このフィールドを使用すると、結果の精度を高めることができます。この数を大きくすると、コンテキスト グラウンディングによってフィルター処理が行われ、プロンプトは最高スコアのものにのみグラウンディングされます。
- 生成される結果の最大数: コンテキスト グラウンディングによってユーザーのクエリから返されるチャンクの数を指します。これは、LLM による生成に伴うグラウンディングのペイロード (LLM の呼び出しの全体的なトークン サイズ) を小さくするのに役立ちます。また、コンテキスト グラウンディングから得られる結果に対する追加のフィルターとしても機能させることができます。結果の数を増やすと、返されるチャンクの量が増えます。
- クエリ – 検索ストラテジのクエリです。このフィールドでは、静的な値、引数、動的の各モードがサポートされています。
- 構造化 (プレビュー): 表形式のデータ ソースを使用する場合、構造化クエリ用にこのオプションを選択します。CSV データ形式がサポートされています。
- DeepRAG: このオプションを選択すると、高度な複数のドキュメントの合成と取得が可能になります。詳しくは、「DeepRAG を使用する」をご覧ください。
- 引用を有効化 – DeepRAG クエリの引用を有効化します。
- プロンプト – DeepRAG クエリのプロンプトです。このフィールドでは、静的な値、引数、動的の各モードがサポートされています。
- セマンティック: テキストのデータ ソースを使用する場合、セマンティック クエリ用にこのオプションを選択します。
- 次の設定を使用して検索範囲を制限します。
- フォルダー パスのプレフィックス – このフィールドを使用して、ターゲット ドキュメントが保存されるフォルダー パスを指定します。
/documents/projectなどの静的パスを手動で入力するか、動的な引数を使用して、エージェントが実行時の入力に基づいてさまざまなフォルダーを検索できるようにします。
注:既定では、指定したフォルダーに直接配置されているファイルのインデックスのみを作成できます。サブフォルダーに保存されているファイルは自動的には含まれません。サブフォルダーのファイルを含めるには、パスに
/**を追加します (例:/documents/project/**)。サブフォルダー内のファイルが含まれていない場合、「DeepRAG に使用する有効なファイルがありません。インデックスを更新してもう一度同期するか、別の一致パターンを使用してください。」というエラーが表示されることがあります。- ファイル拡張子 – インデックスに含まれるファイルの種類を選択します。DeepRAG では、現在 PDF ファイルのみがサポートされています。
- フォルダー パスのプレフィックス – このフィールドを使用して、ターゲット ドキュメントが保存されるフォルダー パスを指定します。
ファイルを使用する Just-In-Time コンテキスト
Just-In-Time コンテキストを使用すると、長期間使用されるインデックスや永続的なデータソースを管理することなく、実行時にエージェントにファイルを提供できます。エージェントは、ファイルを永続的なインデックスに同期するのではなく、ファイルを直接操作します。このアプローチにより、運用オーバーヘッドが削減され、スループットが向上し、不要なストレージ コストが回避されます。ユース ケースで、実行時に提供されたファイルをエージェントで操作する必要があり、インデックス付きのデータを後で保持する必要がない場合は、いつでも Just-In-Time コンテキストを使用してください。
- [コンテキストを追加] を選択し、[ファイル入力を使用] を選択します。このオプションは、Data Manager でエージェントに対して File 型の引数が定義されている場合にのみ使用できます。

- [名前] フィールドを使用して、ファイル インデックスのわかりやすい名前を設定します。
- (任意) [説明] に、このコンテキストで提供されるドキュメントの種類を記載します。
- [ファイル] で、ファイルまたは添付ファイルを含む入力 (会話やツールからのドキュメントの配列など) をバインドします。
- 残りの設定を、通常のインデックスの場合と同様に構成します。

実行中に一時インデックスが作成され、構成に従ってクエリが実行された後、破棄されます。エージェントは、抽出された関連コンテキストを推論プロセスの一部として受け取ります。ユーザーがデータ ソースの管理、インデックスの同期、クリーンアップを行う必要はありません。
要件と制限事項
Just-In-Time コンテキストを使用する場合、以下の制約が適用されます。
- 入力添付ファイル: 実行あたり最大 25 個の添付ファイル、合計最大サイズは 128 MB です。
- サポートされるファイルの種類: コンテキスト グラウンディングでサポートされるすべてのファイルの種類。
- 出力フォーマット: 既存のコンテキスト グラウンディング ツールの標準の出力形式と一致します。
- TTL (有効期限): 一時インデックスは、最後に使用してから 24 時間後に自動的に削除されます。これにより、デバッグ時に同じインデックスを再取り込みせずに再利用できます。
- テナントあたり一度に最大 1,000 個の一時インデックスをアクティブにできます。クォータの引き上げは、ケースバイケースでリクエストできます。