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Agents ガイド

最終更新日時 2025年9月25日

エスカレーションとエージェント メモリ

エスカレーションについて

開発者は、ツールを実行する前に人間を交えてビジネス ケースの詳細を検証したり、問題が発生した場合に人間によるサポートを依頼したりする方法をエージェントに提供できます。また、プロセスでビジネス例外が発生した場合、エージェントから人間に承認や他の何らかの種類の意思決定を求めるようにすることもできます。

ここでエスカレーションが役立ちます。エスカレーションは Action Center のアクション アプリを活用しており、開発者にとっては、人間参加型のイベントを設計してエージェントの実行内に設定できるツールになります。詳しくは、クイックスタート ガイド「アクション アプリでエージェントのエスカレーションを作成する」をご覧ください。

エージェント メモリ

注: この機能はプレビューで利用可能です。

エージェント メモリは、各エージェントに埋め込まれたサービスで、実行全体にわたる事実や観察結果を保持できます。エージェントは、過去のエスカレーションとその解決方法を活用して、より多くの情報に基づいた意思決定を行うことができます。これにより、コンテキスト グラウンディングのインデックスとともに長期記憶がサポートされます。

動作のしくみ

エージェントは、エスカレーションをトリガーするシナリオが発生すると、まず、その状況に対する解決策を以前に記憶しているかどうかを確認します。一致する記憶が存在する場合、エージェントはエスカレーションすることなく問題を自動的に解決できます。そうでない場合は、通常どおりエスカレーションが続行されます。解決されると、エージェントはこの結果を将来使用するための記憶として保存します。

設計時メモリと実行時メモリは、次のように区別されます。

  • 設計時メモリ: Studio でのエージェントの作成時およびテスト時のエスカレーションとその解決方法が格納されます。
  • 実行時メモリ: 運用環境でエージェントが稼働している間に解決されたエスカレーションをキャプチャします。

Action Center で解決された各エスカレーションには、質問とサポート コンテキストのキーと値のペアが次のように格納されます。

  • キーとなるのは、トリガーとなる質問またはクエリです (最大 80 文字)。
  • この値には、エスカレーション処理時に指定された解決コンテキストが含まれます。
これらはその後、意味的類似性を使用して、受信するクエリと照合されます。質問 (キー) には 80 文字の制限があり、キーと値のペアの TTL (有効期限) は 3 か月です。

有効化する方法

エスカレーションの設定時にエージェント メモリを以下の手順で設定します。

  1. エージェント定義で [エスカレーション] パネルを開きます。
  2. エスカレーション アプリを選択します。
  3. エージェント メモリ を有効化します。これにより、メモリ ストレージがパブリッシュ済みのエージェントの最新バージョンにリンクされます。
  4. 有効化すると、次のようになります。

    • エージェントは実行時に、エスカレーションによってトリガーされた各 Action Center タスクを保存します。
    • エスカレーションを解決したユーザーは、再利用しない場合はエスカレーションをメモリから除外することもできます。
注: エージェント メモリを使用するには、共有フォルダーへのアクセス権が必要です。

エスカレーションを設定する

エージェントに人間の支援が必要となる状況ごとに複数のエスカレーションを作成できます。

エスカレーションを追加および構成するには、[プロパティ] パネルを使用します。

  1. 利用可能なリソースからアクション アプリを選択します。

    まず、アプリをテナントにデプロイする必要があります。

  2. エスカレーションをいつ使用すべきかをエージェントに知らせるプロンプトを追加します。

    プロンプトはトリガー条件として機能し、このエスカレーションが適合する場合にエージェントをガイドします。

  3. 任意で、エージェント メモリを有効化します。

    このオプションをアクティブ化すると、エスカレーションで使われた質問と回答のペアを保存しておき、テキスト埋め込みを使用して、過去のエスカレーションとの類似性が高いコンテンツを使ってエスカレーションを自動的に解決できます。エージェント メモリには、設計時のエスカレーションと実行時のエスカレーションが別々に保存されます。

  4. [割り当て] セクションで、エスカレーションの受信者を追加します。

    UiPath® 組織内の特定のユーザーにエスカレーションを割り当てることができます。

  5. [入力] セクションで、エージェントがアクション アプリに渡すフィールドと値を定義します。これは、選択したアプリの必須フィールドであるアクション スキーマに対応します。

    各フィールドに、渡す必要がある値をエージェントが理解できるよう支援する説明を追加します。これらの説明により、エージェントがエスカレーション時にコンテキストに基づいて値を推測し、事前入力する能力が向上します。

  6. [結果の処理動作] セクションで、エスカレーションの解決後にエージェントが各結果をどのように処理するかを指定します。アクション アプリで定義されているすべての結果について、以下を行います。
    • エージェントが、エスカレーション担当者から提供された入力を使用してプロセスを再開する場合は、[続行] を選択します。
    • 結果が選択されたらすぐにエージェントを終了する必要がある場合は、[終了] を選択します。この設定を使用すると、人間が介入した後のエージェントの自律性を制御できます。

エスカレーションを作成したら、システム プロンプトからそのエスカレーションを参照できます。明確な指示を使用してください。たとえば、「ツール X を使用する前に、必ず人間による確認のエスカレーションを行い、提案するアクションの詳細を含めてください」のような指示にします。

注:

エージェントは現在、アクション スキーマのプロパティの入力/出力引数の型をサポートしていません。

  • エスカレーションについて
  • エージェント メモリ
  • エスカレーションを設定する

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