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2023.10
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Orchestrator ユーザー ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年12月4日

ADFS 認証

マシンを ADFS 対応に設定し、ADFS Management ソフトウェアにアクセスできることを確認します。システム管理者にこの点について報告します。

新しい Orchestrator インスタンスを認識するように ADFS を設定する

注: ADFS Management ツールでは次の手順が有効です。次に示す手順は、設定例のおおまかな説明です。次に示す手順は、設定例のおおまかな説明です。詳細な手順については、詳細な手順については、公式の ADFS ドキュメントをご覧ください。
  1. ADFS Management を開き、次のように Orchestrator の新しい証明書利用者信頼を定義します。
    1. [証明書利用者信頼] をクリックします。
    2. [操作] パネルで、[証明書利用者信頼の追加] をクリックします。[証明書利用者信頼の追加ウィザード] が表示されます。
    3. [ようこそ] セクションの [要求に対応する] を選択します。
    4. [データ ソースの選択] セクションで、[証明書利用者についてのデータを手動で入力する] オプションを選択します。
    5. [表示名の指定] セクションの [表示名] フィールドに Orchestrator インスタンスの URL を挿入します。
    6. [証明書の構成] セクションは、特定の設定を変更する必要はなく、表示されている値のままで構いません。
    7. [URL の構成] セクションの [SAML 2.0 Web SSO プロトコルのサポートを有効化する] を選択し、[証明書利用者 SAML 2.0 SSO サービス URL] フィールドに、Orchestrator インスタンスの URL の後ろにサフィックス identity/Saml2/Acs を追加して入力します。たとえば https://orchestratorURL/identity/Saml2/Acs とします。
    8. [識別子の構成] セクションの [証明書利用者信頼の識別子] フィールドに、Orchestrator インスタンスの URL を入力します。
    9. [アクセス制御ポリシーの選択] セクションで、アクセス制御ポリシーとして [すべてのユーザーを許可] が選択されていることを確認します。
    10. 次の 2 つのセクション ([信頼の追加の準備完了][完了]) は、特定の設定を変更する必要はなく、表示されている値のままで構いません。
    11. 新たに追加された利用者信頼が [証明書利用者信頼] ウィンドウに表示されます。
    12. URL の既定値が [はい] であることを確認します ([アクション] > [プロパティ] > [エンドポイント])。

  2. 証明書利用信頼を選択して、[アクション] パネルから [要求発行ポリシーの編集] をクリックします。[要求発行ポリシーの編集] ウィザードが表示されます。
  3. [Add rule (ルールを追加)] をクリックして、[Send LDAP Attributes as Claims (LDAP 属性を要求として送信)] テンプレートを使用して次の設定により新しいルールを作成します。


  4. ADFS の設定が終わったら、管理者として PowerShell を開き、次のコマンドを実行します。
    • Set-ADFSRelyingPartyTrust -TargetName "DISPLAYNAME" -SamlResponseSignature MessageAndAssertion (DISPLAYNAME をポイント 1.e. で設定した値に置換する)
    • Restart-Service ADFSSRV

ADFS 認証を利用するように Orchestrator および Identity Server を設定する

  1. Orchestrator でユーザーを定義し、[ユーザー] ページで有効なメール アドレスを設定します。
  2. Microsoft 管理コンソールを使用して、Windows の証明書ストアに ID プロバイダーから提供された署名済み証明書をインポートします。
  3. ホスト管理ポータルにシステム管理者としてログインします。
  4. [セキュリティ] をクリックします。
  5. [SAML SSO][設定] をクリックします。

    [SAML SSO の構成] ページが開きます。

  6. 以下のように設定します。
    • 任意で、連携の有効化後に、SAML 連携を使用したサインインのみをユーザーに許可する場合は、[このプロバイダーを使用した自動ログインを強制] チェックボックスをオンにします。
    • [表示名] フィールドに、SAML ログイン オプションのログイン ページに表示する名前を入力します。
    • [サービス プロバイダーのエンティティ ID] パラメーターを https://orchestratorURL/identity/Saml2/Acs に設定します。
    • [ID プロバイダーのエンティティ ID] パラメーターを ADFS 認証の設定により取得した値に設定します。
    • [シングル サインオン サービス URL] パラメーターを ADFS 認証の設定により取得した値に設定します。
    • [未承諾の認証応答を許可] チェック ボックスを選択します。
    • [戻り先 URL] パラメーターを https://orchestratorURL/identity/externalidentity/saml2redirectcallback に設定します。
    • [外部ユーザーのマッピング方法] パラメーターを By user email に設定します。
    • [SAML バインドの種類] パラメーターを HTTP redirect に設定します。
    • [署名証明書] セクションの [ストア名] リストから [マイ] を選択します。
    • [ストアの場所] リストから、LocalMachine を選択します。
    • [拇印] フィールドに、Windows 証明書ストアで提供される拇印値を追加します。詳しくはこちらをご覧ください。

      注:
      すべての https://orchestratorURL を、Orchestrator インスタンスの URL に置き換えます。
      Orchestrator インスタンスの URL の最後にスラッシュを入れないでください。「https://orchestratorURL/identity/」ではなく、必ず「https://orchestratorURL/identity」のように入力します。
  7. [保存] をクリックして、外部 ID プロバイダーの設定に加えた変更を保存します。

    ページが閉じ、[セキュリティ設定] ページに戻ります。

  8. [SAML SSO] の左側にあるトグルをクリックし、連携を有効化します。
  9. IIS サーバーを再起動します。

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