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Studio ガイド
Last updated 2024年9月23日

データ ドリブンなテスト

概要

アプリケーションのテストでは、ワークフローの実行を検証したり、コーナー ケースを漏らさずに確認したりするために、サイズの大きいデータ セットの処理が必要になる場合があります。その場合、各データ セットに対して複数のテスト ケースを作成するのではなく、データ セットをインポートしてプロジェクトとともに使用できます。テスト データが JSON ファイルとしてプロジェクトにインポートされます。このファイルは、[プロジェクト] > [テスト データ] の下にあります。

条件

最大 2 GB のデータを格納するデータ バリエーション ファイルを構成できます。このファイルの名前は Package.VariationFile.MaxSizeInKBytes です。

データ ソース

  • Excel データ テーブル (XLSX、XLSM)
  • CSV
  • JSON ファイル

テスト データを追加する

  1. Studio でワークフローを開きます。
  2. [プロジェクト] パネルでテスト ケースを右クリックして、[テスト データを追加] を選択します。すべてのテスト ケースにテスト データを追加する場合は、プロジェクト内の複数のテスト ケースを選択することも可能です。



  3. XLSX または CSV ファイルを参照し、ワークシートを選択します。更新済みの JSON ファイルがある場合は、ドロップダウン リストから選択できます。
  4. データ ファイルから個々の値またはすべての値を選択します。



データは、InArgument として、関連付けられた値とともに Excel ファイルからインポートされます。そのため、下の図に示すように、ワークフローと Excel ファイルが横並びに表示されます。


ヒント:

データ バリエーションを使用してファイルを実行/デバッグする

選択したテスト データまたはすべてのテスト データを使用して、テスト ケースをデバッグまたは実行できます。

  1. [デザイン] リボンで、[データ バリエーションを使用してファイルを実行] または [データ バリエーションを使用してファイルをデバッグ] をクリックします。
  2. 使用するデータを選択し、操作を確定します。



テスト ケースに [式を演算子で検証] アクティビティを使用している場合、選択したデータ セットのそれぞれに対して 1 回ずつテスト ケースが実行されます。

データ バリエーション ファイルを管理する

以下に、データ バリエーションを含むテスト ケースに対して実行できる操作のリストを示します。

操作

説明

手順

テスト データを更新

新しいファイルを作成するか既存のデータを上書きするかを選択して、インポート済みのテスト データを更新します。この方法は、Excel ファイルに変更を加えた場合に使用できます。新しい列がある場合は、テスト ケースに引数として追加されます。

  1. Studio を開き、プロジェクトに移動します。
  2. [プロジェクト] パネルで、データ バリエーションがあるテスト ケースを右クリックし、[テスト データを更新] を選択します。
  3. Excel ファイルを参照し、ワークシートを選択します。
  4. データ ファイルから個々の値またはすべての値を選択します。
  5. [インポート] をクリックして変更を保存します。

テスト データを削除する

テスト ケースからテスト データを削除します。

  1. Studio を開き、プロジェクトに移動します。
  2. [プロジェクト] パネルで、データ バリエーションがあるテスト ケースを右クリックし、[テスト データを削除] を選択します。

テスト データの JSON ファイルを変更する

テスト データを JSON ファイル内に直接更新します。テスト データをテスト ケースに追加した後に、ファイルが作成されます。

  1. Studio を開き、プロジェクトに移動します。
  2. [プロジェクト] > [テスト データ] に移動し、コード エディターで JSON ファイルを開きます。

    JSON ファイルは ExcelName_SheetNo.json という名前で保存されています。

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