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Studio ガイド
Last updated 2024年9月23日

Silverlight 向け拡張機能

最初に、以前の Silverlight Runtime をアンインストールして、Silverlight Developer Runtime バージョン 5.1.50918.0 をインストールします。

注: Silverlight を利用した自動化は、このバージョンの Developer Runtime がインストールされている場合にのみ機能します。

ウィンドウレスの Silverlight アプリケーションを自動化するには、UiPath Silverlight 拡張機能をアクティブ化する必要があります。ブリッジ拡張機能をインストールするには、Studio の Backstage ビューから [ツール] ページにアクセスし、[Silverlight 拡張機能] ボタンをクリックするのが最も簡単です。

UiPath Silverlight 拡張機能は、管理者権限で開いたコマンド プロンプトを使用し、次のいずれかのコマンドを実行することでもインストールできます。

  • C:\Program Files\UiPath Studio\v8\UiPath\SetupExtensions.exe /silverlight
  • C:\Program Files\UiPath Studio\v8\UiPath\slinject.exe /install - このコマンドは、コンソールに詳細情報を表示します。
  • C:\Program Files\UiPath Studio\v8\UiPath\slinject.exe /uninstall- このコマンドは、拡張機能をアンインストールします。またこれにより、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] セクションの拡張機能エントリも削除されます。
いずれの場合も管理者権限が必要になります。UAC が無効化されている場合、(少なくとも古いバージョンの Studio では) SetupExtensions.exe がサイレント モードで失敗する可能性があります。

Windows の自動更新により、Silverlight Runtime がサイレント モードで更新される場合があります。Silverlight インストーラー ウィザードの最後の手順で [Enable Microsoft Update] オプションをオフにするか、次の方法で Silverlight のアップデートの設定をすることをお勧めします。

C:\Program Files (x86)\Microsoft Silverlight\5.1.50918.0\Silverlight.Configuration.exe

ウィンドウレス パラメーターは、Ui Explorer ツールを使用して次のように確認できます。

  • <object /> 要素に対応する <param name=”windowless” /> タグを検索します。
  • Internet Explorer で DOM Explorer を使用します (F12 を押すと開きます)。

Silverlight 拡張機能のトラブルシューティング

Silverlight ブラウザー アプリケーションは、他のすべての主要ブラウザーが NPAPI (Silverlight ブラウザー プラグインで使用される API) を廃止したため、Internet Explorer でのみ開くことができます。また、ブラウザーの外部で使用できるスタンドアロンの Silverlight アプリケーションもあります。

Silverlight アプリケーションは、ウィンドウレス パラメーターを指定できる <object> HTML タグを使用して Web ページに埋め込まれています。Silverlight ターゲット アプリケーションにパラメーター windowless=false (既定値) が設定されている場合、Active Accessibility および UIA は既に利用可能であるため、UiPath Silverlight 拡張機能を有効化する必要はありません。これは、ブラウザー外実行の Silverlight アプリケーションにも適用されます。

ウィンドウレス パラメーターは、次のように確認できます。

  • Internet Explorer の Silverlight アプリケーション - Internet Explorer で DOM Explorer を使用し、対応する <object /> 要素下の <param name=”windowless” /> タグを検索します。
  • ブラウザー外実行の Silverlight アプリケーション - UI Explorer を使用し、対応する <object /> 要素下の <param name=”windowless” /> タグを検索します。
    注: Silverlight を利用した自動化は、このバージョンの Developer Runtime がインストールされている場合にのみ機能します。

Silverlight 向け拡張機能で自動化に問題が発生している場合は、次の操作を実行することをお勧めします。

  1. 通常の非開発者バージョンではなく、Silverlight Developer Runtime を使用していることを確認します。次のファイルのいずれかが存在する場合、Silverlight Developer Runtime があります。

    • C:\Program Files (x86)\Microsoft Silverlight\5.1.50918.0\agcore.debug.dll
    • C:\Program Files (x86)\Microsoft Silverlight\5.1.50918.0\dbgshim.dll
  2. Silverlight ランタイムのバージョンを確認します。バージョンは 5.1.50918.0 でなければなりません。次の場所にあります。

    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Silverlight (64 ビット) - Windows レジストリ エディター内にあります。
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Silverlight(32 ビット) - Windows レジストリ エディター内にあります。
    • [設定] > [アプリと機能] ウィンドウ。
    • Silverlight インストーラー ファイルのプロパティの [Details] タブ。
  3. レジストリ キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Deskover\UiPath に移動し、インストールを追跡するために UiPath によって使用される SLInstalled 値を探します。値が 0 の場合、Silverlight 向け拡張機能は無効化されなります。
  4. slinject.exe /install コマンドにより、次の必要な設定ファイルが作成されたかどうかを確認します: C:\Program Files (x86)\Microsoft Silverlight\5.1.50918.0\System.Windows.ini 。次の設定を含める必要があります: GenerateTrackingInfo=1 および AllowOptimize=0
  5. sllauncher.exe /overwrite /emulate:"SLBroker.xap" /origin:"https://www.uipath.com/SLBroker.xap" プロセスの少なくとも 1 つのインスタンスが、Silverlight アプリケーションのオートメーション スタートアップ時に存在する必要があります。このプロセスは、Process Explorer ツールを使用して見つけることができます。
  6. 前のステップのいずれかが、拡張機能のインストール時に自動的に完了しなかった場合は、手動で完了させます。
  7. こちらのページで説明されているように、Silverlight アプリ内のコントロールを選択しようとしている間にトレースを収集します。通常の ETL トレースでは、UIPATH_SLHOOK_CONSOLE_LOGGING 環境変数を 1 または true (大文字小文字を区別しません) に設定することもできます。これにより、ブラウザー コンソール ウィンドウ (F12 で開く) にログ メッセージやその他のデバッグ情報を表示することができます。これらのメッセージは対象の Silverlight アプリケーションによって生成され、技術的およびパフォーマンス上の制限があるため、ブラウザー コンソールにのみ記録されます。
    注: UI 操作の自動化を実行する前に、環境変数を設定する必要があります。UiPath と 指定した Silverlight アプリケーションを再起動してください。
  • Silverlight 拡張機能のトラブルシューティング

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