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Studio ガイド
Last updated 2024年9月23日
ログの種類
UiPath Platform には、すべてのメイン コンポーネントのログ機能があります。UiPath 固有のログはすべて、Nlog インフラストラクチャに基づいています。
これらのログは、次のようないくつかの特性によって分類できます。
ログ メッセージは、システムによって自動的に生成されたもの (Default Logs) およびユーザーによって設計されたもの (User-Defined Logs) の 2 種類のログ カテゴリに大きく分類できます。詳細は以下のとおりです。
-
Default Logs - 既定では、プロジェクトの実行が開始および終了した際、システムエラーが発生して実行が停止した際、またはすべてのアクティビティの実行を記録するようにログ設定が構成されている場合に作成されます。このカテゴリで記録されるイベントは次のとおりです。
- Execution Start はプロセスが開始されるたびに生成されます (レベル = Information)。
- Execution End はプロセスが終了するたびに生成されます (レベル = Information)。
- Transaction Start はプロセス内のトランザクションが開始されるたびに生成されます (レベル = Information)。
- Transaction End はプロセス内のトランザクションが終了するたびに生成されます (レベル = Information)。
- Error Log は、実行がエラーを検出して停止するたびに生成されます (レベル = Error)。
- Debugging Log (レベル = Trace) は、ロボットのログ設定が Verbose に設定され、アクティビティ名や、変数値、引数などが含まれている場合に生成されます。
- ユーザー定義のログ - [メッセージをログ] アクティビティまたは [1 行を書き込み] アクティビティを使用する場合、Studio でユーザーが設計したプロセスに従って生成されます。
これらのログ フィールドは、すべてのログにあります。
- Message: ログメッセージです。
- Level: ログの重要度を定義します。
- Timestamp: アクションが実行された正確な日付と時間です。
- FileName: 実行している .xaml ファイルの名前です。
- jobId: プロセスを実行しているジョブのキーです。
- processName: ログをトリガーしたプロセスの名前です。
- processVersion: プロセスのバージョン番号です。
- windowsIdentity: 記録されたアクションを実行したユーザーの名前です。
-
robotName: ロボットの名前です (Orchestrator で定義されています)。
注: プロセスを Orchestrator に接続せず、ローカルで実行している場合は、[プロセス名] および [プロセス バージョン] が表示されない場合があります。
これらのログ フィールドは、ログの種類によって異なります。
- totalExecutionTimeInSeconds: 実行完了時
- totalExecutionTime: 実行完了時
- queueName: トランザクションの開始時および終了時
- transactionID: トランザクションの開始時および終了時
- transactionState: トランザクションの開始時および終了時
- transactionStatus: トランザクション終了時
- transactionExecutionTime: トランザクション終了時
-
activityInfo: デバッグログ。これは次のフィールドを持つ JSON メッセージです。
- 表示名
- ステート (Faulted、Closed、Executing)
- アクティビティ
- 変数
-
引数
注: メッセージに常に含まれるのは、最初の 3 つのフィールドのみです。変数と引数には通常、サブフィールドがあります。