UiPath Documentation
robot
2024.10
false
Robot 管理ガイド
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Robot をプロキシ サーバー経由でリダイレクトする

プロキシ スクリプト、Windows の設定、または uipath.config ファイルを使用して、プロキシ サーバー経由で Orchestrator と通信するように UiPath Robot を設定します。

ロボットが Orchestrator との直接通信を確立するには、これらが同じネットワーク上にあるか、オープンなネットワークを使用する必要があります。そうでない場合は、容易に通信できるようにプロキシ サーバーを設定する必要があります。

プロキシを設定するには、プロキシ スクリプトを使用するか、プロキシ サーバーのアドレスを、バイパスするアドレスのリストと共に指定します。使用できる方法は 1 つだけです。両方を構成した場合は、プロキシ スクリプトが優先されます。

次の構成オプションを使用できます。

  • Web ブラウザーを構成する
  • Windows プロキシ設定を設定する
  • コマンド ライン パラメーターを使用してプロキシの設定を構成する
  • uipath.config ファイルを編集する
    重要:

    上記の変更に伴い、v2021.4 より前のバージョンから更新する際にプロキシ設定が proxy.config ファイルから uipath.config ファイルに移行されるようになりました。

ユーザー モードの Robot のプロキシ​

ユーザー モードの Robot は、Web ブラウザーに対して構成されたプロキシ設定を継承します。

基本的な Windows 認証以外が必要なプロキシ設定の場合は、必要な資格情報をマシンの資格情報マネージャーに保存します。

重要:

ユーザー モードの Robot にプロキシ設定を適用するには、ユーザー ホスト サービスを再起動する必要があります。これには、Windows ユーザー セッションからサインアウトしてから、再度サインインします。

サービス モードの Robot のプロキシ​

サービス モードの Robot のプロキシ設定を対話型サインインとライブ ストリーミング機能とともに正しく使用するには、uipath.config ファイルと、Robot を実行するユーザー アカウントの対応する Windows の設定の両方を変更する必要があります。

ユーザーの種類に基づくプロキシ設定 (Executor)​

UiPath のコンテキストでは、Windows プロセスは次の 2 つの異なる ID で実行できます。

  • ローカル ユーザー - これらのプロセスは、現在 Windows セッションにログインしているユーザーの ID で実行されます。
  • LocalSystem ユーザー - これらのプロセスは通常、システム レベルの特権で実行されるサービスまたはバックグラウンド タスクです。

Windows でプロキシを構成する場合、プロキシ設定はプロセスを実行するユーザーに関連付けられます。HTTP 要求を実行するプロセスの ID に応じて、次の 2 つのプロキシ構成シナリオが考えられます。

  • Windows のユーザーに対して定義されたプロキシを使用する
  • プロキシ設定を uipath.config ファイルから読み込む

以下の表は、ロボット関連の Windows プロセス、プロセスを実行するユーザー ID、およびプロセスが実行する HTTP 要求をまとめたものです。

Windows プロセス

ユーザー ID

HTTP 要求

UiPath.ServiceHost.exe

LocalSystem

    Orchestrator とのサービス通信を処理します。以下が含まれます。

  • ハートビートの取得

  • ジョブの取得と、ジョブのステートの送信

  • 無人プロセスのログの処理

  • サービスの認証の管理

  • パッケージのダウンロード

UiPath.UserHost.exe

ユーザー (User)

    ユーザー モードでインストールされている場合に、Orchestrator とのサービス通信を処理します。以下が含まれます。

  • ハートビートの取得

  • プロセスのログの管理

  • Assistant の認証の処理

  • パッケージのダウンロード

UiPath.Executor.exe

  • LocalSystem (バックグラウンド ジョブの実行時)

  • ユーザー (通常のジョブの実行時)

    オートメーション固有の HTTP 要求の処理を行います。以下が含まれます。

  • アセットとキュー アイテムの管理

  • アクティビティ固有の要求 (外部サービスに対する HTTP 要求) の送信

UiPath.Assistant.exe

ユーザー (User)

    Assistant 関連のトラフィックの処理を行います。以下が含まれます。

  • プロセス リストの管理

  • トリガーの処理

  • Marketplace との対話

UiPath.RemoteDebugging.Agent.exe

ユーザー (User)

SignalR を介したリモート デバッグ トラフィックの処理を行います。

UiPath.UpdateService.Worker.exe

LocalSystem

Orchestrator からの MSI のダウンロードを処理します。

プロキシ構成の自動更新プロセス​

Robot のインストールの種類に応じて、プロキシの背後で動作する Robot に対して自動更新プロセスを設定できます。

無人インストールの場合、更新エージェントはありません。プロキシの構成は、UiPath.config ファイルを手動で変更して行います。Robot サービスと更新サービスはどちらも、ユーザーとは関係なく Windows サービスを使用して実行されます。

有人インストールの場合も、プロキシの構成は UiPath.config ファイルを手動で変更して行います。ただし、Robot サービスと更新エージェントはどちらもユーザーが開始します。更新サービスは Windows サービスを使用して実行されます。

クイック インストールの場合、プロキシの構成は既存のユーザー設定から継承されます。すべてのサービス (Robot サービス、更新エージェント、更新サービス) をユーザーが開始します。

Windows 資格情報によるプロキシ認証​

トラフィックを許可するために、プロキシ サーバーで資格情報が必要になる場合があります。ログインしている Windows ユーザーの資格情報を使用して認証するようにプロキシを構成できます。

この機能を有効化するには、ロボットを実行するマシンにシステム環境変数 UIPATH_PROXY_USE_DEFAULT_CREDENTIALS を追加し、その値を true に設定します。これにより、現在のユーザーの Windows 資格情報をプロキシ認証に使用するようロボットに指示します。

基本認証​

v2021.10 より、Robot サービスは基本認証プロトコルを使用するプロキシ サーバーをサポートしています。

ユーザー モードの Robot - 基本認証では、Assistant はプロキシ構成がマシンに実装されているかどうかを特定し、ユーザーに資格情報の入力を求めます。

サービス モードの Robot - Robot Executor は、プロキシ構成で基本認証メソッドをサポートしていません。基本認証を使用して Orchestrator に接続し、パッケージをダウンロードすることはできますが、実際のワークフローの実行には基本認証を使用できません。サービス モードの Robot で基本認証を有効化するには、以下のプロキシ パラメーターを使用して UiPath.config ファイルを更新します。

<webProxySettings>
<add key="ProxyAddress" value="http://my.proxy.net:8008" />
<add key="UserName" value="myUser" />
<add key="Password" value="myPassword" />
<add key="Domain" value="myDomain" />
</webProxySettings>
<webProxySettings>
<add key="ProxyAddress" value="http://my.proxy.net:8008" />
<add key="UserName" value="myUser" />
<add key="Password" value="myPassword" />
<add key="Domain" value="myDomain" />
</webProxySettings>

プロキシ設定でのライブ ストリーミングとリモート制御​

警告:

ライブ ストリーミング機能とリモート制御機能は、2024.10.5 より古いバージョンの Robot では、プロキシ設定で動作しません。Robot をバージョン 2024.10.5 以降にアップグレードすると、プロキシ設定でこれらの機能にアクセスできます。

Web ブラウザーを使用してプロキシを構成する​

  1. [インターネットのプロパティ] ウィンドウを開きます。

  2. [接続] タブで [LAN の設定] を選択します。[ローカル エリア ネットワーク (LAN) の設定] ウィンドウが開きます。設定に応じて、プロキシ構成スクリプトまたはプロキシ サーバーを設定できます。

    1. プロキシ スクリプトを使用するには、[自動構成スクリプトを使用する] を選択し、スクリプトのアドレスを指定します。
    2. プロキシ サーバーを手動で設定するには、[LAN にプロキシ サーバーを使用する] を選択し、プロキシ サーバーのアドレスとポートを指定します。
  3. 設定を保存するために、[OK] を選択します。

  4. Web ブラウザーで Orchestrator の URL にアクセスして、接続をテストします。

Windows の設定を使用してプロキシを構成する​

  1. [プロキシの設定] ウィンドウを開きます。
  2. プロキシ スクリプトを使用するには、[自動プロキシ セットアップ] で [セットアップ スクリプトを使う] をオンにします。スクリプトのアドレスを指定します。
  3. プロキシ サーバーを手動で設定するには、[手動プロキシ セットアップ] で [プロキシ サーバーを使う] をオンにします。プロキシ サーバーのアドレスとポートを指定します。
    重要:

    プロキシ サーバーのアドレスにプレフィックス http:// を追加すると、ロボットは HTTPS 呼び出しを実行できなくなります。プロキシを期待どおりに動作させるには、プレフィックス http:// を完全に削除するか、http:// と https:// の両方のプレフィックスを使用してプロキシ アドレスを追加します。 以下に例を示します。

    • 誤った表記 - http://proxyaddress
    • 正しい表記 - https://proxyaddress、http://proxyaddress; https://proxyaddress
  4. 設定を保存するために、[保存] を選択します。

uipath.config ファイルを編集する​

  1. インストール フォルダー %ProgramFiles%\UiPath\Studio まで移動します。
  2. uipath.config ファイルを探し、Notepad++ などのテキスト エディターを使用して開きます。
  3. <webProxySettings> タグを追加し、プロキシ環境に基づいて値を設定します。
    1. プロキシ スクリプトを使用するには、次のキーと値のペアを指定します。
      <webProxySettings>
          <add key="ScriptAddress" value="http://localhost/proxy.pac" />
      </webProxySettings>
      <webProxySettings>
          <add key="ScriptAddress" value="http://localhost/proxy.pac" />
      </webProxySettings>
      
    2. プロキシ アドレスを指定するには、次のキーと値のペアを指定します。
      <webProxySettings>
          <add key="ProxyAddress" value="http://1.1.1.1:1234/" />
          <add key="BypassLocalAddresses" value="True" />
          <add key="BypassList" value="server\.domain\.local$;www.google.com;192\.168\.\d{1,3}\.\d{1,3}" />
      </webProxySettings>
      <webProxySettings>
          <add key="ProxyAddress" value="http://1.1.1.1:1234/" />
          <add key="BypassLocalAddresses" value="True" />
          <add key="BypassList" value="server\.domain\.local$;www.google.com;192\.168\.\d{1,3}\.\d{1,3}" />
      </webProxySettings>
      
  4. uipath.config ファイルを保存します。
  5. Robot サービスまたはデバイスを再起動します。

Robot のインストール時にプロキシ設定を構成する​

Unattended ロボット (サービス モード) のインストール時にプロキシ設定を追加するには、インストール コマンドで専用のコマンド ライン パラメーターを使用します。

たとえば、次のコマンドは、Robot をサービス モードでインストールし、スクリプトを使用してプロキシを構成します。

UiPathStudio.msi ADDLOCAL=Robot,RegisterService PROXY_SCRIPT_ADDRESS=http://localhost/proxy.pac
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=Robot,RegisterService PROXY_SCRIPT_ADDRESS=http://localhost/proxy.pac

次のコマンドは、Robot をサービス モードでインストールし、プロキシの設定に基本認証を設定します。

UiPathStudio.msi ADDLOCAL=Robot,RegisterService PROXY_ADDRESS=http://my.proxy.net:8008 PROXY_USERNAME="myUser" PROXY_PASSWORD="myUser" PROXY_DOMAIN="myUser"
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=Robot,RegisterService PROXY_ADDRESS=http://my.proxy.net:8008 PROXY_USERNAME="myUser" PROXY_PASSWORD="myUser" PROXY_DOMAIN="myUser"

プロキシ サーバーの接続を確認する​

  1. Robot を Orchestrator に接続します。
  2. 既に構成済みのロボットがある環境に、いくつかパッケージをデプロイします。
  3. %userprofile%\.nuget\ フォルダーに移動し、対応するプロセスおよびアクティビティ パッケージがダウンロードされているか確認します。
  4. 対応するジョブを実行して、正しく実行されるか確認します。

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