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2022.4
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Apps User Guide for Automation Suite
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Last updated 2024年4月19日

関数について

アプリの設計時に特定のを定義したり、個々の演算を含めたりできるようにするため、すぐに使える関数のセットをデザイナー内に用意しています。

注: 関数の仕様によっては、グラフィック表示があるものとないものがあります。

関数の使用を開始するには、必要な演算子を選択し、パラメーターを入力して、出力値が返されるのを待ちます。

注:
  • 許容されるパラメーターは、同じ型の引数または引数の暗黙的キャストのいずれかです。
  • 出力値はプリミティブまたはオブジェクトのいずれかです。

関数演算子

数学演算子と関数

詳細については、こちらのページをご覧ください。

算術演算子

演算子

説明

+

加算

x = y + 2

-

減算

x = y - 2

*

乗算

x = y * 2

/

除算 (Division)

x = y / 2

%

余剰 (除算の剰余)

x = y % 2

++

インクリメント

x = ++y

--

デクリメント

x = --y

x = y--

文字列演算子

テキスト 1 = "Good "、テキスト 2 = "Morning"、およびテキスト 3 = "" と仮定して、文字列演算子の働きを示します。

演算子

テキスト 1

テキスト 2

テキスト 3

+=

テキスト 1 += テキスト 2

"Good Morning"

"Morning"

""

&

テキスト 3 = テキスト 1 + テキスト 2

"Good "

"Morning"

"Good Morning"

比較演算子

x = 5 と仮定して、比較演算子の働きを示します。

演算子

説明

比較

戻り値

===

次の値と等しい (「=」は「==」と同じ)

x == 8

x == 5

True

>

次の値より大きい

x > 8

>=

以上

x >= 8

!=

次の値と等しくない

x != 8

True

<

次の値より小さい

x < 8

True

<=

以下

x <= 8

True

論理演算子

x=6 および y=3 と仮定して、論理演算子の働きを示します。

演算子

機能

説明

!, not, NOT

Not()

次の値ではない

!(x === y) is true

&&, and, AND

And()

] と [

(x < 10 && y > 1) is true

||, or, OR

Or()

OR

(x === 5 || y === 5) is false

その他の演算子

in 演算子は、指定したプロパティが指定したオブジェクト内にある場合に true を結果として返します。それ以外の場合には、false を返します。
注:
in 演算子は、stringnumberbooleannull などのプリミティブなデータ型のみをサポートします。
in 演算子は、choice-set を使用する Data Service シナリオではサポートされません。代わりに contains 演算子を使用できますが、1 つの入力に対してのみ使用できます。

関数: Guid

この関数を使用すると、一意の識別子が生成されます。

構文

説明

Guid()

一意の識別子を返します。

関数: New

注: New 関数の動作について理解を深めるには、「使い方」セクションの「Apps を Data Service と使用する」をご覧ください。

この関数を使用すると、メモリ内エンティティが新しく作成されます。このエンティティは、[エンティティを作成] ルールが実行されるまでは Data Service に保存されません。

New 関数を使用すると、新しいエンティティ レコードを作成できます。Lookup 関数では、既存のエンティティ レコードを更新するためにのみ使用可能なデータ コンテキストが作成されます。

関数の使用について詳しくは、「New 関数を使用する」をご覧ください。

構文

説明

New(エンティティ)

メモリ内エンティティを新たに作成します。

docs image
New 関数を使用して新しいエンティティを作成すると、既定値が自動的に入力されます。

関数: Lookup

ヒント: Lookup 関数の動作について理解を深めるには、「使い方」セクションの「Apps を Data Service と使用する」をご覧ください。

この関数を使用すると、表内で式または条件を満たす最初のレコードが検索されて、返されます。

構文

説明

Lookup(エンティティ, 条件)

条件に一致する最初のエンティティ レコードを返します。

docs image

関数: Filter

注: Filter 関数の動作について理解を深めるには、「使い方」セクションの「Apps を Data Service と使用する」をご覧ください。

この関数を使用すると、フィールドに基づいて表をフィルター処理できます。

この関数によるチェックでは、大文字と小文字は区別されません。

注:
プロジェクトのニーズに応じて、Filter 関数を使用する際に特定の条件を除外できます。条件を除外するには、フィルター フィールド (条件配列の最初のパラメーター) を null に解決する式を作成できます。たとえば、次の式を使用できます。

Filter(Customer, [If(IsBlank(Dropdown.Value), null, City), "=", Dropdown.Value])

この場合、City に対するフィルターは、ドロップダウンに空白以外の値が含まれている場合にのみ適用されます。

構文

説明

Filter(エンティティ, 条件)

この関数は、true になるすべてのレコードを返します。これらの式は、フィールド/列を名前で参照できます。

docs image

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