orchestrator
2023.10
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クライアント資格情報によるロボット認証
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Orchestrator ユーザー ガイド
クライアント資格情報によるロボット認証
クライアント資格情報は、OAuth 2.0 フレームワークを認証プロトコルの基盤として使用する、ロボット認証メカニズムです。Unattended ロボットが Orchestrator に接続する際に、マシン テンプレート オブジェクトを介して生成されたクライアント ID とクライアント シークレットのペアを使用することができます。クライアント ID とクライアント シークレットのペアで生成したトークンによってロボットと Orchestrator 間の接続が認可され、Orchestrator リソースへのアクセス権がロボットに付与されます。
クライアント資格情報を使用すると、UiPath® Robot はユーザーを偽装することなく、自身の資格情報を用いて Orchestrator リソースにアクセスできます。ロボットが Orchestrator からリソースを要求する際は、認証にユーザーが関与しないため、操作を実行するための認可がロボット自体に付与されている必要があります。
重要: クライアント資格情報の機能は、UiPath Robot v2022.2 以降のバージョンで利用できます。
- ユーザーは、Orchestrator でマシン オブジェクトによって生成されたクライアント ID とクライアント シークレットを入力します。
- ロボットは、Orchestrator から認証構成を要求します。
- Orchestrator は、クライアント資格情報がロボットの認証に使用されたメカニズムであることを確認します。
- ロボットは、自身の ID を証明するものとしてクライアント ID とクライアント シークレットを提示して、Identity Server からのアクセス トークンを要求します。
- ロボットの ID が検証された場合、Identity Server はロボットにアクセス トークンを発行します。認可は完了しました。
- ロボットは Orchestrator からリソースを要求し、認証用のアクセス トークンを提示します。
- アクセス トークンが有効な場合、Orchestrator はロボットにリソースを提供します。
マシン オブジェクトを編集して、同じクライアント ID に新しいクライアント シークレットを生成できます。新しいシークレットを生成する手順は、以下のとおりです。