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ログ レベル
ログ レベルとは、生成されたメッセージの詳細度のことです。ログ レベルは次の場所で設定できます。
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[Assistant] > [設定] > [全般] ページの [ログ レベル] 設定。既定では、Information に設定されています。
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Orchestrator > [アクセス権を管理] > [ユーザー] > ユーザーまたはロボット アカウント > [ロボットの設定] ページの [ログ レベル] 設定。既定では、Information に設定されています。
注:Orchestrator で設定されたログ レベルが Assistant で設定されたログ レベルよりも優先されます。
UiPath では、以下のログ レベルを使用します。各レベルは優先度順に昇順で記載しています。
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Off - ログは一切保存されません。このレベルは通常、ログをオフにする場合に使用します。
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Verbose - よりきめ細かいレベルをレポートし、オートメーションの操作について記録可能な詳細をすべてログに記録します。記録される詳細には、変数の変更、関数呼び出し、さらには外部応答に関する情報などがあります。Trace レベルのログはすべて表示されます。既定では、Verbose レベルには次のログ エントリが含まれます。
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Execution Starated - プロセスが開始されるたびに生成されます。
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Execution Ended - プロセスが終了するたびに生成されます。
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Transaction Started - ロボットが Orchestrator からトランザクション アイテムを取得するたびに生成されます。
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Transaction Ended - ロボットがトランザクション ステータスを Success または Failed のいずれかに設定するたびに生成されます。
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Activity Information - エントリ - プロセス内で、アクティビティが開始、失敗または完了されるたびに生成されます。
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Trace - これらのログには最も詳細な情報が含まれます。ほとんどの場合は、システム内の特定のタスク実行パスをデバッグまたは追跡する場合に使用します。Trace、Information、Warning、Error、Critical のレベルのログがすべて表示されます。
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Information - 情報ログは、タスクの開始や終了など、オートメーションの実行に関する全般的な洞察を提供します。Information、Warning、Error、Critical のレベルのログがすべて表示されます。
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Warning - これらのログには、現在の操作に今すぐには影響しないものの、今後重大化する可能性がある軽微な問題や潜在的な問題が含まれます。Warning、Error、Critical のレベルのログがすべて表示されます。
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Error - このレベルで生成されるログには、実行中に発生したエラーの詳細が含まれます。このエラーが発生した場合、ワークフローの通常の操作を実行することはできませんが、システム全体が停止することはありません。Error および Critical のレベルのログがすべて表示されます。
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Critical - 重大な問題またはエラーを示すログが記録されます。非常に深刻であり早急に対応が必要な問題は通常、このレベルで記録されます。
Information、Warning、Error、Critical のログ レベルでは、入力/出力引数の値は追跡されません。このため、UiPath Studio から意図的に追加した場合を除き、機密データは Orchestrator のログから除外されます。
これに対し、Trace および Verbose のログ レベルでは、入出力引数の値が機密データを含めて追跡され、Orchestrator のログに記録されます。
excludeLoggedData
変数を使用し、特定のキーワードを指定します。以下に例を示します。
"excludedLoggedData": [
"Private:*",
"<em>password</em>"
],
"excludedLoggedData": [
"Private:*",
"<em>password</em>"
],
アクティビティの設定時に [プライベート] チェックボックスをオンにしても同じ結果が得られます。詳しくは「機密情報を保護する」をご覧ください。