studio
2021.10
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サポート対象外

Studio ガイド

最終更新日時 2024年11月18日

Studio をインストールする

UiPath.Studio.msi インストーラーでは、Studio、StudioX、Robot、Assistant をインストールできます。組織で UiPath Platform を購入した場合、または UiPath Platform の無料トライアルの一部としてインストールする場合は、Enterprise Edition のインストーラーを使用します。Community プランのユーザーの場合は、Community Edition のインストーラーを使用します。

物理マシンまたは仮想マシンにインストールできます。Studio を複数の仮想マシンにデプロイするには、ゴールデン イメージでインストールします。

インストーラーは UiPath Automation Cloud 内の [リソース センター] からダウンロードするか、担当のカスタマー サクセス マネージャーまたはサポート チームから入手できます。無料トライアルをリクエストするには、https://cloud.uipath.com/portal_/register にアクセスしてください。

既定では、64 ビット バージョンのインストーラーを利用できます (UiPathStudio.msi)。インストーラー自体は 1 つしかありませんが、ファイル名はデプロイやライセンスの種類によって異なり、ファイルごとにアクティベーションの方法が異なります。
  • Enterprise Edition の場合、インストーラーの名前は以下のようになります。

    • UiPathStudio.msi - オンプレミスの UiPath Platform の購入後に取得した場合。
    • UiPathStudioCloud.msi - UiPath Automation Cloud の購入後に取得した場合。
    • UiPathStudioOnPremTrial.msi - オンプレミスの UiPath Platform の無料トライアルの一部として取得した場合。
    • UiPathStudioCloudTrial.msi - UiPath Automation Cloud の無料トライアルの一部として取得した場合。
  • Community Edition の場合、インストーラーの名前は UiPathStudioCommunity.msi になります。
Enterprise Edition では、32 ビットのオペレーティング システムにのみインストール可能な 32 ビット バージョンも利用できます (-x86 がファイル名に付加されています)。

インストーラーを実行して旧バージョンを更新する場合

  • 64 ビット オペレーティング システム上にインストールされた既存の 32 ビットおよび 64 ビット バージョンの Studio を更新するには、64 ビット バージョンのインストーラー (UiPathStudio.msi) を使用します。
  • 32 ビット オペレーティング システム上にある既存のインストールを更新するには、32 ビット バージョンのインストーラー (UiPathStudio-x86.msi) を使用します。

    詳細については、「Studio を更新する」をご覧ください。

コマンド ラインを使用したインストール方法については、「コマンド ライン パラメーター」をご覧ください。

クイック インストールとカスタム インストールについて

現在のユーザーに対して既定の設定でインストールを実行するには、インストール ウィザードの [クイック] オプション (管理者権限は不要) を選択するか、[カスタム] オプション (管理者権限が必要) を選択して、マシン上のすべてのユーザーに対してインストールを設定・実行します。

注:

Microsoft Windows Server を使用している場合は、[クイック] オプション選択時に実行されるユーザー単位のインストールが正常に完了しない可能性があります。インストールの妨げとなるポリシーが設定されていることを示すエラーが発生する場合は、マシンの管理者が以下のいずれかを実行できます。

  • レジストリ エディターを開き、レジストリ キー HKLM\Software\Policies\Microsoft\Windows\Installer でポリシー DisableMSI = 0 を設定して、すべてのアプリケーションで Windows インストーラーを有効化します。
  • [カスタム] オプションを使用したインストールによって、マシン単位のインストールを実行します。

クイック インストールとカスタム インストールの相違点について詳しくは、次の表をご覧ください。

 

クイック

カスタム

サポートされている Robot のインストールの種類

ユーザー モード

ユーザー モードまたはサービス モード 1

インストール時の管理者権限の要否

いいえ

はい

インストール ディレクトリ

%LocalAppData%\Programs

%ProgramFiles% またはカスタム

使用可能なユーザー

インストールを実行するユーザー

マシン上のすべてのユーザー

Community ライセンスによるアクティベーション

サポート対象

サポート対象

Enterprise ライセンスによるアクティベーション

サポート対象

サポート対象

管理者権限の要否

Orchestrator に接続する場合

いいえ

サービス モードの Robot の場合にのみ必要

対話型サインインを使用した Orchestrator への接続

サポート対象

サポートあり 2

マシン キーを使用した Orchestrator への接続

サポート対象

サポート対象

ユーザー ログインなしの無人実行

サポート対象外

サービス モードの Robot でのみサポートあり

1 - Unattended ロボット のカスタム インストールでは、ユーザー モードは利用できません。
2 - サービス モードの Robot の場合は、最初にマシン キーを使用して Orchestrator に接続し、次に対話型サインインを使用して Orchestrator に接続するユーザーを変更する必要があります。

インストールを実行する

  1. インストーラーをダブルクリックして、インストール ウィザードを起動します。



  2. ライセンス契約を読み、同意します。ライセンス契約の条件に同意することにより、UiPath アクティビティ パッケージとその依存関係の利用規約に暗黙的に同意する、という点にご注意ください。
  3. 実行するインストールの種類を選択します。

    • クイック - 以下を含む既定の設定で Studio をインストールします。

      • Studio、StudioX、Assistant
      • ユーザー モードの Robot
      • StudioX Excel アドイン (マシンに Microsoft Excel がインストールされている場合)
      • Chrome 拡張機能 (マシンに Google Chrome がインストールされている場合)
      • Edge Chromium 拡張機能 (マシンに Microsoft Edge Chromium がインストールされている場合)
      • JavaScript Robot アドオン
      • Microsoft リモート デスクトップ拡張機能
      • ローカル アクティビティ

        Studio をすぐに起動して実行できるように、インストール パス (%localappdata%\Programs\UiPath) と他のすべての詳細オプションが既に設定されています。この設定に管理者権限は必要ありません。Studio はユーザーごとにインストールされ、ユーザーが持つ権限の範囲内で実行されます。

        このオプションを選択した場合は、[インストール] をクリックして、手順 7 に進みます。追加の設定は必要ありません。このオプションは、Community Edition のユーザーにお勧めです。

    • カスタム - インストールするコンポーネントを選択し、インストールの詳細を設定します。

      このオプションを選択した場合は、[インストール] をクリックし、手順 4 に進みます。このオプションは、高度なユーザーおよび Enterprise Edition のユーザーにお勧めです。

  4. カスタム インストールを選択した場合は、インストール パッケージを選択します。

    • Automation Developer - オートメーションを作成・実行するために UiPath Studio、Assistant、Robot をインストールします。既定では、次のコンポーネントとオプションが選択されます。

      • Studio、StudioX、Assistant
      • ユーザー モードの Robot
      • StudioX Excel アドイン (マシンに Microsoft Excel がインストールされている場合)
      • Chrome 拡張機能 (マシンに Google Chrome がインストールされている場合)
      • Edge Chromium 拡張機能 (マシンに Microsoft Edge Chromium がインストールされている場合)
      • JavaScript Robot アドオン
      • ローカル アクティビティ
    • Attended ロボット - 有人オートメーションを実行するために UiPath Assistant と Robot をインストールします。既定では、次のコンポーネントとオプションが選択されます。

      • Assistant
      • ユーザー モードの Robot
      • Windows ログイン時に Assistant を自動的に開始
      • Chrome 拡張機能 (マシンに Google Chrome がインストールされている場合)
      • Edge Chromium 拡張機能 (マシンに Microsoft Edge Chromium がインストールされている場合)
      • JavaScript Robot アドオン
      • ローカル アクティビティ
    • Unattended Robot - 無人オートメーションを (Orchestrator 経由で) 実行するために UiPath Robot をインストールし、トラブルシューティングのために UiPath Assistant をインストールします。既定では、次のコンポーネントとオプションが選択されます。

      • Assistant
      • サービス モードの Robot
      • Chrome 拡張機能 (マシンに Google Chrome がインストールされている場合)
      • Edge Chromium 拡張機能 (マシンに Microsoft Edge Chromium がインストールされている場合)
      • ローカル アクティビティ



  5. 選択したオプションを既定の設定でインストールするには、[インストール] を選択し、手順 7 に進みます。インストールをカスタマイズするには、選択したオプションの横の [詳細設定] を選択し、手順 6 に進みます。
  6. インストールをカスタマイズする場合は、以下の詳細設定を行った後で [インストール] をクリックします。

    • [インストール パッケージ] タブ:

      • インストール パス - UiPath をインストールするフォルダーを選択します。既定では、Studio は C:\Program Files\UiPath\Studio にインストールされます。
        注: カスタム インストール パスの選択時のセキュリティに関する考慮事項については、「デプロイのガイドライン」を参照してください。
      • ライセンス コード - 必要に応じて、スタンド アロンの無料トライアル、または Enterprise Edition のライセンス キー (ある場合) を入力します。ライセンス コードを入力せずに、オンプレミスの UiPath Platform の無料トライアルの一部としてインストールする場合は、Studio の初回起動時にライセンス コードの入力を求めるメッセージが表示されます。
      • Robot のインストールの種類 - Robot のインストールの種類を、[サービス モード] (無人オートメーションの実行に推奨されるオプション) または [ユーザー モード] (オートメーションの作成とテスト、および有人オートメーションの実行に推奨されるオプション) から選択します。手順 4 で [Unattended Robot] オプションを選択した場合は、インストールの種類がサービス モードになり、このオプションは利用できません。詳しくは、『Robot ガイド』の「ロボットの種類」をご覧ください。

        注: 対話型サインインを有効化するには、Robot をユーザー モードでインストールしてください。Robot をサービス モードでインストールすると、マシン キーを使用して Orchestrator に接続できます。
      • Orchestrator サービス URL - ユーザーが対話型サインインを使用して接続する Orchestrator インスタンスの URL を定義できます。指定した URL は uipath.config ファイルに保存されます。このオプションは、インストールの種類としてユーザー モードを選択した場合にのみ使用できます。
      • Windows ログイン時に Assistant を自動的に開始 - Windows へのログイン時に Assistant を起動します。手順 4 で [Automation Developer] または [Attended Robot] のいずれかのオプションを選択した場合は、このオプションが既定で利用可能となり、選択されます。
      • UiPath Studio をインストール - 手順 4 で [Unattended Robot] オプションを選択した場合は、Studio と一緒に Robot と Assistant もインストールされます。
    • [拡張機能] タブ:

      • Chrome または Edge Chromium がマシンにインストールされている場合は、対応する拡張機能が既定で選択されます。手順 4 で [Automation Developer] または [Attended Robot] を選択した場合は、JavaScript Robot アドオンが既定で選択されます。

        SAP Solution Manager は、マシンに SAP Connector for Microsoft がインストールされている場合にのみ選択できます。このオプションを選択する場合は、[ホスト] ボックスに SAP Solution Manager インスタンスのホスト名または IP アドレスを入力します。

        Excel アドインは、手順 4 で [Automation Developer] オプションを選択し、マシンに Excel がインストールされている場合に既定で選択されます。

      • 既定のダウンロード場所 - アクティビティ パッケージをダウンロードするカスタムの場所を入力します。既定では、%userprofile%\.nuget\packages に保存されます。
      • ローカル アクティビティをインストール - UiPath でサポートされているパッケージをローカルのインストール フォルダーの Packages サブフォルダーにインストールするかどうかを選択します。既定では、このオプションは有効化されています。
      • オンライン フィードを無効化 - アクティビティ パッケージのオフィシャル フィードおよび Marketplace オンライン フィードを無効化するかどうかを選択します。このオプションは既定では選択されていません。オフライン環境で作業している場合にお勧めします。
    • [セキュリティ] タブ:

      • 署名済みパッケージのみ実行 - 署名済みパッケージのみを実行するよう Robot に要求します。このオプションは既定で選択されていません。
      • セキュリティで保護された XAML を無効化 - Windows サービスとしてインストールされた Robot に対して XAML ファイルのセキュリティを無効化します。XAML ファイルが保護されていないと、ユーザーがプロセス ファイルとロジックを読み取って変更できます。このオプションは既定で選択されていません。
      • テレメトリを無効化 - Studio と Robot における匿名の使用状況データの収集機能を無効化します。このオプションは既定で選択されていません。
  7. [インストール] をクリックし、インストールが完了するまで待ってから、[UiPath Studio を起動] をクリックします。Studio のアクティベーション方法の詳細については、「Studio をアクティベーションする」をご覧ください。

Studio と Robot を複数のマシンに一括デプロイする

さまざまな一括デプロイ ツールを使用して、Studio、Robot、Assistant を複数の仮想マシンまたは物理マシンにデプロイできます。実行する手順は、組織で使用されているインフラストラクチャとデプロイ ツールによって異なります。デプロイを実行する前に考慮すべき一般原則がいくつかあります。たとえば、対象のコンピューターは次の条件を満たす必要があります。

一括デプロイで利用可能なオプションは次のとおりです。

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