Apps (アプリ)
2022.4
バナーの背景画像
Apps User Guide for Automation Suite
最終更新日 2024年4月19日

ルール: If-Then-Else

条件ステートメントをサポートします。

アプリ内の挙動を「条件に応じて」変化させることはよくあります。たとえば、値が 0 未満の場合にラベルの色を赤に変える、などです。条件式と組み合わせた If-Then-Else ステートメントを使用することで、アプリ内で条件に応じた挙動を設定できます。

Apps Studio の If-Then-Else ルールで指定できる項目は次のとおりです。

  1. 確認する条件 ([If] ステートメントの内容)
  2. 条件が true だった場合の挙動 ([Then] ステートメントの内容)
  3. 条件が false だった場合の挙動 (Else ステートメントの内容)



If ステートメント

「If」の内部では、次の 2 種類の条件ステートメントを使用できます。

  • 比較: 2 つの値を比較するために使用します。
  • グループ: 複数の比較 (And/Or) をグループ化するために使用します。

比較

比較関数を使用すると、true または false を評価する条件式を記述できます。



各条件には、比較対象の 2 つの値と比較演算を指定します。

比較できる値は次のとおりです。

  • コントロール プロパティへの参照
  • 静的な値 (例: 数値または文字列)

比較演算は次のいずれかである必要があります。

比較演算

記号

説明

次の値より小さい

<

左の値が右の値より小さい場合に true を返します。

3 < 6

次の値以下

左の値が右の値以下の場合に true を返します。

Cash In Value ≤ 0

次の値より大きい

 

左の値が右の値より大きい場合に true を返します。

5 > 2

次の値以上

左の値が右の値以上の場合に true を返します。

Cash Out Value ≥ 0

次の値と等しい

=

左の値が右の値と等しい場合に true を返します。

State = WA

次の値と等しくない

左の値が右の値と等しくない場合に true を返します。

Transaction Id ≠ 0

グループ

グループ化の関数を使用すると、複数の条件式を結合できます。これにより、「X と Y の両方が true の場合」や「X または Y のいずれかが true の場合」などの、より複雑な条件式を記述できます。



グループを使用すると、論理を使用して複数の比較ステートメントをグループ化できます。

Then/Else ステートメント

Then および Else ステートメントには任意のルールを設定できます。つまり、ステートメントを入れ子にできます。

シナリオ: [Submit] ボタンがクリックされると、プロセスを実行し、トランザクション ID を返します。預金額が 0 未満の場合は [Transaction ID] ラベルのテキストの色を赤にし、それ以外の場合は緑色にします。



値が 0 未満の場合は [Transaction ID] ラベルのテキストの色が赤になり、それ以外の場合は緑色になります。

  • If ステートメント
  • 比較
  • グループ
  • Then/Else ステートメント

Was this page helpful?

サポートを受ける
RPA について学ぶ - オートメーション コース
UiPath コミュニティ フォーラム
UiPath ロゴ (白)
信頼とセキュリティ
© 2005-2024 UiPath. All rights reserved.