Apps (アプリ)
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Apps User Guide for Automation Suite
最終更新日 2024年4月19日

式について

はじめに

ヒント: 式の動作について理解を深めるには、「使い方」セクションの「式を使用する」をご覧ください。

式はいくつかの演算子で構成されており、アプリ内のデータを変換、変更、計算してその出力結果を返すことができます。式は以下のような複数のシナリオで使用できます。

  • 変数、プロセス出力、およびその他のコントロール値にリソース パネルからバインドする。
  • & 記号を使用して文字列を連結する。
  • 比較演算を行う。
  • 比較演算子内に論理演算子を作成する。
  • 比較演算子に追加された If 関数を使用してコントロール値を設定する。
  • 式を利用して算術演算を行う。
  • "文字列"、true/false、123 などの静的データ、または文字列リストなどのプリミティブの静的リストを宣言する。
  • 非表示、無効、フォント/背景色のプロパティを制御する。
  • 別のコントロールから、選択したレコードまたはレコード上のフィールドを参照する。

式を設定する

以下の演算を使用して式を設定できます。

  • 関数
  • 名前付き演算子

関数

Apps では以下の関数を使用できます。

機能

説明

And 関数は、すべての引数が true の場合に true を返します。

Or 関数は、いずれかの引数が true の場合に true を返します。

Not 関数は、引数が false の場合に true を返し、引数が true の場合に false を返します。

複数の文字列を単一の文字列に結合します。

文字列にテキスト フラグメントが含まれる場合は true を返します。

文字列が特定のテキスト フラグメントで終わっている場合は true を返します。

条件が true か false かに応じて、それぞれ別の値を返します。

値が空白かどうかを確認します。

テキスト文字列の長さを返します。

文字列がテキスト フラグメントで始まる場合は true を返します。

演算子

Apps の式は、関数だけでなく、算術演算子と条件演算子もサポートしています。サポートされている演算子については、以下の表をご覧ください。

カテゴリ (Category)

演算子

加減式

+, -

アトミック式

()、リテラル、変数、関数

比較式

<<=>>=in

連結式

&

等値式

==, !=

累乗式

^

論理式

&&andAND| |orOR

乗除式

*/%

単項式

!notNOT、単項 +、単項 -

式を使用できる場所

式は以下に対して使用できます。

  • コントロール
  • ルール

コントロール

以下のコントロールとその表示値における、非表示のプロパティおよび無効化されたプロパティについて、式が有効化されます。

  • ボタン - テキスト (アイコンは未サポート)
  • チェックボックス - ラベル、チェック済み
  • 日付の選択 - ヒント テキスト
  • ドロップダウン - ヒント テキスト、既定値を選択済み
  • スイッチ - ラベル、オン
  • テキスト領域 - 既定のテキスト、ヒント テキスト
  • テキストボックス - 既定のテキスト、ヒント テキスト
  • ラベル - テキスト
  • ヘッダー - テキスト
  • 画像 - URL

注: コントロールのプロパティに式を使用する場合、式が依存するいずれかの値が変更されると、実行時に式が再度評価されます。

ルール

ルールは、条件ロジックを有効化するために使用します。以下のルールで式を使用できます。

  • If - 比較、グループ
  • URL を開く - URL
  • メッセージを表示 - タイトル、メッセージ
  • スピナーを表示/非表示 - メッセージ
  • プロセスを開始 - 入力の上書き
  • 値を設定 - 値

注: ルール内で式を使用すると、式が継続的に再評価されることはなく、ルールがトリガーされたときにのみ再評価されます。
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