Automation Cloud 管理ガイド

最終更新日時 2025年10月8日

オートメーションのテスト

オートメーションまたは RPA のテストでは、自動化されたプロセスを検証して、そのプロセスが正しく機能することを保証する必要があります。オートメーションのテストにおける課題としては、複雑なオートメーションプロセスを使用している、自動化されたプロセスの要素をすべて確実にカバーしてテストする、データバリエーションを使用する、他の ALM (アプリケーションライフサイクル管理) ツールと連携する、などがあります。こうした課題それぞれについて、 UiPath® Platform は管理を支援できます。そのために Platform では、オートメーションテストを設計できる強力な IDE、プロセスがどの程度カバーおよびテストされているかを検証する機能、ファイル、自動生成されたデータ、エンティティ、またはキューを使用してデータドリブンなテストを実行する機能、多数の ALM ツールと連携できる機能が用意されています。

オートメーションテストを作成する

信頼性と拡張性に優れたオートメーションテストを自動化するために使用できる機能は次のとおりです。

How to make your test more powerful using data-driven testing. Visit Data-driven testing to read about how you can perform data-driven testing.
How to enhance testing efficiency by creating mocks of your test cases. Visit Mock testing to read about how you can perform mock testing.
How to reduce the risk of undetected errors using automation activity coverage. Visit Activity coverage and Descriptor coverage to read about how you can ensure that your test cases are covered and lack redundancies.
How to track and asses the performance of each module of your test, using profile execution.Visit Profile Execution to read about how you can fix performance issues within your test cases.

オートメーションのテストを実行する

以下のビデオでは、前のチュートリアルで Studio 内に作成したテストケースを Orchestrator にパブリッシュする方法と、そのテストケースを実行する場合に利用できるオプションについて説明します。テストケースの設計が完了したら、以下の手順に従います。

テストケースを NuGet パッケージとして Orchestrator にパブリッシュします
NuGet パッケージに基づいてテストセットを作成する
このテストセットの一部にするテストケースを選択します。
テストセットは次のいずれかの方法で実行できます。
- Test Manager から実行をトリガーする。Test Manager 内でテスト実行を実行および管理する方法について詳しくは、「テストを実行する」をご覧ください。
- テストスケジュールを使用して実行のスケジュールを設定する。テストスケジュールは自由に設定できます。テストの実行のスケジュールを設定する方法について詳しくは、「テスト実行をスケジュール設定する」をご覧ください。
- Azure DevOps や Jenkins などの CI/CD パイプラインと連携し、そのパイプラインを使用してテストセットを実行して結果を確認する。これらのパイプラインと連携する方法については、 Azure DevOps および Jenkins に関するセクションをご覧ください。

オートメーションのテストを管理する

Studio でテストを設計し、Orchestrator または CI/CD との連携を使用してテストを実行したら、続いて Test Manager を使用してテストポートフォリオを管理できます。Test Manager では、業務プロセス (テストプロジェクトで表されます)、業務プロセスの要件、その要件に対して作成されたテストケース、テストケースのテスト結果、および不具合の間で成果物を完全に追跡できます。

さらに、以下のビデオでは、達成したアクティビティカバレッジに関する情報をテスト実行の一部として分析する方法も示します。